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クロキライディング

いつだってバイク

激レアパーツ

2021年04月24日 04時21分56秒 | パーツ

昨今の旧車人気というのはそれはもう凄まじいことになっておりまして、去年から今年にかけ更に拍車がかっているように思われます

その車両取引に関して僕なんかっていうのはもう関われるレベルではないことは重々に承知しているところです (^_^;)

修理や部品交換だけとは言っても、作業中にトラブルを引き起こしたりしたらもう取り返しのつかないことになりがちな希少で高価な車両ですから、

持ち込みでの作業をお断りするショップさんがあっても別に不思議ではありませんね。

 

今回、見せていただいたのはFUELゲージ付きのタンクキャップ。

こちらの車両同様の「当時モノ」だそうで、箱と取説付き!

レトロなおもちゃを鑑定されるのをテレビなんかで見ると、

本体はもとよりそれが収まる箱と付属品などそれらが有るかそうでないかでその価値の高低はかなり影響を受けるようですから、

こちらの品物は素晴らしい保存状態だと言えるのでしょう。

 

タンク内に浸るフロートの上下で針を上下させると言うほっこりな構造 

当時を知る先輩方も、現代の旧車好きのライダーさんもこれだけでしばらくは盛り上がれそうな逸品。

 

入手されるには並々ならぬご苦労がおありだったようで、交換作業の際のピンの抜き差しには

さすがに緊張しました (笑)

価値が高騰するのはバイク本体だけでなく、そちら用のレアなパーツも然り。

そのあたりの事情…この先どうなる (^_^;)

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ドラレコ

2021年03月24日 20時47分35秒 | パーツ

ドライブレコーダーをスーパーカブへ…

きれいに納めることができるのか、かなり不安で作業をお受けしましたが

 

 

取付けスペースに余裕が無いことをご承知でオーナーさんが選んで持ち込まれたのは

本体ユニットがコンパクトなデイトナの「MiVue」

 

 

本体ユニットの操作はスマートフォンでできるようですし直接アクセスすることも滅多にないでしょうから

サイドカバーの中でいいでしょう。

 

カメラは自車ボディーが極力映らないように先端に設置。

勿論リヤも同様に。

そしてハーネスをできるだけホディーの外を這わさないようあーでもないこーでもないと繰り返していると

この手の作業は車種も装着品もいつも違うと言うこともあり、まる一日やっても完成しない長時間作業。

 

 

 

だからとても自分用にやる気にはなれず、僕の乗るバイクには一切取付けされていないので自ら撮影したことはありません (^_^;)

モニターの無いタイプですからカメラの向きはライダーが乗った状態の姿勢で見当で設置しておりましたが

後日、「カメラの向きは合っていましたよ」と聞いて安心しました。

ドライブレコードと言うよりもアクションカム的な使用目的で装着されるのでしょうね。

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3次元マップ

2021年03月23日 04時10分31秒 | パーツ

これまた久しぶりのキャブレター交換を承りました。

これまでのスタンダードキャブレターもかなりの好調であったと思いますが…

オーナーさんの構想により交換が欠かせなかったようです。

 

CB750のキャラクターに合わせ、オーナーさんが持ち込まれたのは京浜CRキャブレター。

販売元のオリジナルでなんとスロットルポジションセンサー付き。

 

それには当然ウオタニさんのSPⅡイグナイターが不可欠

もともと使用されていたイグナイターに接続すれば、これからは3次元マップの点火時期制御生活が始まります。

数多くのショップさんによるエンジンチューニングが盛んな「空冷4発」のハイコンプピストンにとってはそれはそれは好ましいコントロールが期待できます。

 

最後にスロットルポジションセンサーのセットアップ。

この作業にはFUELインジェクション車のポジションセンサーを弄るような「覚悟」は不要で、

点火時期制御のためだけのポジションセンサーですから、簡単に良い数値が出ますね。

僕にはそれを引き付けるものが無いので、パワーアップチューニングを望まれるお客さんのご来店も少なくて

CRキャブレターの事情もこんなに変化しているなんて知りませんでした (^_^;)

装着と操作性に関する調整は僕の作業ですけど、燃調はプレセッティングでOKなんだそうですがどうなんでしょう?

