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クロキライディング

いつだってバイク

ステルスHID

2015年06月04日 00時52分36秒 | パーツ


コチラもお初のS1000RR



ラジエターとオイルクーラーのプロテクションスクリーン

チタンのそれは、箱を開けてみるまで 本当に入っているのか疑ってしまうような軽さデス (^_^;)





今回は久しぶりのHID

近頃はバラストとイグナイターが一体になっていて 省スペースに寄与する商品があるようで

光源のバルブ以外の箱物(左手小指でつまんでいるのがそれ)がひとつにまとまっている上に それ自体も決して大きい物ではないので

このS1000RRのように無駄なスペースを極端に追い込んでいるスーパースポーツに、スマートに装着するには非常に助かります。





夜間走行なんて 考えていらっしゃらないオーナーさんですが

この閃光は 昼間の安全性のためでもあります。

脇道から出てこようとする他車の判断なんて わかったもんじゃぁありませんから

下向きのライトを強烈に光らせておくのは ある意味得策

正面から見ると小さいのに、加速は強烈!

いろんな意味で我が身を守る術を持たないといけない… そんな乗りモノだと思います  ホント…

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精度

2015年04月15日 02時31分28秒 | パーツ

お車でのご来店でしたので 現車の状態を知ることなく、作業のご依頼をいただいてから2週間お待たせした後

ようやくお預かりとなったビッグスクーター



蓋を開けてみると いろいろ付けていらっしゃるので なかなか作業が進みません


それでもこの スカイウエーブ250に向かう2日間で、最も時間を要したのが外装パーツの脱着

どうやら外装一式が社外品 東南アジア製のコピーパーツみたいで

本来の作業に加えて 外装復元の際 オーナーさんお持込の新品外装数点を使うことになったものだから

ここで 新旧社外パーツが組み合わさることになるわけで…

はめ込み部分のツメの位置関係 取り付けスクリューやボディーカバークリップの穴などなど

正しく組み立てるのは 簡単ではありません。







作業完了後 こうして眺めてみると

フロントホイールとフロントブレーキキャリパーとマスターシリンダー メインスタンドの右足 それ以外に見えているものは

全て社外品 (ヘッドライトの光まで…)



小物入れ開閉のプッシュボタンまでもコピーしてしまう 

その「マンパワー」にはおそれいります。



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パニアケース

2015年02月28日 01時42分48秒 | パーツ

パニアケースの取り付け

オーナーさんがチョイスしたのは ヘプコ&ベッカー

入荷すると途端に足の踏み場がなくなるので すぐに取り付け作業



ステーの装着はちょっと手間ですけど よく出来てますね



ケースどころか このホルダーまで(六角レンチ1本で)手軽に外すことができる「ロックイットシステム」

初めて実物に触れました 




ホルダーだけでも結構な重量なので 一体のまま 全て取り外してアグレッシブなショートツーリングの気分を高めるのもよし



上蓋が開くタイプは実用性高そう 



ホルダーだけでもカッコイイので外すことも無いかもしれませんね

それに どこでも掴める安心感が取り回しを楽にしてくれますからね (^-^)



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CDI

2015年02月27日 01時49分12秒 | パーツ


皆さんからは もうすっかり見離された感のある KTM640DUKE

春になったら乗ってあげようと 閉店後に作業(これも久々ですけど)

点火方式は 「CDI」

普通ちょっと大きいバイクはトランジスター点火方式が圧倒的多数なのですが

構造のシンプルさが要求される小排気量車や 燃焼室に潤滑油を取り込むため2次側放電電圧を高くしたい2サイクル車にはコチラが採用されることが多いのです


それでも その点火特性ゆえ、あえてトランジスター点火ではなくCDIを採用する大型バイク(VTR1000FとかSP-1等)や外車スポーツカーなんかもあるらしく

スペースやコストの問題によるところではないCDIというのはなんだか期待してしまいます。






単気筒で620ccもあるビックボアにとって点火特性の変化は効き目があり そのエンジンフィーリングの変化を体感できるものですから

イグニッションコイル プラグコード スパークプラグ 3点セットで交換します。

今やダイレクトイグニッションが主流になり プラグコードそのものが無くなってしまっているので

私も久しぶりに手にしました この「ホットワイヤー」

蓄電機能を持たせるため 途中からアースコード(プラグコードとは触れ合わない)が生えている特徴的なもの

以前はよく取り付けさせていただきましたね(昨年 うちのGSにも付けました)



