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小学生相撲関西ブロック大会で杉本智斗勢君6年の部3位、全国出場へ 〈2018年8月29日〉

2018年08月29日 08時30分00秒 | 記事

個人戦で活躍した杉本智斗勢君


 平成30年度JOCジュニアオリンピックカップ第31回全日本小学生相撲優勝大会関西ブロック大会は26日、奈良県立橿原公苑相撲場で開き、個人戦6年生の部で杉本智斗勢君=野口小6年、160センチ、86キロ=が3位に入り、12月2日に東京・両国国技館で開かれる全国大会に出場する。

 個人戦6年生の部は各地方予選を勝ち抜いた21人が出場。トーナメントで競い、3位入賞(ベスト4)以上が全国出場権を得られる。
 杉本君は1回戦の神谷雷樹君(大阪府C)には持ち前の押し相撲が生きて突き出しで白星。2回戦は団体戦1回戦の大将戦で負けていた相手の山本十蔵君(京都府A)を「狙っていた」というように立ち合い早々に引き落としで勝ち雪辱を果たし、準々決勝の北野将太君(兵庫県D)には、はたき込みで土を付けた。
 準決勝は全国でも屈指の実力を持つ西出大毅君(和歌山県A)と対戦し、関西や全国の主要な大会で、ぶつかっており、手の内を分かり合っている相手。今大会では立ち上がりに組まれて持ち前の押し、突きを出しきれず敗れ、西出君がそのまま優勝した。
 杉本君は年長から、わんぱく相撲御坊場所に参加し、毎年、優勝を重ね、4年から対象となる全国大会に連続出場し、4年生の初出場時に準優勝するなど活躍。1年生の頃から有田少年相撲クラブに入り、相撲の基本から学び、めきめきと力をつけてきた。
 全日本小学生相撲優勝大会では4年生の頃に初出場して3位入賞、昨年も出たが2回戦で敗退しており、杉本君は「6年生最後の大会なので全国出場を果たせてうれしい。昨年以上の結果を残せるように頑張りたい」と話した。


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