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「開かれた、あたたかい県政を」後援会事務所開きで岸本氏決意 〈2022年10月12日〉

2022年10月12日 08時30分00秒 | 記事


「開かれた、あたたかい県政を」と語る岸本氏


 11月10日告示、27日投開票の知事選(任期満了12月16日)に向け、保守系無所属新人で元代議士、岸本周平氏(66)=自民党、国民民主党推薦=の後援会事務所=和歌山市広瀬中ノ丁2の98=開きが10日に行われ、自民党の県選出国会議員や県議をはじめ県内市町村長・議員、推薦団体関係者、支持者が参集。岸本氏は「開かれた、あたたかい県政を進めたい」と決意を述べた。

 岸本氏は「広い心で私を受け止めていただいた、お集まりの皆さまに心より感謝申し上げます。県内を一生懸命回り、いろいろなお話を伺った。県民の皆さまに寄り添える県政、草の根で頑張っている人たちをボトムアップし、応援できる仕事をしたい。当選させていただければ、できるだけ知事室に、いないようにする。仕事は職員の皆さんに任せ、私は現地に出かけ、語り合い、注文を聞く。『開かれた、あたたかい県政』を進めたい」と決意を述べた。
 山下幸男・後援会会長代行は「岸本は全身全霊かけて頑張ります」と支援を訴えた。推薦した自民党は県選出国会議員がそろい、県連会長の二階俊博代議士は「立派な候補者を選ぶことができ、うれしく、県連として誇りに思う。県民との対話を重視し、県民と肌感覚で語り合い、聞き取れる県政、あたたかみのある県政をつくってほしい。期待に応えてくれると確信している」と力を込めた。
 世耕弘成・参院幹事長は「堂々と岸本さんを応援できる」、鶴保庸介議員は「独断専行ではなく、あたたかい政治を」と激励。石田真敏代議士、選対本部長を務める県市長会長の尾花正啓・和歌山市長、岸本氏一本化の流れをつくった県町村会は副会長の井澗誠・白浜町長、尾崎要二・県議会議長らもあいさつ。仁坂吉伸知事は公務で欠席し、木村雅人・後援会事務局長が「県民のために大活躍を」とのメッセージを代読。
 知事選には政治団体「新党くにもり」役員の新人、本間奈々氏(53)が立候補を表明しているほか、共産党が候補者を選定中で、三つどもえが予想される。


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