木村正治のデイリーコラム

木村正治(きむらまさはる)が世の中の様々な事項について思う事や感じた事を徒然に綴っています。

欧米の権力構造の地殻変動を受けて日本の政治風景も変化してきた

2017-03-24 23:40:06 | インポート
 物事は繋がっている。
 欧米での権力構造の地殻変動
  →既存権力が失脚しトランプ大統領が誕生した。
  →韓国で朴槿恵大統領が罷免された。
  →そして日本において、トランプ大統領誕生によるジャパンハン
    ドラーズの駆逐により従来ならその傀儡だった政権が隠し通
    せていた悪事や物事が露見するようになった。
  →既得権益者の失脚
  →森友学園スキャンダルが顕在化した。

 さて、ジャパンハンドラーズが駆逐された今、安倍政権はどうなる
だろうか。
 我が国にも変化が生じている。

 今の日本の政治の展開は、これまで散々に日本の政治家を恫喝し
圧力をかけ、日本を長年に渡ってあらぬ方向に誘導してきたジャパン
ハンドラーズの失脚による風景だと言える。
 長年に渡ってアメリカの既存権力の指示命令で日本の政治家を恫喝、
恐喝してきたジャパンハンドラーズはアメリカの権力構造の地殻変動に
より親元の既存権力が失脚し、トランプ大統領が誕生したことで駆逐さ
れた。トランプ大統領が就任した翌日にはジャパンハンドラーズはアメリカ
大使館から退去させられた程の迅速な失脚だったそうである。
 政治が分からない方々のために申し上げると、ジャパンハンドラーズ
とはリチャードアーミテ-ジ氏、ジョセフナイ氏、マイケルグリーン氏らの
ことである。
 自民党は特にリチャードアーミテージ氏を通じて常にアメリカの既存権力
の指示命令に忠実に動かされて日本を間接支配するために使われてきた
傀儡政権であったが、上記の方々がトランプ大統領によって追放、駆逐さ
れ失脚し影響力を失った。
 これが日本の政治風景を激変させている。
 これまで長年に渡ってジャパンハンドラーズの指示命令の下に動いてきた
りそのことで恩恵を受けてきた日本の政治家や勢力もいたのだが、こうした
人々がジャパンハンドラーズの失脚により失脚しようとしている。
 それが今の日本の政治風景の一つと言える。

 ジャパンハンドラーズが今も健在だったならば決して表には出なかったで
あろう森友学園スキャンダルや自衛隊日誌の問題等、急に風景が変わって
きた。
 多くの日本国民にとっては、まともな日本の政治が行われることが最も
願われることであり、この混乱の風景の中からようやくにしてまともな政治
勢力が確立して欲しいものである。
 ついでに申し上げれば、2015年9月に安全保障関連法案が可決された
が、当初あれだけ安全保障法案に抵抗を示していた公明党がなぜ急に賛成
に回ったのか、多くの国民には謎だったことだろう。
 その答えは2014年11月下旬にジャパンハンドラーズの一人であるジョセフ
ナイ氏が公明党の山口代表を参議院議員会館に訪れて何やら囁いたそうで
ある。表向きは訪問という形を取っていたが事実上は乗り込んできたという表現
が適切な実態である。
 この内容に公明党の山口代表は真っ青になって震え上がりジョセフナイ氏から
の指示内容に応諾し、公明党はそれまでの態度を急変させてあれだけ反対を唱
えてきた安全保障法案への賛成に切り替えた。
 多くの公明党支持者はこの舞台裏の事実を知らないままに公明党の対応
を批判していたが、もっと本質を知るべきである。
 そのジャパンハンドラーズがトランプ大統領により駆逐され失脚した今、日本
の政治風景は大きく変わっていく可能性がある。

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6年の歳月に鎮魂の合掌

2017-03-11 22:58:50 | インポート
 東日本大震災・大津波による被害と福島原発爆発から6年が
経過する。歳月の経過は早いもので幾つもの季節を重ねる中で
癒えていく傷もあればいくら季節を重ねても解決されない問題や
消えない苦しみもある。
 6年前の大惨事により犠牲になった2万8000人の方々の御霊
に鎮魂の思いである。

