三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

週末は津軽三味線漬け・・・・

2009年04月28日 03時22分42秒 | 津軽三味線
週末は津軽三味線浸けでした。
本業もGW前で忙しいのに、何やってんだか・・・・と自嘲してます。


土曜日は午後から津軽三味線のお稽古です。
ただし、GWの全国大会前で師匠のテンションは最高潮。いつものお稽古でも1時間みっちりやられるとぐったりしてその日は終わってしまうのに、今回は特別でした。
まるで体育会系のしごきのようなものです。実際に竹刀で叩かれるわけではありませんが、何というか言葉の暴力ですね。

1時間ちょっと、全国大会用の曲弾きをひたすら弾いてきましたよ。少し弾いたらすぐにチェックが入って、ここがどうのこうの、そこがどうのこうのって・・・・・確かに師匠の言うことはわかるし一理あるとは思いますけど、そこまですべてを完璧に出来ればプロでしょう!!

って感じで1時間ずっと腹の中で文句を言いながら耐えてきました。
でも、実は翌日曜日も師匠と顔を会わせなくてはならなかったのです・・・・・・(^^ゞ


そして日曜日。

午前中は本業に勤しんで、午後から師匠の師匠である、木田貫松栄師のお宅へ。
貫松栄師宅で待ち合わせだったのですが、全く時間にルーズな師匠で、来る気配がありません。

「まんまとはめられたかなぁ・・・・・」と思いつつも、いつまで待っていても仕方ないので、貫松栄先生に六段と新節合奏曲を一緒に弾いていただきました。
と、そこへようやく師匠が30分遅刻で到着。その後貫松栄師匠の唄、師匠の太鼓で、あいや節とじょんから中節を何回かつけさせていただいて、お稽古終了でした。

で、ここからがまだまだメインイベントなのです。

お稽古のあと場所を白山市に移して、GWに行われる金木の全国大会団体戦の特訓でした。

師匠は、前日にも増してテンションは上がりまくりの絶好調、体育会系のしごきはこの日も続いたのでした。
おそらくこんなに厳しい津軽三味線教室は、全国さがしてもここだけなのではないでしょうか。前日のお稽古の時も思いましたが、師匠の言うことがすべて出来ていれば全員立派なプロですよ。少しぐらい楽しいこともないとアマチュアはやってられません。
もっともプロを目指している人ならこういうところでないとダメなのでしょうけどね。

2時間弱の特訓を終えて自宅に帰ったのは午後10時半。精神的に参ってしまって、仕事が2時間ほど残っているのに、全くやる気が出なくてしばらくは放心状態でした。


最近三味線を弾いている時間が異常に長いので、左手人差し指の爪の崩壊も比例して速くなっています。糸道のところあたりから裂けてくるような感じなのです。
で嫁さんの透明マニキュアを塗ってみたところ、多少の効果はあるようなので、最近は人差し指だけにマニキュアをしている変なオヤジになってます。

コメント (12)
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