goo blog サービス終了のお知らせ 

クロキライディング

いつだってバイク

さよならディグリー

2023年07月18日 21時15分15秒 | バイク

あらためて軽自動車届出済証を見てみると、僕の名義になってから21年が経過していました。

それは僕が30代後半の頃、バイクを簡単には購入することのできない僕に

同業界の先輩が無償で譲ってくれたものでした。

当時の先行モデルのホンダ「AX-1」のエンジンフィーリングをとても気に入っていた僕には

同エンジンを載せたこのオフロードモデルはとても有り難く、オールシーズン全天候の通勤はもちろん

娘を後ろに乗せて花火大会のピンポイント観賞なんかにも活躍してくれました。

クロキライディングとなってからはもっぱら修理の代車としてお客さんに提供することが中心となり、

その間、いろんな意味での酷使に耐え

これまで陰ながら当店の営業を支えてくれました。

そんな万能&高耐久&爽快オフローダーも年月が経つにつれ老朽化が進んできておりまして、

バイクを劣化させないことが身上の僕もさすがにケアが行き届かず、

このままではお貸ししたお客さんの安全が心配になってきていたので仕方なく処分することにしました。

オドメーターは67000Kmほど、これまでにトラブルと言ったら

ウオーターポンプのベアリング不良でメカニカルシールが逝ったくらいで、あとは消耗品の交換と正しく走るための調整だけで

ここまで順調に走り続けてくれて、その気持ち良さでお客さんの評判も非常に良かったのです。

最後の夜、深夜になりましたけどせめてこれくらいはと洗車しておいて

翌朝は早朝からダメもとで磨き上げ、最後に乗るのは自分...と言うことで近場を走りました。

僕が逝く時に駆け足で想い出す中の一台 (^_^;)

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もはや珍しい等間隔爆発

2023年07月04日 21時41分31秒 | バイク

このたび当店の所属に加わったF800R

一つ目ライトの後期モデルでスロットルケーブル有りのモデルです。

いつものように車検の残っている場合は、まず長めに試運転をやって

僕なりに確かめます。

もう、それほど時間をかけずともいろんな使い方できちんと走ることを確認できましたので

あとはつかの間のドライコンディション、曇り空のもと

気分転換になるように走ってきました。

 

 

先日の雨の影響で、まだまだ水が流れているところが多く見られ

今週末に予定している早朝ツーリング開催の可否が心配されますね。

 

 

 

 

6月に菊川町にオープンしたソフトクリーム専門店「.bee」

下関市街から軽く走るようなとき、なにやら目的を設けるにはちょうど良い距離

人気の豊北町でなくても、ワインディングを繋げば菊川町でも十分イケますからね。

 

オジサンひとりで暑さで早々溶ろけそうなソフトクリームを素早く飲むように食べるのは

ちょっとシュールな光景だけど、似たようなおじさんライダーもきっとたくさん訪れることでしょうから

恥ずかしがらなくても良いんじゃないでしょうかね。。。バイクなら (^_^;)

 

これで当店在庫のF800Rは新旧合わせて3台となりました。

 

ラインナップに店主の好みが反映されると言いますが、まさにそのとおり。

もうこのくらいで。。。 (笑)

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハスクバーナ

2023年06月30日 21時23分43秒 | バイク

 

 

スヴァルトピレン250。

久しぶりのハスクバーナですが、10年くらい前からKTMグループの傘下ですから

外観の違いを除けばKTMのデュークと共通。

 

当方にお越しいただいているデュークの390までのストリートモデルは

その使われ方に関わらず何方も順調に走っていらっしゃいますので、

この目立つバイクは、何を着て乗れば似合うのか悩む独創的かつ温かみの希薄な印象の北欧的デザインを除けば

僕としても信頼と馴染みのあるモデルです。

 

KTMグループにBMWと。。。

スモールモデルに活気がありますね。

国内メーカーはどうでしょう (^_^;)

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オプション

2023年04月06日 21時15分14秒 | バイク

KTMのオプション装着のため、早起きで久しぶりに福岡まで出張。

店舗をリニューアルされていて、それはそれは華やかなショールームで作業完了まで待たせていただきました。

クイックシフター、モータースリップレギュレーション、トラックパック(トラックモード)と言った機能を追加します。

ハードウエアはもともと付いているけど、それらを使えるようにするためのソフトはオプションなんて…憎いこと。

なおさら興味が湧きますよね (^_^;)

 

帰ってきて早速クルマから降ろして最終チェックの試運転。

ETCのアンテナを見えないところに仕込むのに苦労したので、その位置できちんと動作してゲートが開くかを確かめるため

高速道路を一区間走りながら、クイックシフターのフィーリングも試しておきました。

普段はそんなの無くたって。。。とは言ってはおりますが

この途切れない加速はライダーの操作だけではムリだし、それに「その気にさせてくれる」うえに使い分けだってできるので

じつは本音では欲しいかも。

高回転域まで回したい欲望を抑えることはもうしばらくオーナーさんにも引き継いでもらわないといけませんが、

恐怖感を少なくしながらも高いペースでコーナーを曲がって(いると思う)いけそうな感覚は間違いありませんから、

スロットルオープンが解禁になるまで、その予感も楽しんでいただきたいものですね。

 

