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印南町長選告示まで2週間、日裏、湯川両氏後援会代表がアピール 〈2016年1月20日〉

2016年01月20日 08時30分00秒 | 記事

 任期満了に伴う印南町長選挙は2月2日告示、7日に投票(即日開票)が行われる。告示まで2週間を切り、立候補を予定している現職で再選をめざす日裏勝己氏(64)=皆瀬川、1期目=と、新人で元町職員の湯川和幸氏(58)=印南原=の両陣営は、すでに後援会事務所開きを行い、支持拡大に懸命で激しい前哨戦を繰り広げている。両氏の後援会代表に推薦理由など立候補予定者をアピールしてもらった。

「住民目線の町政運営」 日裏氏

 日裏氏後援会の中村泰介後援会長(59)は「町長就任後いち早く公約だった町長給与削減を実行、以降、避難路の整備や全町民3日分の食糧備蓄など防災対策を中心に取り組んできた」と住民目線の町政運営を高く評価し「印南町を良くしたいと思う気持ち、情熱は4年前の出馬決意時から何ら変わりなく、4年間町政を担当し、より一層強くしていると感じる。再選していただければ2期目は防災対策と並行し、1期目で築き上げた国、県との太いパイプを活用して子育て支援や福祉対策、商工農林漁業振興に全力で取り組んでくれると期待している。町民と協働しながら『強靱で安心・安全のまちづくり』を進めてくれると確信している」
 日裏氏の公約の柱は(1)「住みたい、住み続けたい」を実感できるまちづくり(2)「子育て・教育の充実」を実感できるまちづくり(3)「強靱で安心・安全」を実感できるまちづくり(4)「思いやりと安らぎ」を実感できるまちづくり(5)「地域産業が輝き賑わい」を実感できるまちづくり。
 後援会事務所の住所と電話番号は印南2410の1。42・1520。

「行政経験と実行力」 湯川氏

 湯川氏後援会の井上孝夫選対本部長(59)は「長年、町職員として、お世話になり、育てていただいた町民の皆さんに少しでも恩返しできればとの気持ちで立ち上がってくれた」と、ふるさといなみを育む思いと情熱は誰にも負けないものがあるとし「誠実で温厚篤実。人望もあり、回る先々で『頑張ってよ』と温かい声をかけていただけるように、地元印南原はもとより町内外の多くの皆さんから愛され、信頼されている。また、鳥獣害対策で自ら狩猟免許を取り先頭に立って取り組むなど実行力もある。町職員35年間の経験で培った町民の皆さんとの信頼関係を生かして『町に自信と元気』を必ずや取り戻してくれると確信している」
 湯川氏の公約の柱は(1)皆さんと役場との信頼関係を確実なものに(2)若年から高齢者までの連続した健康づくり施策(3)いかに「かせぐか」を意識した町づくりを考える(4)自助・共助を重点においた防災対策(5)子育て・教育の充実(6)人口の減少問題対策。
 後援会事務所の住所と電話番号は印南2242の1。42・0333。


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