250DESMOのクランクシャフト
幸いにも振れや隙間には問題ありませんがこのまま組むわけにはいきません。
クランクシャフト内をエンジンオイルが廻る際、その遠心力によってオイルに含まれるスラッジを分離させ
一箇所に閉じ込めてしまおうと言うもの…なのでしょう。
これはベベルのツインのクランクにも見られます。
弛まないようにカシメてあるスクリューキャップを外すと、遠心力でギッシリ密度の高まったスラッジが出てくる出てくる。
さすがに清掃のためだけにクランクシャフトを分解するわけにはいかないので
洗浄槽の中でコンロッドのビッグエンドに気を使いながら根気よく洗い流すことで大丈夫でしょう。
超ロングセラーだった旧型のスーパーカブの遠心クラッチ部にも同じ仕組みが有りますけど掃除のためクランクケース分割の必要は無し
ん~ なにもココに仕掛けなくてもいーのに「罠」 (~_~;)