バイクのインプレなんて詳細にお伝えする力はありませんし、専門用語が並ぶものを見聞きしても

今はもうなんだかピンときませんから、自分からは簡単に言うようにしていますけど、

寝かすの(バンクさせるの)怖くない (笑)

これはいったいどこまでがタイヤでどこからがサスペンションの功績なのか、

このまますぐにでも違うタイヤも試してみたくなる超スポーティーかつ乗り心地の良さ。。。

僕にはタイヤの評価だけを正しく切り取る完璧能力もない(正直に言うと)ので

これは今度僕のブロスに履かせて、他の条件を同じにしたところで感じてみたいタイヤだと思いました。

でも残念なことにサイズラインナップがありませんでした (^_^;)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

期待

2023年03月26日 10時47分20秒 | バイク

ご注文を受けていたわけではありませんが、昨年の後半に入手しておりましたKTM890DUKE-R

車両販売を中心とした営業スタイルではありませんので、売れ筋のモデルをまんべんなく取り揃えることもなく

「これだ。」と思うバイクと良いタイミングで出会った時にはなんとか繋がれるように、

後先考えずに決断しております。

どなたからも引き合いが無ければ、最後は自分で乗ればいいだろうと

心中覚悟で維持しておりましたが、このたび良いご縁がありまして

まだまだまっさらに近いエンジンオイルを交換し、初めて走らせてみました。

思った通りと言うか当然ですけどまだ中速以下に抑えた回転域でもわかるパフォーマンスとハンドリング。。。

スロットルバイワイヤーの微妙な域のフィーリングも悪くないです。

 

ところで、近場の試運転コースのサクラはやっと咲き始めたくらい…

地域によって随分と差があるものですね。

車両の状態を確かめたところで先へ進むことができます。

まずはETCとかUSBとか。。。

初めてのモデルですから観察も兼ねて余計に外装を外して取り付け位置を検討。

そしてこのあとパワーパーツの追加でMSRにクイックシフターなどなど、先進の機能が使えることになりますから

いったいどうなってしまうのでしょう (^_^;)

期待するのは軽さと加速感と良く曲がることだけなんですけど、とにかく楽しみデス。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

珍車

2023年03月01日 21時19分28秒 | バイク

CT125 ハンターカブと言えば昨今の事情でなかなか手に入らないバイクの代表格ですね。

当方も過去販売したことはありますが、発売開始のずっと前に予約をいただいていて

運良く初期のものを1台納めたきりでありまして、それからと言うもの全くオーダーを受け付けてもらえないまま

2年半くらい経ちました (^_^;)

だから今ウチの店内ではもの凄く珍しいバイクとしてその存在感を魅せつけてくれています (笑)

当店ももちろん新車車両販売はやっているつもりなのですけど、

このお店のあり方では何でも販売させてもらえるわけではないそうなので

当方に限らず、この先バイク屋さんといった呼び名はお店の減少とともに使われなくなり

バイクを売っているところは「ディーラー」と呼ばれるようになっていくのでしょうねきっと (笑)

それはともかく、ホンダ125コミューターはどれもよく走って実に機能的。

スーパーカブ90では考えなかったけど

この走行能力ならロングツーリングも計画しちゃいそう。

カブのエンジンは旧くからクラッチ操作の必要はないけど、

シフトペダルを踏み込んでいる間はクラッチが切れる機能はじつに優秀だと思います。

これを上手く使えば思い通りにシフトコントロールできますからね。

これやっぱり売れるはずですね。。。売れないけど。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SV650S

2023年02月23日 21時09分39秒 | バイク

昨年約10年間の休眠から目覚めて店内に格納しておりましたSV650S

納車なんてことになったら…やろうと決めていた更なる部品交換を終えて、

久しぶりのフロント60偏平のキャブレターSV650の試運転。

オーナーさんが選択したのはミシュラン パイロットパワー2CT

 

お隣のカタナもそうですけど、当時はデザインの先取りが過ぎた感が無くもありませんが、

今見てもカッコイイ (^_^;)

 

 

キャブレターのSVは僕も10年以上ぶりですけど、当時の乗り味…というか本来の性能。

乗っていて鮮やかに蘇りましたから、パワーもハンドリングも間違いなく好調だと思います。

 

前にインジェクションのSV650現行モデルの完成度の高さにはとても感心しましたけど、

こちらの刺激の強さも魅力的。

 

国内現行では今のところ残しているスズキ以外V型ツインエンジンが展開されることはもう無さそうなきがするので、

このキャブレターVツインは末永く楽しんでいただきたいデス。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドカティ400