コード本体も普通の電線数本の束ではなく ファイバーグラスの芯線に極細の電線をらせん状に巻きつけたもので

これはこれで ちゃんと理由があるのですね。





いや それにしてもスペース無さすぎ 

この上に載る FUELタンクが容量確保のため余分な空間を残してはくれていないので

ああでもないこうでもないと 散々悩みましたが 

結局 以前付けたときとまったく同じ位置に付けたみたい



年式は後退しますが期待は脹らむ 早く乗りたい"^_^"



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ヒートデーモン

2014年11月14日 21時41分45秒 | パーツ
装着後 グリップが太くならないグリップヒーターとしては ホンダのスポーツグリップヒーターを装着させていただくことが多いのですが

今回は こちら「ヒートデーモン」がご指名です



初めて取り扱います  海外製ですね。

ヒーターシートをグリップラバーの下層に貼り付けるようになっています。



電源にリレーを介入させるべきか 判断したかったので 販売元に消費電力を問い合わせてみましたが 「わからない」とのこと…

それならと 借り付け状態で測定し算出

他に消費電力の大きな便利グッズの装着の予定はないとのことですから 今回はリレー回路は不要です。



配線図をもとに適切だと思われるところから配線を分岐



接触不良でのトラブル防止と 他の整備で分解の妨げにならぬよう 同梱されていたお手軽なコネクターは使用せず

ハンダ付けとギボシ端子で結線



あとは ヒーターシートの上層に新しいグリップラバーを取り付けて完成します

スポーツグリップヒーターより 少し消費電力が多いようですが実力やいかに…



バイク屋さんの仕事も随分と様変わりしてきているな と

このような作業が年々 増加してきて そう思いました。

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キケンな組み合わせ

2014年11月14日 01時03分35秒 | パーツ
同じメーカーの 見た目ほとんど同じなブレーキレバー



取り付けピボットも共通なので 取り付けしようと思えば付きますし とりあえずブレーキも効くので大丈夫かと…

いや そうではありません。

ピボットとストッパーとノッカーの3点の位置関係が少し違っていて

付けてはいけないレバーのほうは 装着するだけでマスターシリンダーのピストンを少しだけ押し込んだところがセット位置となってしまいます。



程度にもよりますが これによりピストンの移動で開閉するリターンポートが塞がった状態で激しくブレーキングを繰り返し その先の条件が整うと

かけてもいないブレーキが勝手に猛烈に効いてしまい 恐ろしいことになります。


これは フロントよりもリヤに良く見られる現象で 一部の海外モデルのブレーキペダルのアジャスト機構や

一部のアフターマーケットのステップキット等の組み付け側の不良で 

ペダルを踏んでいなくても マスターシリンダーのピストンを押し込んだ状態にできてしまう構造のものがあったからです。

走行中 だんだんと加速が鈍ってきて あれよあれよと失速

スロットルを開けているのにバイクは急停車 そこからバイクは押しても引いても動かない

で、リヤブレーキのディスクはチンチンに加熱…  と こんな具合です。




最近はレバー一つ取っても 社外品や中古品をカンタンに入手できるのですが

こんなこともありますから他車流用や中古品の使用には注意が必要ですね。



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スプリング

2014年11月07日 03時21分28秒 | パーツ

新車からワンオーナーのGPZ900R

フロントフォークのオーバーホールを機に オーリンズのスプリングを使ってみようか…  ということになり

推奨の同社オイルと共に組み込みさせていただきます。

Cimg2435

スプリングそのものが 高性能なスプリングになるということではなくて

ここではその性格が変化することが大きな違いだと思います。

双方を比較すると 見ただけでもスプリングレートがかなり変化するのは明らかですから

いろいろ想像は脹らみます。

Cimg2441

新車からお乗りのオーナーさんも ご自分のバイクのことはわかっていらっしゃるようで いつも周辺のコンディションについても区切りよく同時メンテナンスのオーダーをいただいています。

