以前から 操舵の軽さとガタの無さが両立できなくなっていたゼファー1100
症状は悪化するばかりでしたが いよいよ作業実行です。
状況からして 初の分解のようで 明らかに潤滑不良
オーナーさんの気持ちに成り代わって 「これでもかっ」って言うくらいにグリスをぬり込んでおきます。
このようにリングナットが2重に設けてあるタイプは この上に乗っかるトップブリッヂを押さえつけるステムナットの締め付けトルクの影響を
ステムベアリングに対して及ぼさないように組み立てるに好都合です。
ガタが出ないことを優先するサービスデータには頼らずに組み立てています。
もちろん試運転させていただきます
外観には何の変化もありませんが この違いは大きい(もともとのコンディションにもよりますが…)
ここは気軽にメンテナンスできるところではありませんし
動きの悪さに慣れてしまって 解決するまで異常に気が付かないことにもなりがちなところ
超スローで直進してみて あまりにフラつくようなら(本当は全てのコーナーリングの 特にアプローチで)
乗り手のせいにしないで ちょっと点検してみたほうがいいかもしれませんね。
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