
昨夜の天気予報も いまひとつ
午前2時に目が覚めた時 外は雨…
午前5時に起きた時でさえ 空はぶ厚い雲に覆われていて、どうしようかと迷いましたが
空が明るくなるにつれ、思ったより雲が薄いことと 流れも速いように見えたので
予定どおり「上高地」に上がることに決定。
特別名勝および特別天然記念物に指定される国立公園は、もちろん通年マイカー規制(僕もココに来ようと思うまでは知りませんでした)
なので 宿から徒歩2分のシャトルバスのバス停より 始発便で現地に向かいます。

「大正池」は車窓から眺めるだけにして 河童橋手前の上高地バスターミナルで下車
平日の早朝 ここに昇って来る人達は そのほとんどが山登りの本気モード
我々のような お散歩程度は極々少数 (^_^;)

この頃には 雲も大きく割れて 河童橋の向こうに穂高連峰が見えます
じつは昨日の夕方からデジカメにトラブル発生で モニター表示ができなくて真っ暗
それでも撮影はできているようなので だいたいの見当でパチパチやっているのですけど
まあ バイクではいつものことですから、なんとか撮れているでしょう。
だからいつも以上に撮影センスが無いことはお許しください。

これまでの僕と同様に 縁遠いがゆえ「上高地」と言ってもただ聞いたことならある程度の人でも
湿地の上を歩くこの情景などを説明すると 「ああ あそこね」とわかってもらえる率が高い。

また来ることがあるのかどうか… この場の空気を吸って風景を目に焼き付けて
2時間ちょっとの散策

10時半に宿に帰着
チェックアウトは昨夜済ませている(朝食はお弁当にしてもらい バスのなかで食べました)ので あとは着替えてココを発つのみ。

乗鞍スカイライン ココもマイカー乗り入れ禁止ですけど 入り口までは来てみました。

これで信州の高地とはお別れ
ココから一気に 能登半島を目指します。

標高の高いところから 平地に降下していくのは なんだか少し寂しい気がします(いつも)

高山市内(高校の修学旅行以来)にも行ってみたかったけれど
能登半島を縦断し日本海に出るまで 時間の余裕は多くないので
地元のお客さんで混雑する定食屋さんで 味噌カツ
地域の味(味噌と醤油)もココまでかな?

初日とダブるけど東海北陸道に再び上がって能都自動車道へと続けていくと
山の天気とは違い 天気は予報どおり

晴れ渡る能登半島に到達 遠く右手に見えるは「能登島」
半島とは言っても 広い!
短時間移動を可能にしてくれる「のと里山街道」は高速道路の無料区間

能登空港を過ぎ 曽々木海岸のところで日本海
時間の都合で北上はここまでにして 本日の目的地「輪島」まで 海沿いをクルージング

目に飛び込む 揚げ浜式製法の塩田
迷わず停まって見学

それにしても遠くまでやってきたものです。

今日は一日でかなり移動しましたが、 標高差も然り
上高地で蓋を閉めた長男のコンタクトレンズ洗浄液のボトルが 2000メートル以上下ってきて
この通り (^_^)
今夜の宿はビジネスホテル

そうすれば夜は輪島市内の居酒屋で地元の海の幸を味わえるハズ

山の上ではかくことのなかった汗を流し 速攻で夜の輪島へ繰り出しまして
久しぶりの海のモノ

地元の日本酒もいろいろと…
もうすぐこのツーリングが終わるのかと思うと
もう呑まずにはいられないのですよホント

帰り道 いたるところに有る輪島塗りのお店ものぞいてみたりしながら
思いのほか静かな街をあとにしました。