"暮らしのリズム"的できごと

先人が培った暮らしの知恵を通じて今を楽しむ【暮らしのリズム】のブログ。旧暦、落語、音楽、工芸品、食、民俗芸能などをご紹介

『Witchenkare(ウィッチンケア)』vol.4に書きました

2013年04月05日 18時58分16秒 | ご挨拶とお知らせ

 旧二月二十五日。今日は二十四節気の【清明(せいめい)】です

万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草と知れるなり。
          『暦便覧』(天明八年/1788年発行)

 東京では、本来この頃が桜に見頃となるはずですが、染井吉野はすっかり終わり、目を楽しませてくれるのは八重桜へと移っています。ケヤキやイチョウといった落葉樹の新緑も芽吹き、公園や街路樹が一層華やかになってきました。

 毎年この時期に刊行されるインディーズ文芸創作誌Withenkareの第4弾が4月1日に発行されました。大学時代の先輩で同じ町田育ちライター・編集者として活躍されている多田洋一さんが制作責任を担っています。0405wtk4 創刊号から3年。号を重ねるごとに蒼々たる執筆者が加わり、このvol.4では、30人の書き手が個性的な作品を披露しています。

 創刊号からお誘い戴き、まずは“暮らしのリズム”について書き、続いて「旧暦」のお話、前号では「手前味噌」、と“暮らしのリズム”に深く関係することを寄稿してきました。今回は、ぐっと個人的な話を、という要望もあり、暮らして8年になる月島のことを書きました。文体もこれまでの敬体から常体に変え、普段語りのようにサラッとした内容になったかと思います。

 わたしの作品はともかく、他の執筆者たちの素晴らしい作品がぎっしり詰まっていますので、ぜひお手に取って、お読み頂けると嬉しいです。
大きな書店の他、Amazonでも取り扱っています。ぜひよろしく。

Witchenkare(ウィッチンケア)第4号 Witchenkare(ウィッチンケア)vol.4
価 格:¥980(税込)
発売日:2013-04-01


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