 

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シート高

2021年01月09日 02時22分47秒 | パーツ


R1200RTのシートは勿論日本向けの仕様ですから、当然のことながらメーカーが提供するシートの中では最もシート高を低く抑えられたもの。

次期オーナーは高身長なのでローシートである必要はないとしても、それなんだったら足付きに余裕があればあるほどいいんじゃないかと思われるかもしれませんが

万一に備えてプロテクション能力の高いプロテクターを膝にも常に装着している足長ライダーは、膝の曲がりがキツイ状態で

長時間のライディングは疲れるだろうと言うことで、高いシートを望みました。

もともとR1200RTはライダー用シートをセットする位置を上下2段階で選べる構造になっていて、当然高いほうの位置にセットしてはいるのですが、

それでも足りないと言うのだから、あとはシートをメーカー本国仕様の高いものにすることになるのだろうと、

お世話になっているディーラーさんのパーツ担当さん(めちゃくちゃ詳しい)に相対的にどの程度高くすることができるのかを問い合わせると、

オーナーの希望する高さに及ばないようだったので、本人の希望により外注でシートを加工することになりました。



オーナーの希望に従って、依頼したのはアールズギア「ワイバンコンフォート」

シンボルマルマークの刺繍はともかく、シートヒーターを活かしたうえでの内部ウレタンにも拘った加工は新しくシートを購入できるほどの価格。

これをやってしまうと、後々シートの付け替えだけで日本仕様スタンダードに戻せないと言うことになるわけで、

将来このRTを手放すときにはどうかすると不利(シートが高すぎて)になるかもしれませんが

オーナーがこの先、永い時間尻からバイクの情報を得るのは、たとえシートがふたつあっても高いほうのシートに限られることはわかっていますから

自分が少しでも快適にライディングすることを優先するのなら、その選択でいいのだと思います。



足長ライダーさんならともかく、僕はそちらではないのでこの高さでは足付き性に余裕はありません。

それにスタンダードのシートであっても、膝の曲がりがキツイことも無いわけですけど、

足付き性のことは置いといて、着座位置が高くなることにより様々な要因はありますが、いざ走らせてみると結果的にハンドリングがかなり変化することに目を見張ることになります。

バイクってほんとデリケート、よほど身近でライディングの楽しみを共有しているでもない限り

他の人に細かなところを伝え合うなんて無理…僕には。



とかく乗り物の「重心」が低いことは歓迎されるものですけど、いろんな状態のいろんなバイクに乗るとそればかりとは言えないなと思うことがよくあるので

メリットとデメリットはいろんな方向から見詰めていきたいものであります。



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IGコイルも交換

2020年07月03日 03時00分19秒 | パーツ


DL1000のイグニッションコイル

メインフレームの隙間からその姿が見えていて、あまり頼もしい外観には見えなかったので

1次コイル側の抵抗を測定してみると4Ωほどの平均的なところ。

外観だけでは判断できませんがそれほど強力な点火システムを備える年式でもありませんし抵抗値からも察しがつきます。

何より外から見えるところに付いていますから、少しは魅せることに繋がりはしないかと、導入することにしました。



これを機にハイテンションコードとプラグコードも新しく。

IGコイルを強力なものにした途端に不調になることがあるとするなら

その大半は組付け不良か経年劣化による絶縁不良ですから2次側のエネルギーが増大するのに備えて交換しておきます。



スタンダードとは点火系の回路が少し変わってしまうので、ECUのセーフティー機能が働かないようチェックキャンセルは必須。



IGコイルへの通電時間は旧車のように長くありませんから

スタンダードと同じタイミングで通電するタイプのアンプでOK。



「ほー、付いてますね」と言わせるカスタムを自らやりました (^_^;)



