"暮らしのリズム"的できごと

先人が培った暮らしの知恵を通じて今を楽しむ【暮らしのリズム】のブログ。旧暦、落語、音楽、工芸品、食、民俗芸能などをご紹介

彩り豊かな冬の紅葉

2011年12月07日 21時19分40秒 | まち歩き

  旧十一月十三日。二十四節気の【大雪(たいせつ)】です。

 雪いよいよ降り重ねる折なればなり
         『暦便覧』(天明八年/1788年発行)

 秋の頃から続いているなんとなく暖かい傾向が12月に入ってもまだ残っています。いつもの年なら東京では木枯らしが吹き続くこの頃、今年はどうも冬型の気圧配置が長続きしないようです。1205kouyou 「木枯らし」と言うからには木の葉をすっかり落としてしまわなければいけないのでしょうけれども、都心ではまだまだ紅葉が美しくとても彩り豊か。身近なところでも冬晴れの鮮やかな青空とのコントラストが見事ですね。
 写真はこのあいだの日曜日、12月4日に月島~佃あたりで撮った風景です。(左上から時計回りに)銀杏の並木にはまだ緑色の葉もあるほど。陽当たりや風の受ける加減で色づきに差がでるのでしょう。緑から黄色へのグラデーションがいい感じです/ついこの間まで子供たちが水遊びをしていたような気がする公園の池もカラフルに彩られています/春先の黄色い花が印象的なミモザですが、新緑はこの時期なのでしょうか。淡くいきいきとした緑が青空によく映えます/桜の赤と欅の黄。桜は八重桜の葉が大きく赤く色づきが良いようです。
 ひと雨ごとに冬らしい陽気になってゆくようです。木枯らしもこの週末あたりから強く吹くようになるでしょう。一気に空を舞う紅葉を楽しめるかも知れません。


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