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日高広域観光振興協議会がみなべ町で「サスティナブルHIDAKA」開催 〈2022年10月4日〉

2022年10月04日 08時30分00秒 | 記事


美しく青い海をバックにみんなでフラダンス


 吉野熊野国立公園内にあるみなべ町のホテル&リゾーツ和歌山みなべ、千里の浜、小目津公園前の浜を舞台に2日、持続可能な社会をめざすイベント「サスティナブルHIDAKA」が開かれた。多くの家族連れらが自然体験プログラムやECOカフェなどの催しを通じて楽しみながら持続可能な社会へ思いをはせた。

 日高広域観光振興協議会(金﨑昭仁会長)の主催で、昨年7月に観光誘客等に関する包括連携協定を結んだ大和リゾート(株)ホテル&リゾーツ和歌山みなべと連携して開催した。環境に配慮したライフスタイルを考えようと、サスティナブル(世界全体で美しい地球を保ち続けるための設計や仕組みを考える)やSDGs(サスティナブル社会を実現するために掲げられた目標)を切り口にしたイベント。「意識が変われば、世界が変わる」をテーマに自然体験プログラムをはじめ、日高地方からプラスチックごみ削減、地産地消など環境に配慮した取り組みを行っている店舗、事業者、団体等らのECOカフェ、ECO雑貨、フードマルシェの4つのイベントが行われた。
 自然体験プログラムは日高町金崎竹材店による「黒竹ボールペン作り体験」、美浜町海猫屋の「ビーチコーミング&ワークショップ」、みなべ町梅染め愛好会の「梅染め体験」、みなべ観光ガイドの会の「語り部ウォーキング&海岸清掃」、田辺市Hula Kapiliの「ハワイアン・フラ・ショー&ワークショップ」の5つ。「ハワイアン・フラ・ショー&ワークショップ」は、小津目公園前の浜であり、メンバーらがまぶしいほど美しい青い海をバックに軽やかな曲に合わせて華麗なフラダンスを披露し、参加者らを魅了。このあと、体験講座が行われ、参加者らはメンバーに教わりながら海の波、貝殻を拾い集めるシーンなど表現しながら手と腰をくねらせて踊り、南国ムードを楽しんだ。
 ECOカフェ、ECO雑貨、フードマルシェでは、リサイクル商品や規格外の食品などが販売され、にぎわった。


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