クロキライディング

いつだってバイク

タイミング悪し

2017年02月12日 02時58分07秒 | メンテナンス


当店所属のバイクたち

定期的にエンジン始動を実施しながらコンディションを維持しているのですが

見当がはずれてしまったり僕の楽観でたまにやらかしてしまう燃料トラブル

閉店後 油臭くなりながらポンプの復旧作業



これを機に当初は問題の無かったFUELタンク内のラバーパーツを全て一新

どれも耐油性を持つラバーパーツですけど、劣化により変質した燃料に長期間耐えることはできないみたいです。



FUELタンク内壁に劣化したガソリンの名残りがあるとタンクキャップを開けて臭いを嗅いだところで

ガソリンの劣化の進み具合を判断することはできないので、ここは洗剤でサッパリと洗浄。





タンクキャップを丸ごと外すと開口部の大きいK75

ココから内容物を出し入れできるだけあって、かなり手が行き届きますからストレス無く仕上げることができます。



しかし あろう事かこの作業の途中で滅多にない商談が発生していまして

只今 燃料系トラブルでエンジンを始動できない旨をお伝えしたっきり先方からの電話は途絶えました。



そりゃそうです 一般的にはあまり注目されていないけっこう旧い外車…

ちょっと興味があったけど、そんなことなら「見送り」ですよね (~_~;)


とは言え好みの縦置きのKシリーズが「元どおり」よりも若返ったことには違いないので

手間と費用を差し引きしても少しはプラスな気持ちは残ります。







FUELタンク内のガソリンが劣化するほど時間が経過しているのに

このメーターに内臓される時計は狂わない

店内の同型メーター四つ どれもそうです (^.^)

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寒いほうがいいバイク

2017年02月11日 03時14分23秒 | バイク


真冬の平日いなか道

車検とその他諸々のK1300GTの試運転



グリップヒーターは勿論、このK1300GTにはシートヒーターまでも装備されているので、それらをフルに稼動させれば

寒さが気にならない分ライディングを楽しむ余裕が生まれます。

だから試運転の機会を与えられるとそれはもう喜び勇みます。



もはやカタログからはドロップしてしまっていてKシリーズと言えばK1600のみとなっているので

このハンドリングと高いシートポジションから得られるフィーリングは僕の中では意義が有りまして注目しているところデス


ツアラーとしての実力は勿論、パワーとハンドリング以外にも取り回しだとかUターンのしやすさなどに至るまで

良いところでバランスが取れていたんですから

軽トラにも積めたし…

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春の日帰りツーリング

2017年02月10日 03時53分37秒 | ツーリング
今週末 激しく冷え込む予報で

折角の連休なのにバイクに楽しく乗るには絶望的のようですね

そんな折 春の日帰りツーリングの日取りをしました。

3月20日(月曜日 春分の日)

昨年末 雨で中止になってしまった「糸島と三瀬」を再び目指すことに…

詳細は後日お知らせしますが 集合場所は九州道下りの古賀SAとなります。




あの時以来「牧のうどん」が気になってしかたなく

福岡の人からすると、そこかっ! と笑われそうですが

僕の周りの人たち意外とご存知ありませんでしたのでそちらも楽しみなんですよね (笑)

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耐久性

2017年02月09日 02時32分52秒 | バイク


前オーナーさんから引き継いで1年と3ヶ月

知らないうちによく走っているなと思ったら、その間25000Kmも走っていたようでオドメーターは62000Km越



営業時間外の内容おまかせで少しずつ進めていまして



前後スプロケットやホイールハブダンパーなど一通りの消耗パーツは交換するのですが

そこは外車 遠くでトラブルが発生しても困る(お互いに)ので現状不具合は無くても

もう少し奥まで進んで確認と予防に努めることとなってしまいました。



スロットルケーブルひとつ切れてしまうだけでもツーリングは中断または中止

出先でバイクショップに駆け込んでも復旧できる可能性は極めて低いバイクですからココで発見できたのはラッキー 



スロットルボディーを外すとステンレスバンドの折損

折角だから周辺のラバーパーツもあれこれ交換





FUELポンプは国内外メーカー問わずリコール改修になることが多いのですがこのアドベンチャーはこれまでノントラブル

パーツリストによるとフィルターキットの設定が有ったので迷わず交換





2つのフィルターと全てのOリングが交換できるなんて珍しい



外から見た目ではわかりませんがかなりの部品を交換しています

思いつくところ全てを交換したわけではありませんけど、ここまでやっておけばツーリング先でトラブルが発生しても諦めが付くでしょう (~_~;)

