エロオヤジ・リスト

　サイトの閲覧をしていて調子に乗って「ＯＫ」「ＯＫ」をクリックしていると、「申し込みを受け付けました。24時間以内に79800円お支払いください」と画面に表示された経験が、男なら誰でもある。

　無視して済めばよい。

　ところが×をクリックしても再起動しても何をしても消えないことがある。お姉さんがエッチな恰好で誘惑する画面が。

　こうなると普通は頭が真っ白になる。今までのことが走馬灯のように浮かんできたりする。今日まで築いてきた人格と信頼が一瞬で崩壊する。すべてのデータを失っても、築いてきた信頼を守りたい・・・

　こんな画面を社員（特に女性、そのうち特に若い）に見られたら「このエロオヤジ」とか思われるのだ。

　こんな時、まず頭に浮かぶのがパソコンの業者だ。しかし取引のある業者には弱みを握られて「買いたくもないものを買わされる」可能性がある。特にＭ社製のモアイ像とか。

　そこで、通常は取引がない業者に依頼することになる。どの職業にも守秘義務がある。パソコン業者の守秘義務のひとつは間違いなくこれだろう。

　しかし密かにパソコン業者の間で「エロオヤジリスト」が飛び交っているに違いないと私は睨んでいる。

　ところが、そんな恥ずかしいことで業者に来てもらわなくても、リカバーする方法がある。

　教えてほしい方は、是非私にご一報ください。弁護士の方などには特におすすめです。

　「エッチなサイトを見ていて、画面が消えなくなりました」と。

　ざまーみろ。このエロオヤジめが。