ステムの外観復活 動きも完璧

当然のごとく 試運転させていただきました

Cimg2443

やっぱり サスペンションにとって スプリング(レート)が変わるというのは ハンドリングにおおきな変化をもたらしますね

高性能化するというより キャラクターが変わったといってもいいくらいでしょうか

17年間 乗っていらっしゃるオーナーさんも また新しい感覚で走ることになります。

これからも末永く お付き合いください。
 

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SSB

2014年11月01日 23時32分09秒 | パーツ

SSB (サクタスポーツバンパー)

ジムカーナ界ではあまりにも有名な エンジンガードと言うより「バンパー」

Cimg2211

比較的 高い所に位置していて エンジンのクランクケースカバーだけでなく

車体全体をプロテクトしてくれています。

Cimg2210_2

製作者は もちろんジムカーナのトップライダーですから

実戦で鍛えられた感性で 構成が決められているようです。

Cimg2211_2

うまく補強が入れられていて 見た目よりもずっと強度は高そうですね。


これなら 転んでも すぐに引き起こして また走り出せそう

意外な車両の製作も依頼できるのも魅力的

本気でプロテクションを備えたい人には オススメです。


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チューブレス化

2014年10月22日 02時48分26秒 | パーツ

納車整備中の ハスクバーナ

タイヤ交換でタイヤを脱着の際 以前チューブレス化していたことを思い出しました。

Cimg2098

特殊なシートを貼り付けて 「目張り」するのですが しっかりと定着していて エア漏れもナシ

施工していたのを忘れていたくらいだから それもそのはずです。

Cimg2094

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ここまで軽量な車体に 強力なブレーキは

回転ごとの効きムラにとてもデリケートなので 今回は潔く交換しました

Cimg2097

DUNLOP α13を装着し完成

Cimg2178

雨が降りだす前に試運転できまして ひさしぶりのパワー感にワクワクしました

天気が良くなったら もう一度くらい 乗っておきますかね。


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アンコ盛り

2014年08月25日 02時57分35秒 | パーツ

足つき性 変更のため GSX1100Fのシートを加工に出しました

Cimg2840
乗り手の体格と もともとシート高が控えめな GSX1100Fとの組み合わせでは

足が付きすぎ

これでステップに足を載せると ヒザの曲がりが窮屈になります

で 困るのは 走行中にパンツがズリ上がってきて いつも足のスネを露出させて走っていると言う なんとも格好の悪いスタイルに落ち着いてしまうのです。

そこまでカバーできるサイズのパンツは既成ではあまり見当たらないので

あとはシートの高さで対応するしかないということで

Cimg0960
上がってきたのが コレです

見た目のバランスはこの際 無視

とにかくできるだけ高く(ぶ厚く) そして体重で潰れてしまうと無意味なので

硬いウレタンで盛り上げてほしい…と  この2点を強調してオーダーしました。

Cimg0961
たしかに 見た目 違和感アリアリ

P6091225
もとはコレでしたから 高さも硬さも大幅アップです

私はまだ試運転していませんが 本人はとても気に入った様子

ここまで着座位置が変わると ハンドリングにまで影響がでるのは当然

走りながらパンツの裾をズリ下げる必要もなくなり あまりバンクさせなくても曲がっていく感覚を楽しめたのではないかと思います。

Cimg0969
それでもまだ この余裕 

下半身が小さく折れ曲がっていて なのに長身ゆえ 座高が高いというのは

ライディングフォーム的に どうなんでしょうね

なんて つい嫉んでしまいますね (笑)


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