昨日は美鈴乃会さんの第1回おさらい会でした。
一昨年からいろいろとイベントに誘われたり、逆にお誘いしたりという中島美和子さん主宰の会です。
昨年、おさらい会を開催したいという相談を受けまして、地方伴奏は私の会が中心になってやりましょうということで話がまとまりました。
第1回は身内だけで外部の人は入れないでこぢんまりとやることになりました。
当初は中島さんの地元砺波市の某カラオケホールで開催しようという事で話が進んでいたのですが、そのお店が店じまいする事になってしまい、急遽高岡市の施設での開催に変更になりました。
以前から何度も使ったことがある、高岡市自然休養村アッパレハウスです。
前日の土曜日から冬型が強まり、朝起きてみると完全に銀世界です。
小高い山の中腹にあるこの施設に行くには、結構な勾配の山道があります。
案の定、女性陣の車は途中で止まって登れなくなってしまい、施設の人に頼んで運転をしてもらって何とかたどり着いたようです。
音響と楽器を満載の私は、とにかく途中で止まらないようにと一気に登ったので無事でした。
年末からずっと冬らしくない天気が続いていたのに、一気に真冬に戻ってしまったようです。
会場に着いて、音響の設営からはじめますが、車への機器の積みおろしでもう既に汗がダラダラ。
美鈴乃会の皆さんに手伝ってもらいながら、設営をします。
いつもやってることなのですが、この日はマイクの本数が多かったのちょっと時間がかかりました。
特に問題もなく設営完了。
さて、この日の私はなんと三味線がメイン。
久々の三味線メインのステージなので張り切ってスタートしました。
三味線は、津軽三味線3丁(短棹、正寸、正寸低音用)と民謡三味線を持参しました。
曲間のインターバルがあれば、2丁でも良いのですが、迅速に進行ができるように津軽三味線は3丁準備しました。
まずは使用前の写真撮影。
ぜひ出演させてくれと言われて、友情出演の方が数名加わっています。
美鈴乃会会主と私。
メニューです。
無印は三味線、あとは胡弓、尺八、笛、鈴、唄かな・・・
オープニング
・本調子メドレー(花笠音頭~ソーラン節~真室川音頭)
・能登麦屋節
・外山節
・といちんさ
・秋田節
・目桑ちりめん節
・麦屋節・・・胡弓
・真室川音頭
・黒田節
・こっきりこ
・越中おわら節・・・胡弓
・本荘追分
・米節・・・尺八
・ダンチョネ節・・・尺八
・斉太郎節・・・尺八
・十日町小唄・・・尺八
・福光めでた・・・笛
・津軽六段
・津軽甚句
・津軽あいや節
・外ヶ浜音頭
・五所川原甚句
・津軽じょんから節新節独奏
・黒石よされ節
・津軽タント節
・古調あいや節
・津軽じょんから節新節合奏
・男なら
・おてもやん
・南部牛追い唄・・・鈴
・斉太郎節・・・尺八
・下津井節・・・笛
・九十九里大漁木遣り唄・・・唄
・さんさ時雨・・・唄
・出船音頭
・淡海節
・山中節~山中鉄砲獅子踊り・・・笛
・古代神
・酒田甚句
・二上りメドレー(北海盆唄~相馬盆唄~九州炭坑節)
・道南口説
ここから、kazahanaのコーナー
・365日の紙飛行機
・海の声
・花は咲く
・麦屋節競演・・・胡弓
・越中おわら節競演・・・胡弓
・よさこい鳴子踊り
で、ほぼ4時間半のステージは無事に終了。
以下その様子です。
今回、私は三味線に回ったので、尺八はいつも北日本民舞連で一緒に固定伴奏をしている才川慎山さんにお願いしました。
罰ゲームのような過酷なプログラムでしたが、快く引き受けていただき感謝しています。
miyuは目桑ちりめん節、こっきりこ、本荘追分、麦屋節、越中おわら節を唄いました。
津軽チームは4人での出演予定でしたが、うち1名がノロ疑惑のため急遽欠席。
3人での演奏でした。
津軽あいや節。
無理矢理唄を覚えてもらった「黒石よされ節」
曲弾き中、何をにらんでいるのでしょうか。
山中鉄砲獅子踊り
実はこの日、kazahanaは家内が所属している氷見市連合婦人会からオファーを受けていたのですが、私が終日このおさらい会にかかりきりだったのでkazahanaでは出演ではなくて、箏の英里ちゃんに単独で婦人会の初会の演奏をお願いしました。
婦人会の演奏終了後、こちらのおさらい会に来てもらって、kazahanaの演奏をしました。
今回ちょっと勘違いがあって、五箇山古代神とばかり思っていたのが、利賀の古代神でして、本番前に慌ただしく1コーラス合わせただけで本番に臨みました。
なんとか大丈夫、結果オーライでした。
きっと本人以外はそんなことだったなんて、気づいてないと思います。
予定通り午後5時前に本編は終了。
音響は必要最小限を残して撤収。
ワイヤレスマイクの電池が切れたのはちょっと残念でした。
午後6時より懇親会へ突入します。
初顔の人が多かったので、ひとまわり自己紹介をしてから余興の部へ。
余興メニュー
・十三の砂山
・博多かっちり節(博多三四郎さん)
・花笠音頭
・能登麦屋節
・真室川音頭
・九州炭坑節
・こきりこ節
・越中おわら節・・・輪踊り
実は余興の最初の2曲、十三の砂山と博多カッチリ節は、全く合わせたことが無くて、まるっきりぶっつけ本番でした。
何とか上手くいったのですが、おそらくこれも他の人たちは気づいていないことと思います。
いやぁ、この日は実にたくさん三味線を弾かせて頂きました。
こんなにたくさん弾いたというのは、あまり記憶にありません。
でも、実に楽しい時間を過ごさせて頂きました。
会員の皆さん、賛助出演の皆さんに感謝感謝です。
いろいろ細かい問題点もありましたが、それは次回のおさらい会への課題として生かせていきたいと思います。
いつか、自分の会主催のおさらい会もやらなくてはいけないなぁ、と思う私でした。
太鼓の天の声・大島さんと、今回尺八をずっと吹き続けて頂いた才川さんが、そのままアッパレハウスに泊まるというので、私も付き合って泊まってきました。
夜遅くまで民謡談義で盛り上がり、そのまま沈没してお開きとなりました。
今日はお陰様で体中いたる所が筋肉痛です。
歳を取ると翌日に来ますね、明日ぐらいまでしんどいかなぁ・・・。