三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

2017とやま民謡万華鏡

2017年11月24日 22時24分27秒 | 民謡・尺八・笛

昨日は、毎年勤労感謝の日恒例の「とやま民謡万華鏡」のステージでした。
風邪の症状は回復せず、体調が悪い中一日頑張ってきました。

毎年同じ事を書いているような気がしますが、尺八の師匠が倒れた年に急遽ピンチヒッターでこの「民謡万華鏡」に参加してから10回目の参加にになりました。
10年前はあまりにも突然のことで、とんでもなく緊張して吹いていた事を今でも鮮明に覚えています。

あれから10年経ちました。
皆さんのおかげで場数だけは、人の数倍~数十倍踏ませていただきましたので、内容はなかなか伴いませんが度胸だけは付いてきました。
10年前のブログを読み返すと、緊張で大変だったのが懐かしく思われます。


さて、富山県の西部と東部で交互に交互に開催されているこのイベント、今年は県西部の開催で、射水市の高周波文化ホールでした。
普段あまり交流のない団体も一堂に会する内容の濃いイベントなのですが、毎回宣伝不足なのか、ちょうど多のイベントと重なることが多いのか、もったいないことにお客さんの入りは低調なのです。
ちょっと目玉のゲストを呼ぶとか、八尾高校や平高校の伝統芸能部も招待すればもっとお客さんははいるのになぁ、と思うのですが、、、って去年も書いたような気がします(^^ゞ


今年は会場が近くて、我が家からは20分ほどです。
海岸線を走って9時前に会場到着。
早速着替えて、踊りの会との合わせからはじめます。
miyuは、今年の北日本こども大賞を受賞したので、越中おわら節を披露です。


開場前の様子






私の当番は全49曲中13曲。
曲順を確認しながら、尺八や笛を持ってステージ裏を上手へ行ったり、下手へ行ったり・・・。
ステージ上でずっと居残りをしたり、これまたステージ上で上手から下手へ移ったり・・・。
おまけに、オープニングとフィナーレもあったので、途中で帰るわけにもいかず・・・。
曲数の割には大変な一日でした。


担当曲は以下の通り、*は笛、他は尺八。

・出船音頭(オープニング)
・万才くずし*
・ポンポコニャ*
・こきりこ節*
・宇和島さんさ
・越中おわら節・・・3人
・長崎ぶらぶら節*
・球磨の六調子*
・南部牛追い唄
・秋田人形甚句
・隠岐祝い音頭*(フィナーレ)


大体前もって一度は合わせていたのですが、一番心配な球磨の六調子だけは、一度も合わせたことがなくて、この日の午前中に二度合わせただけでした。
録りためていた音源の中から引っ張り出してきて、音源に合わせて何度も練習はしていたのですが、どうも学生の頃から変拍子が苦手なもので・・・結構苦戦しました。

練習に使った音源は笛だったので、私も笛で挑戦。
何とか上手くいったと思います、自己満足かもしれませんが・・・。


普段はなかなか一緒になる機会がない、知り合いの津軽三味線の先輩、後輩達も出ていました。






こちらはmiyu







さて、これも去年書いた気がしますが、どうしても書きたいことがあります。
司会のおねーさんの事です。

全く「バカの一つ覚え」の様に、「次は○○会で、○○県民謡、○○節です、ではどうぞ」
しか言わないのです。
踊りの人が全くスタンバイしていないのに、「ではどうぞ」はないでしょう。
その場をつなぐのは司会の仕事、その合間に民謡の簡単な説明とかどうしてしないのですか?

民謡の説明は、今では簡単にネットで調べることができるので、前日にでもパッパッと調べられるのではないですか。そしてそれが司会者の大切な仕事ではないのですか?

おかげで、大体この手のイベントは時間が「押す」事が常なのに、毎年早く進行してしまうのです。
プログラムに書いてあることをアナウンスするだけなら、中学校や高校の放送部の子を連れてきた方がよほどマシです。
プロ意識があるのか、疑います。

去年民謡舞踊連合会の理事にもこのことを言ったのですが、主催の北日本新聞社の人にでも言わないと効果がないようですね・・・ブツブツ。


息子の嫁さんから、「これが効くよ」って言われて試してみました。



昨日よりは多少症状が軽くなったような気がします(~_~;)
週末は某会のおさらい会の尺八です。
もうひと頑張り。

コメント
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