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晩夏彩る御坊市花火大会に4万人 〈2018年8月28日〉

2018年08月28日 08時30分00秒 | 記事

スターマイン、水上自爆の共演


 日高地方の晩夏を彩る御坊市花火大会は26日、日高川河川敷で行われ、今年も「子どもに夢を!」を合言葉に2400発の大輪の花を夜空に打ち上げた。台風20号の影響で一日遅れとなったが、好天に恵まれ、会場やその周辺には4万人(主催者発表)の見物人が集まった。大玉の連発や乱れ打ち、仕掛け花火などが次々と打ち上げられ、見物人から歓声や拍手が湧き起こり、クライマックスは迫力ある水上自爆とスターマインの共演に酔いしれた。

 花火大会は見物客のカウントダウンで午後8時にスタート。「祝御坊市花火大会」の文字が入った仕掛け花火を皮切りに早撃ちや大玉20連発、乱れ打ち、特別観賞玉など趣向を凝らした色とりどりの花火が間隔を置かずに次々と夜空に打ち上げられた。中断することもなく、絶えず打ち上げられる花火に堤防道路などに集まった見物人から「すごい」、「きれい」と歓声や拍手、どよめきがあがった。
 クライマックスの水上自爆とスターマインの共演では、ボルテージは最高潮に達し、迫力ある音と光に大歓声。見物人は「今年も最高だった」「来年も続けてほしい」と話していた。会場周辺には浴衣姿の若者、家族連れらが詰めかけ、人でごった返し、堤防道路の露店もにぎわった。実行委員会は「多くの市民の皆さんのご協力、ご支援で今年も盛大に開催でき、無事に終了したことに感謝とお礼を申し上げます」とした。
 運営費は打ち上げ費用など1300万円。基金は残っているが、1年でも長く継続させるため、市の運営補助90万円を除いた1210万円を目標に企業や各種団体、市民に協賛金を呼びかけ、329団体、77町内会、個人553人から総額1080万6540円が集まり、今年も目標額をほぼ達成した。


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