2023年01月26日 23時08分45秒 | バイク

昨年より当店所属のドカティスクランブラーSIXTY2

長いこと手を付けられずにいましたが、ようやく作業を開始して次の段階へ。

 

僕も歴代のドカティ400cc(どれも湿式クラッチ)にはそれぞれ乗ることはありましたが。

このスクランブラーはとてもよく出来ていて、排気量が小さいことをむしろメリットだと感じるほど

馴染みやすい乗り味でしたね。

スパルタンなイメージではなく、イージーなクラッチミートから始まって

恐れずにひっぱっていける高回転域はなかなかのパワーフィーリング。

 

先日、販売店向けのビジネス情報誌の記事にあったのですが、

バイクの乗り方について、「ブレーキングはこうでスロットルワークはこうして…」なんて

お店の人がとやかく言うのは大きなお世話なんだと思っていらっしゃるお若いユーザーさんの方が多いようなので

控えるべきだと。。。

自分のバイクなんだから好きに乗ればいいじゃん…ってそれはわかっていたので、

僕もずっと前から求められない限りそんなことに話題を振ることはありません (^_^;)

ふらりと走り出して、きれいな景色を眺めて写して、

オシャレなカフェでまったりなんていいんじゃないですかね~。

そんなついつい乗りたくなるような性能で女性ライダーさんにピッタリな400ccドカももはや販売終了となりましたね。

こうして走らせてみるとそれ残念なことだと思います。

 

 

そして旧知の女性リターンライダーさんが選ばれたのはアナキーアドベンチャー。

 

ますます映えますね~。

最後の試運転がなかなかできない寒波も一段落。

余計なことは言わないけど、タイヤの皮むきぐらいはしておきたいので早く道路乾いてくれ (笑)

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネオクラシック

2022年12月16日 03時38分13秒 | バイク

ドカティ スポーツクラシック スポルト1000

現代のドカティだと言う認識ですがもう15年くらい前のモデルなんですね。

ネオクラシックモデルも本当のクラシックになりつつあります。

チューブ入り極太タイヤの交換は大型クルーザーほどホイールの脱着が大変ではないのですが、

タイヤ交換ではチューブを傷めないよう注意が必要。

でもリムプロテクターの幅がココまで広く密着しているんだったらチューブレスでもいけるんじゃないか。。。なんて。

 

 

賛否あるスポークホイールですが美しく維持するのは簡単ではありません。

一度にまとめて磨き上げるなんて口実は通りませんから常に磨いておくか、または割り切って何もしないか。。。ですかね (^_^;)

 

 

1000cc空冷2バルブでデュアルスパークそして湿式クラッチと…

私見ですけどパワーと扱いやすさのバランスがとても良くてベルト空冷ドカティのフィーリングを最も忠実に

素直に享受できるパワーユニット。

 

僕にとって現行モデルは遠いところに行っていしまった感があるので

普通の車体と組み合わせて気軽に選べるようにしてくれたらいいのに (笑)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時代

2022年11月29日 01時26分36秒 | バイク

以前にオイル交換をさせていただいたことのありますCB400Four。

このたびは車検整備のためのお預かりで、この数日間は緊張の日々 (^_^;)

多くのお客さんはそれまでに他店様にて整備をなされていることの履歴詳細、

あまり覚えていらっしゃらないかまたは聞かされていないご様子で作業の依頼にお越しですが、

こちらのオーナーさんは克明に把握していらっしゃいまして、

作業内容をどうするかを打ち合わせするにあたり、実に話が早いのであります。

 

外観から察するとおり、車体の取り回しでも作業リフトの上でも不具合が見つかることはありませんでしたから、

あとは走らせてみての点検です。

「ヨンフォア」を語る知識はありませんので、

あくまでもバイクとしての感想をオーナーさんにお伝えするだけです。

ぼくも10歳代からバイクに乗っていますがたまたまこのモデルにはご縁が薄くて。。。

だからこうして素晴らしいコンディションのCB400Fourに乗ることができたのはありがたいことです。

そしてそれがこの歳になった今だからこそなお良かった。

 

よく旧車を例えて「走らない曲がらない止まらない…」なんて評されていまして、

僕もずっと前にそんなこと思ったこともありましたが、

この三拍子はバイクでなくて当時の僕のことだったようですし、そのうえ年月を経たバイクのコンディションを見抜く目も無かった。

他にも「じゃじゃ馬…」と言われたバイクも確かに手に負えなかったけど、それもエンジンの使い方をわかっていなくて

低回転からの急激なパワーの盛り上がりを不用意に感じていただけでありまして、

パワーバンドをキープできればなにもじゃじゃ馬のように勝手に走って行くものではないのですよね (^_^;)

 

新旧国内外モデル問わず、バイクと言うのは時期を変えて触れてみるとまた新しい感覚で受け入れることができたりします。

これはすごく面白いことだけど、もうさすがに旧車を手に入れるのは難しい時代となりました。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする