CBR250RR ジムカーナ車のキャブレターのメンテナンスです
そもそも アイドリングが1600rpm でタコメーター上でのレッドゾーン入り口が18000rpm(だったかな?)で それはもうスゴイ運動能力でライダーの操作に応えるわけです
初代 CBR250Fがデビューしたのが1986年 途中CBR250ハリケーンでは 20000rpmでしたね
私の場合 過去このエンジンが 壊れたのを見たことがありません
これほどの広いレンジの回転数を持っているわけですから キャブレターのコンディションは重要
ジムカーナ車ともなると さらに気を遣いたいところです。(ファイナルレシオで極端にローギヤード化し アイドリングは6000rpm なんてこともありますからね)
このくらいの年式になると 上下の分割だけではなく 左右の分割もやっておかないと
FUELライン途中のガソリン漏れが発生してしまいます。
各気等ごとのバキュームバランスも当然 合わせなければいけません
ここまで回転域の広いエンジンともなると 下から上までフラットにトルクが出ている感じではないので 本来の特性ならともかく 給排気や点火系が 足を引っぱることの無いよう
そのあたりは しっかりとメンテナンスしておきたいところですね
どんなに ブン回しても平気 停まればピタリとアイドリング 走りのポテンシャルの高さと安定感は まさに「神話」だと思います
4気筒エンジンは見栄えもよく シート高も低く抑えられていたので
初心者ライダーの支持率も高かったのですが 超高回転域まで昇りつめるには
少々 理解とテクニックが必要でした。
今や CBR250R といえば単気筒エンジンなんですが この4気筒が絶版になってしまい
このフィーリングを これから経験できないライダーさんにとっては やはり残念なことです。