やはりおかしい。
一人の日本人として日本国民として違和感を覚える。
今上天皇陛下が国民に直接お言葉を述べられることを踏み留
まらせることが出来なかった、として首相官邸が宮内庁を批判し
宮内庁長官が事実上の更迭にされるという事態はいかがなもの
だろうか。
こうした一連の事実を見るにつき、官邸は今上天皇陛下に直々
に国民に向かってお言葉を発表させたくなかったという姿が浮き
彫りになった。
何ということだろうか。
様々な状況証拠から以下のような経緯と姿が浮かんでくる。
(1)7月上旬に一斉にメディアにより天皇陛下が生前退位のご意向
だと報道された
(2)数日後に一部のメディアが生前退位は天皇陛下のご意向では
ないと報道した
(3)メディアの報道の姿に不快感や疑問を覚えられた今上天皇陛下
がどうしても自分の言葉で国民に向かってお気持ちを伝えたいと
いう強い意志を示された
(4)なりませぬ、それは絶対になりませぬ、と陛下が直接ご自分のお
言葉を発表したいという意思を止めようとした人々もいた
(5)そして今上天皇陛下が自らのお言葉で国民に向かってお気持ち
と称して様々な問題提起をされた
実際の今上天皇陛下のお言葉の中にはどこをどう見ても「退位」「退位
したい」「譲位」「譲位したい」「自分の代だけの措置を希望する」というよ
うな言葉は皆無だった。
つまり生前退位というのは天皇陛下御自身ではない、他の誰かの意思で
あり、あらぬ方向に我が国を誘導しようとした痕跡を感じる。
ここまでの経緯を見る限り、今の官邸は朝敵に等しい言動をしている。
官邸は天皇陛下の負担軽減策の検討を進めていたとのことだが、8月8日
の今上天皇陛下の直々のお言葉では、
「天皇の高齢化に伴う対処の仕方が国事行為やその象徴としての行為を限り
なく縮小していくことには無理があろうと思われます。」
と仰せられているように、身体は衰えても高齢になっても象徴天皇という役割
を縮小していく(負担軽減も同義)ことは無理だと直々に仰せられているので
ある。
そもそも何故、今上天皇陛下が8月8日という日に直々にお言葉を国民に
向けて発せられたのだろうか。
何故あのタイミングだったのだろうか。
何故、直接ご自身が直々にお気持ちと称してお言葉を国民に向かって述べ
られたのだろうか。
その理由をよく考え、知ることが国民として必要なことではなかろうか。
最も日本国民の事を思い、国民のために祈りを続けてこられたのは天皇陛下
であられたというお姿と事実がよく分かったお言葉だった。
今上天皇陛下の直々のお言葉こそが全てであり、それ以上それ以下でもない。
陛下のお言葉を捏造したり、邪推して世の中を誘導することは朝敵に等しい
行為である。
絶対に踏み越えてはならない一線であり、絶対にしてはならないことである。
昭和天皇は87歳で崩御されたが、昭和天皇については生前退位論は皆無
であった。
今上天皇陛下は現在82歳であられるが、生前退位論が独り歩きしている。
何故だろうか。
誰が生前退位論を仕掛け、独り歩きさせているのだろうか。
ここに我が国の言論空間の問題点、例えばかつて大本営発表という形で
事実とは違う姿や内容を国民に伝え誘導していったように、同じ本質の危うさ
と懸念を禁じ得ないのである。
一人の日本人として日本国民として違和感を覚える。
今上天皇陛下が国民に直接お言葉を述べられることを踏み留
まらせることが出来なかった、として首相官邸が宮内庁を批判し
宮内庁長官が事実上の更迭にされるという事態はいかがなもの
だろうか。
こうした一連の事実を見るにつき、官邸は今上天皇陛下に直々
に国民に向かってお言葉を発表させたくなかったという姿が浮き
彫りになった。
何ということだろうか。
様々な状況証拠から以下のような経緯と姿が浮かんでくる。
(1)7月上旬に一斉にメディアにより天皇陛下が生前退位のご意向
だと報道された
(2)数日後に一部のメディアが生前退位は天皇陛下のご意向では
ないと報道した
(3)メディアの報道の姿に不快感や疑問を覚えられた今上天皇陛下
がどうしても自分の言葉で国民に向かってお気持ちを伝えたいと
いう強い意志を示された
(4)なりませぬ、それは絶対になりませぬ、と陛下が直接ご自分のお
言葉を発表したいという意思を止めようとした人々もいた
(5)そして今上天皇陛下が自らのお言葉で国民に向かってお気持ち
と称して様々な問題提起をされた
実際の今上天皇陛下のお言葉の中にはどこをどう見ても「退位」「退位
したい」「譲位」「譲位したい」「自分の代だけの措置を希望する」というよ
うな言葉は皆無だった。
つまり生前退位というのは天皇陛下御自身ではない、他の誰かの意思で
あり、あらぬ方向に我が国を誘導しようとした痕跡を感じる。
ここまでの経緯を見る限り、今の官邸は朝敵に等しい言動をしている。
官邸は天皇陛下の負担軽減策の検討を進めていたとのことだが、8月8日
の今上天皇陛下の直々のお言葉では、
「天皇の高齢化に伴う対処の仕方が国事行為やその象徴としての行為を限り
なく縮小していくことには無理があろうと思われます。」
と仰せられているように、身体は衰えても高齢になっても象徴天皇という役割
を縮小していく(負担軽減も同義)ことは無理だと直々に仰せられているので
ある。
そもそも何故、今上天皇陛下が8月8日という日に直々にお言葉を国民に
向けて発せられたのだろうか。
何故あのタイミングだったのだろうか。
何故、直接ご自身が直々にお気持ちと称してお言葉を国民に向かって述べ
られたのだろうか。
その理由をよく考え、知ることが国民として必要なことではなかろうか。
最も日本国民の事を思い、国民のために祈りを続けてこられたのは天皇陛下
であられたというお姿と事実がよく分かったお言葉だった。
今上天皇陛下の直々のお言葉こそが全てであり、それ以上それ以下でもない。
陛下のお言葉を捏造したり、邪推して世の中を誘導することは朝敵に等しい
行為である。
絶対に踏み越えてはならない一線であり、絶対にしてはならないことである。
昭和天皇は87歳で崩御されたが、昭和天皇については生前退位論は皆無
であった。
今上天皇陛下は現在82歳であられるが、生前退位論が独り歩きしている。
何故だろうか。
誰が生前退位論を仕掛け、独り歩きさせているのだろうか。
ここに我が国の言論空間の問題点、例えばかつて大本営発表という形で
事実とは違う姿や内容を国民に伝え誘導していったように、同じ本質の危うさ
と懸念を禁じ得ないのである。