普段は食べなくてもツーリングで泊まりの時は別です
一番早い時間にお願いしてもちろん完食。
朝のうちはまだ少し曇っていて日差しが無いぶん随分と過ごしやすいお天気
倉吉の市街地を避け、蒜山&大山方面へ進みます。
土曜日の朝、山陰の山手の国道なんて交通量も無く初っ端から良いペースで走れます。
これまで何度かこのエリアは走っていますが、できるだけ走ったことの無いルートで行くことにします。
スタートして30~40分くらいで「道の駅 蒜山高原」
宿泊もできるこの道の駅 数年前に日帰りツーリングで訪れたことがあります。
そうそうあの時は日帰りで1000Kmだったんですよね。
この周辺の高原ルートは東西にも南北にもとても爽やかで気持ちイイ優雅なワインディングばかり
昨年と一昨年に信州を走ったときのことを思い出します。
初ルート優先のため大山にはあまり近付かずツーリングマップルで大体のイメージを立て
酷な道でなさそうなら行ってみると言う、やや博打的なルート選択であっても
そうそうハズレることはありません。
何度も通行止めはありますが、そうして残念ながら迂回した道がまた予想外に良かったり
2日目もツキがありました (^.^)
大山の南側を通過した後は「奥出雲」を目指し
ツーリングマップルにもコメントの無いルートを選んだのですが
地図上では目立たず美しく曲がるワインディングの連続
やっぱり中国地方、なんでもない田舎道がグリーンロードだったりフラワーロードはたまたスカイラインだったりするので
いろんなルートにチャレンジするのお奨めします。
JR西日本の木次線 亀嵩駅
駅舎の中の蕎麦屋さんと言うか蕎麦屋さんが駅と言うのか…
木次線利用の際予約するとホームで蕎麦を受け取り列車内でいただくこともできるそうです。
迷わず出雲蕎麦の割子そば定食
窓ガラスの向こうは駅のホーム
「砂の器」のロケ地にもなったそうですね。
知りませんでしたけどこの地域は有名な米どころだそうで
その「仁多米」を使った酒蔵がそのまま道の駅
「東の魚沼コシヒカリ、西の仁多米」と言われるほどの高評価の良質米と言われているらしい。
地元のお酒や関連商品がいっぱい
すごく残念ですが試飲はできないので「甘酒ソフト」もちろんノンアルコール
その後のルートも素晴しく
たとえ通行止めに出くわしてもさして気にせず他の手を考えればよい
看板いくつも出ていますが「熊が出没しますご注意」と言ったものもあって
中国山地に沿って走っているこの楽しさ (^.^)
初めて出会った絶好ワインディングをスポーツライディングで、往復などせずに一度きりで走り抜けるのが我々のやり方
あ~もう広島県まで帰ってきてしまった。
ホッとするよりすこし残念…
そう言えば今年の春一泊ツーリングで恥ずかしながら素通りしてしまった三江線の「宇津井駅」
廃線になってしばらく経ちますからこれまでの無人駅とは少し違った感じで、情緒と言うより寂しさが強い。
その後もこれまでに走った記憶の無いルートで進んでいくのですが、そろそろ帰還の時間を考えないといけない時間帯
暗くなる前に帰りつけるようにするためリミットになったのが中国自動車道の「千代田IC」
中国道はやっぱりガラ空き
1986年式K75Sの高速クルージングは当然今時の高速ツアラーの快適さとパフォーマンスには全然及びませんが
3気筒ならではの迫力の排気音(音量ではなく音質)で息の長い吹け上がり感と高速域での安定感と
振動が苦にならないところなどなど…
それでいて小技を効かせれば器用に走らせることもできるわけで
個人的にはかなり気に入っております。
鹿野SAで最後の栄養補給と休憩
お客さん皆無でゆったりくつろげます。
希望どおり暗くなる前に無事帰還
走行距離は2日間で1000Kmを少しだけ越えたくらい(途中、スマホの電源が切れてしまっていてGPSログが取れず点線になっています)
暑さでバテるの心配しましたが
ルート上のところどころにあった気温の電光表示では28℃~29℃を表示していることが多く
標高が高いところばかりを走ったわけではありませんが
終わってみればそれほどでもなかったように思います。
梅雨明け十日 晴れ続きのこの時期はツーリングの予定がたてやすいので
暑ささえ対策できれば(走る場所を選べば)夏の良い思い出になります
今年は梅雨明けが早すぎたし台風の動きがあと一日ズレていたら少し大変だったかもしれませんが
運よく望みどおりの良いツーリングになりました。