エンジンを搭載した250DESMO
早くエンジンを始動したいところですが、ヘッドのロッカーカバーやベベルハウジングカバーなど
液体ガスケットがはみ出していてはカッコ悪いしこの先できるだけオイルが漏れないでいてくれるように
ガスケット面をしっかりと研磨したうえでガスケットも新品。
長さも材質もばらばらのモノが使われていたM6ボルトは、旧車にありがちなネジ山のコンディションに合わせて
ネジ山の奥深くまで活かせるようボルトの長さを調整して手の感覚だけで締め付けます。
プリセット式のトルクレンチを使ってしまったら、間違いなく半数以上のメスネジをなめてしまうに違いないので
ここは感覚優先です。
エンジンオイルを注入し、オイルを廻すためにスパークプラグを外して延々と空キック。
数時間後(翌朝)とりあえずオイル漏れが無いかを確認するときは緊張します(いまだに)
フラマグCDIのモデルでしたが点火時期の調整は必要で、誰かがマーキングしています。
それはそれとして、これまでの経緯を考えるとココは当然自分で一から確かめておくべき。
そもそも、事の始まりはキャブレターのオーバーホールメンテナンス
そこで初めて作業をお受けしたのがいつだったのか…
これまでに積み上がった資料やパーツの納品書、自分で書き留めた数値やイラスト(自分にしか解読できない)等の大量の書類を後戻ってみると
2016年の夏…3年半経過しています。
当然、キャブレターもあらためてオーバーホール。
エンジン左サイドのキックアームを右足で踏み降ろし
2発目でエンジン始動。
提灯(ヘッドライト)も点灯し作業も終盤と言っていいのかも
しかしまだまだ見直さないといけないところ沢山ではありますが、
どうやらこれはもうすぐ走れるようになりますね (^_^;)
色々と気を使って組み上げて頂いて、感謝です。
もうしばらくお待ちください (^_^;)