ケーブル1本どころかモノによっては小さな電子パーツ1つが壊れてもツーリングを楽しく完結することはできないのだから

心配し始めると怖くて行けないですよ… ツーリングなんて 



それにしても「990LC8」  耐久性の面でも優秀だと思います。

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エアバック

2017年02月07日 04時21分03秒 | グッズ


ツーリングの他 たまーにサーキット走行を楽しんでいらっしゃるS1000RR氏

新車に装着のBT016の次にS20EVOを使い終え、ここらでディアブロスーパーコルサを決心

サーキットではとても装着率の高いタイヤ。



いちばん楽しいところはサーキット1日で終ってしまうでしょうから、うまく照準を合わせないといけませんね。



オドメータは5800Km これから3セット目のタイヤ 楽しんでください。



ふと見ると エアーバックウエア「ヒットエアー」のケーブル

ガスボンベのキーボックスが背中に配置されているバイクレース専用モデル(本体は着用していなかったけど…)

よくあるサーキットでの転倒シーンを思うとこのシステムは狙ったとうりに役立ってくれる率が高いでしょうね。



20年以上前、エアバックジャケットを持って訪れた無限電光の営業さん

その後のヒットエアの大躍進…  今頃どうしていらっしゃるのかな (*^_^*)

あの時 「体験」させてもらったのでエアバックが展開した時のプロテクションは承知しているつもりです

レーシングスーツの上にエアバック 僕もそうするだろうと思います。










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隙間無し

2017年02月04日 16時06分59秒 | 日記


R100RTもかなり大詰め

フェアリングとタンクの隙間を利用した小物入れ

パニアケースの装着が前提だからなのか車両本体には意外と収納スペースが少ないBMWにしてはかなりの容量ではないかと思います。



隙間を埋めるラバーシールを一新しピッタリと取り付け完了。



本来ならフロントフォークが通り抜けるところにもラバーブーツがあってココからの走行風の進入をもシャットアウトするようです

ここまでウインドプロテクションに拘った構造も珍しいので活かしたいところでしたが

ステアリングの動きに対する影響はゼロではないので、敢えて取り付けはしませんでした(当店在庫のK100RSも同様に)





ここまでのウインドプロテクションともなると、真夏では走行風が欲しくなるくらいのもの

開閉式の外気導入口はじつにユニークで合理的且つ不可欠


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KIPS

2017年02月03日 02時28分18秒 | メンテナンス


年々 希少になっていく2ストロークマシーン

生き残っている車両のコンディションも様々のようです。



排気ポートのタイミングを可変とするシステムを備えるバイクはそこが不調だと途端に走りが鈍くてオモシロくなくなるんですよね (~_~;)



オイルとカーボンによる固着ならばともかく

もともとの誤組みではその不調もはなはだしいのは当然ですね。


お気の毒にオーナーさんはコチラのKDXを入手以来、本来の走りを求めかなり苦労されたようですが無理もありません

おまけに去年の秋からお待ちいただいていたのですから…

お預かりしてしまえば以降は速攻、いや没頭作業「一部の例外は除きます」となるのが通例

パーツが入荷したら効率よく仕上げますのでもうしばらくです。



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スラッジトラップ

2017年02月02日 03時09分38秒 | メンテナンス


250DESMOのクランクシャフト

幸いにも振れや隙間には問題ありませんがこのまま組むわけにはいきません。



クランクシャフト内をエンジンオイルが廻る際、その遠心力によってオイルに含まれるスラッジを分離させ

一箇所に閉じ込めてしまおうと言うもの…なのでしょう。

これはベベルのツインのクランクにも見られます。



弛まないようにカシメてあるスクリューキャップを外すと、遠心力でギッシリ密度の高まったスラッジが出てくる出てくる。



さすがに清掃のためだけにクランクシャフトを分解するわけにはいかないので

洗浄槽の中でコンロッドのビッグエンドに気を使いながら根気よく洗い流すことで大丈夫でしょう。



超ロングセラーだった旧型のスーパーカブの遠心クラッチ部にも同じ仕組みが有りますけど掃除のためクランクケース分割の必要は無し


ん~ なにもココに仕掛けなくてもいーのに「罠」 (~_~;)
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