1次コイル1.2Ωの強力なイグニッションコイル、最大出力をこれ以上求めるわけではありませんが

ビッグツインやビッグシングルは点火エネルギー増大の性能向上が出やすい(わかりやすい)ので、

これによりスロットルレスポンスと中低速のフィーリングがさらに向上すればいいですね。



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人気者

2020年05月23日 01時51分20秒 | パーツ


発売開始以来、相変わらずの人気を維持しているZ900RS

この度はなんと珍しくそして有難いことにヨシムラのエキゾーストシステムの装着デス。

昨年の秋にオーダーをいただいておりましたが、半年を経てやっとのことで入荷しました。



これだけの人気車種で、そこに人気ブランドしかも「手曲げ」の生産効率だとこれほどの納期がかかってしまうのもなんですね

ヨシムラの事情はよくわかりませんけど (^_^;)



伝統的なストレート管の外観ですけど中身は様々な工夫と技術が投入されたオールハンドメイド…などなど

バイク屋さんとして華のあるお仕事をいただきまして、ありがとうございました。
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回転方向

2020年04月12日 01時35分22秒 | パーツ


バイクにフォグランプ…もう珍しくもなくなってきましたが、LEDのそれは小型なのになかなかの光量ですね。



全てのパーツをお客さん自らの持ち込みでしたので、実際の消費電力がどのくらいのものなのか…

確かめた上でどこから電源を取るかを決めないといけませんね。



既に取り付けてあったUSB電源用のリレー回路には手を付けずに

全く別の回路でさらにリレースイッチを追加して、思い通りの点灯と消灯が可能になるよう工夫します。



昼から始めて作業完了の頃にはもうすっかり夜 (^_^;)



明るさの効果を確かめるのと光軸の調整をするには良い時間。

皆さん外出を自粛しているので夜の交通量も激減していますね。



夜更けに静かにR1200RSを走らせていると、それ以前の空冷フラットツインと違って

この水冷モデルからはクランクシャフトの回転方向が逆になっていることに今更ながらに気付きました。

水冷フラットツインにはこれまでに何度か乗ってきているのに気付かなかったなんて、

まあ、それだけトルクリアクションが少ないということでもありますが…なんて鈍感なんでしょう (笑)




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閃光

2019年12月16日 04時14分55秒 | パーツ


先日、作業終了となり

走行再開していたR80でしたが、早速の再入庫 (^_^;)

もうここのところのトラブルはよくあることなので、大して堪えないのですが

モーターの往生際が悪くて解決には時間がかかってしまいました

こちらでお預かり中には全く症状が出ず、オーナーさんにお返しすると不調になるという

バイク屋さんではよくあることです。



今回は社外品「エンデュララスト」を採用

社外品のスターターモーターが複数商品が存在するくらい純正品が信頼を得ていないということです

但し回っているときの音は純正品が一番好きなんですけどね…僕としては。



R80に乗り始めた当時からヘッドライトの光量に不安を訴えていたのですが当時はまだHIDすら無く

CIBIEのリレーキットでバッテリーからヘッドライトバルブへ電源供給を短絡させることと高効率バルブまたはハイワッテージバルブに

交換するくらいのことしかなされていなかったので、

二階級特進のLED化に寄せる期待はかなり大きかったのです。



「どうせっだったらとにかく一番明るいヤツを」ということだったので

僕も多くを知るわけではないし、レンズとの相性もあるだろうから

ここはまあ、お値段のいいヤツを…みたいな

まるで化粧品を選ぶかのようなチョイスでいきました。



さすが、このバイクには似合わない閃光 (^_^;)



心配していた光の散乱もなく、真っ白ゆえアスファルトや暗い色の対象物に吸収されながらも余りある光量。



先日当方の電熱ウエアに袖を通してもらった時の感動も現実のものになりまして



グリップヒーター(付いてませんけど)のスイッチが付くところにウエアのリモコンスイッチをセット

まずこれを着ていれば優先順位として次に来るのはハンドルカバー(体裁にこだわらなければ)でありまして当然コチラも採用

走る止まる曲がるの最新性能に興味はあっても欲することはないとして


それでも暑い寒い見えない…についてはなんとかしてライディング中にチカラを抜くことに努めたい

と思われるのも無理はない先輩ライダー(^_^)