 最近、ラジオ番組でも被災地の地域のタクシー運転手の証言が
流れていた。
「若い乗客が乗って来て津波の被災地にまで行って欲しいと言う
ので案内されるままにタクシーを走らせて現地に到着したら乗って
いた筈の若い乗客がいないのです。そういう事例があちこちで生じ
ており同じような証言をするタクシーの運転手も何人もいます。」
というものだった。
 命というものは肉体が消滅したら終わりというものではないので
はないか、という事を考えさせられる事例である。
 科学や人間の理屈では説明できない世界や現象はある。
 突然の大津波に襲われ、普段の日常を過ごしていた次の瞬間に
息絶えた人々の中には自分が亡くなったという事実を魂が認識でき
ないまま肉体が死亡した場合、時としてその人の姿が死亡後も現れ
る事があるという事例は各所でよく耳にする。
 自分では死んだと自覚していないから魂が成仏できないままにな
っておりこの世に現れるのだろう。
 被災地ではこの現象を幽霊が出たという表現は使わないそうであ
り、具体的に
「どこそこに〇〇さんが現れたよ。」
と言っているそうである。
 大津波から6年が経過した今でも被災地に魂だけを留めて現実に
生きている人々の前に思いだけでも現わせたいという切なる魂の叫び
は痛いほどによく分かる。
 タクシー運転手に限らず、行方不明になっている方々が多数被災地
を歩いていたという姿を目撃した現地の人々の証言も時折聞くこともあ
るが、突如として人生が失われた無念さは6年が経過しても消えるもの
ではない。

 私は2011年7月に岩手県の陸前高田市に3日間ボランティアに入り
沿岸部の被害を受けた家屋の壁はがしや土砂の搬出のお手伝いをした
のだが、レンタカーで壊滅状態の沿岸部を走行している途中で不思議な
光景を見て思わず停車して車を降りた。
 破壊され尽くされ瓦礫が散乱し、海には津波で流されてきた家屋が無残
に浮いているその眼前の道沿いに全く無傷の道祖神が従来の姿のまま佇
んでいたのである。
 荒れ狂う眼前の海から押し寄せた大津波は一帯を呑み込み全てを破壊し
尽くした中でこの道祖神だけをまるで避けるように押し寄せていたという事実
の証拠がそこにあったのである。
 これを偶然という表現で終えることができるだろうか。
 一帯が全て破壊され尽くされている中で道祖神だけが無傷であるという
光景は何を物語るだろうか。
 人間には理解できない作用が働き、大津波は海の目の前に佇んでいる
道祖神だけを避けて押し寄せて引いて行ったという事実以外にないでは
ないか。
 私は畏れ多い何事かを感じ、レンタカーから下車してその道沿いに佇む
柔和な道祖神に両手を合わせて合掌した。

 実は大津波に襲われた広大な東北地方の沿岸部では破壊された一帯の
中で祠だけが無傷で無事だった、お地蔵さんだけが無傷だった、神社だけ
が無事だったという事例が幾つかある。
 人知を超えた大いなる何かがある、という事を認識しないではいられない。
 あの日から6年の歳月が経過する中で、あの日のまま何も終わらない物事
が確かに存在するという事実に鎮魂の思いを込めて合掌したい。

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農業の崩壊を防ぐことも安全保障であり国防である

2017-03-01 23:54:20 | インポート
 農業は人々の生命を維持することと健康で安全な食糧や食材
を提供するという根幹の基幹産業である。
 安全保障とは何も軍事のこととは限らず、食糧危機や食材難
にならないための農業環境の整備や発ガン性の無い食材の提供
、及びこのような根幹の基幹産業を支える若い後継者を育成して
いく事も重要な国防であり安全保障の一つであろう。
 今の現状では万が一、非常事態や有事になった際には自衛隊
への食料提供が最優先されるために一般国民が食糧難に陥る
可能性が濃厚である。

 農業人口は10年後には100万人を割る事が確実の情勢である。
 増加する耕作放棄地、現在の農業従事者の平均年齢は66.3歳
ととても偏っている事など危機への予兆は既に露見している。
 この閉塞感を打破する1つの鍵は各自治体にある農業委員会が
変わらなければならないことだ。
 ほとんどの自治体の農業委員会は大抵いつも同じ委員で固定され
ほとんどが、
「異議なし!」
「異議なし!」
のシャンシャン委員会であるのが実状である。
 農業をやりたい、農業に挑戦したいという人々は増えているにも関わ
らず農地法による参入制限があり、また農業委員会において認められ
なければ農業をやりたくても農家にはなれないという課題がある。
 しかし今の農地法の規制や農業委員会の在り方が現在の農業崩壊
前夜を生じているのであるから、この点を変えていく必要が国防上や
安全保障の視点からも不可欠であろう。
 
 更には外国資本による大量の農地や水源地の買収も正しく規制して
健全な日本国土や農地、基幹産業としての農業を保守し同時に進化さ
せていかなければならない。
 この課題については猶予は10年もないという切迫感がある。

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