SRX600 最近は珍しい車両になってしまいました。
地味ではありますが 自分好みにカスタマイズを楽しんでいらっしゃいます。
そのひとつ FCRキャブレター
SRX600といえば一般的に ビックボディーの39mm を装着するのが定番
販売元によるプレセッティングが施されて出荷されるのも このサイズ
STDでは それほどパワーのあるエンジンではないので どうしても 口径の大きいもので
パワーアップを図りたくなるのも当然
しかし オーダーをいただいたのはスモールボディーの33mm(プレセッティング無し)
ピークパワーよりもスロットルレスポンス重視で と なかなか粋なご注文
FCRの 装着はともかく セッティング作業は非常に手間のかかるものです
エアクリーナーボックスも撤去しますから気候の影響も受けるので ひとつのセッティングでは
真夏も真冬も 不具合無く走ることが難しい場合も有ります。
なので 装着&セッティングは 中間の春か秋に ということで
実は装着は昨年の春 そこから夏を過ごし 秋 そしてこの冬 と 季節が一巡したわけです
結果は良好で サーキット走行でもない限り 一年中このセッティングでいけそうです
ただし 標高の高いところでは多少 グズるみたいですけど...
あえて 小さめのFCRを選んだわけですから 中低速のレスポンスと扱いやすさが犠牲になってはいけません 当然 セッティングには時間をかけます。
結果 タイトな8の字ターンを楽しく出来ますし あまり吹かさずとも 静かに素早く 渋~い発進がきまります。
それでいて 絶版のヨシムラ サンパーとの組み合わせで 高回転域も STDとは別物
STDのSRXはそのキャラクターイメージのわりに 乗ってみると 思いのほか おとなしいので キビキビ走るようにしよう と思うと あれこれと..
ピークパワーを求めるのではなく エンジンフィーリングと足回りにそこそこ手を入れた
このくらいが 心地よく走れて いいですね。
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