これからはたまに通勤にもお使いとのこと、バイク時間が止まっていたオーナーさんの時計が動き出したんですね。




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ドライブレコーダー

2019年12月05日 20時19分58秒 | パーツ


昨今、注目度急上昇中のドライブレコーダー

取付けにおいてスマートにフィットさせようとすると、作業時間に見当がつかないので

店内でお待ちいただいている間に装着完了させるのはまず無理(当店では)です。





ETCやナビゲーションなどなど、三種の神器を越えて既に装着済みですから

かさばるハーネスや箱物ユニットの格納スペースに余裕はもうありません (^_^;)



コチラのドラレコはスマホ連動ではなくて専用のモニターを有するもの

300万画素の小型カメラの画像は他と比べたわけではありませんがとても鮮明ですね。



12月1日から「ながら運転」の罰則が強化されましたけど、2秒以上見続けると

注視したことになるそうです。

ここにスマートフォンが無いのだから対象外なんじゃないかと、オーナーさんと都合の良い解釈をしそうになりましたけど

そうではないみたいで、ナビゲーションもそれにあたるようです。

だったらスピードメーターなども視界に入っているわけだから

どれを見ていたかなんて側から見ただけではわかりませんよね (^_^;)



それはともかくスマホではなく前をよく見ていないといけないのは当然ですね。

僕はいろんなバイクに乗るので、ハンドル周りにはスマホとその電源だけしか装備に手が回らないのですが

動画なんて言うのも写してみたいものです。

でもさすがに動画を編集する時間は僕にはありませんから

「ツーリングに行きたいけど忙しくて行けない」ライダーさんがいらっしゃるのならば、この静止画像によるご想像で

ツーリング気分を共有していただくしかありません (*^^*)




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モディファイ

2019年08月29日 15時29分26秒 | パーツ


ナイトロンのリヤショックユニットには既存のユニットを組み替えて他の車種用に仕立て直すサービスがあったことを思い出し

初めてオーダーしてみました。

少し加工したり設定を変更しただけでも「モディファイ」と言われていますが



MT07用として組みあがり後に届いたユニットを見ると、交換により不要となったパーツの多さからしても

これはもうモディファイどころか別物と言っていいでしょう (^_^;)

コストパフォーマンスがどうだったかはともかく早速交換作業開始。



かなり使い込まれた車両であればリンクまわりの分解と清掃にグリスアップはお奨めしますが

新車からまだ数ヶ月の車両ではまだそれなりのコンディションは見込めますから

ショックユニット交換と同時にリンクまわりに手を入れるかどうかはオーナーさんと話し合って決めます。



数箇所あるピボットのうち1箇所だけがボルトの抜き差しのためだけにスイングアームピボットまで解かないといけないとなると

作業の手間も時間も変わってきますからなおさらです。



結局、今すぐに大きな性能差が出る(実感できる)ことは無いかもしれませんが

この先長きに渡って潤滑不良を心配しなくてもいいようにまだまだ真新しいリンク周りを分解しました。



それならばと直接動きには影響しないピボットボルトとニードルベアリングインナーカラーの間にも

タップリと気持ちを…いやグリスを込めます (^_^)



意外と時間のかかるプリロードアジャスターとリザーバータンク

いろいろ調整しながら良い場所に装着。



フロントもなんとかしようとオーダーをいただいていますが、先ずはリヤまわりだけ

前後のバランス云々もありますが、最終的にまとまればOKとのこと(御もっとも)

まだタイヤの消耗がハンドリングの劣化に直結していないうちにリヤショックユニットの交換を済ませることができてよかった

先ずはこの状態で走らせて純粋にそこだけの違いの体感をオーナーさん自身にやってもらいたという

何時も願っていることが実現しました (^_^)

高性能サスペンションへの交換は正しく装着できていれば結果はいいに決まっていますが、良さはオーナーさん自身に感じ取って欲しいものです。

「なんだかよくわからない」でもそれはそれでいいのだと思います

僕にもよくありますから 正直 (^_^;)


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