新年早々、本業は閑古鳥なのに、困ったことに趣味のほうは全開モードです。
まず、1月9日に、津軽三味線の師匠の師匠、木田貫松栄先生の所へ行ってきました。
名取りになる試験のようなものですが、人格が適正かどうかの面接試験のような感じでした。
午前中ずっと貫松栄先生の話を聞かされて、そのあと何曲か合奏と唄づけをさせてもらって、昼食のラーメンをご馳走になって帰ってきました。
ご自宅に簡単なステージがあって、その奥に仏壇があり、まず最初に仏壇におまいりをしました。貫松栄先生が大師匠木田林松栄師の遺影にに「また1人立派なお弟子さんがいらっしゃいましたよ・・・」と語りかけられると、瞬時に回りの空気が張りつめたような気がしました。
貫松栄先生は木田林松栄師の一番弟子でして、いろいろと昔の貴重なお話しを聞くことが出来て、大変有意義な時をす越すことが出来ました。
近いうちに名前を頂けるようです。
12日には富山オーバードホールで行われた、新春民謡フェスティバルに参加しました。
そうそう、尺八です。曲は「三条凧ばやし」、「隠岐祝い音頭」、「越中おわら」でした。
たかが3曲なのですが、どうも去年から大きな舞台で緊張しすぎて突然音が出なくなるというのがトラウマになっていて、今回も同様の結果でした。
出だしは順調なのですが、2題目か3題目になると突然音がカスカスになって出なくなってしまうのです。原因は極度の緊張で口の中がカラカラに乾いてしまうことです。
津軽三味線なら何百人の前で弾いても平気になってきましたが、まだまだ尺八はダメですね・・・・今後の大いなる課題です。
津軽三味線も初めは手に汗をかいて左手滑らないし、右手はバチが滑るし、頭はパニックになって何をやっているかわからないような状態でしたが、場数を踏むことで、なんとか克服して今では平常心で弾けるようになりました。
尺八もどんどん場数を踏めば克服できるのではないかと思っています。ま、その間お客さんには辛抱してもらうより仕方がありませんが・・・・。
2月、3月、4月と大きな発表会が続きます。
特に3月の発表会は1人で40数曲吹かなくてはなりません。当然津軽三味線も2曲ほど弾かなくてはならないし、大変なプレッシャーがかかっています。
加えてゲストの先生の江差追分を吹かなくてはならないので、数日前から江差追分を聞き込んでいます。かなり気が重いです・・・・今さら曲の変更を言うわけにいかないし何とかしなくては・・・・と思っています。
ちょっと気休めにわが家ひとり息子??にゃんたの写真です。
去勢手術をしてからちょっとニューハーフっぽくなってしまいました。
名前を「はるな愛」からいただいて、「愛」にしようかと冗談で思っています(爆)