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印南町長選出馬の湯川和幸氏(新人)後援会事務所開きで決意 〈2016年1月17日〉

2016年01月18日 08時30分00秒 | 記事

「印南町をもっと活力ある町にしたい」と
決意を示す湯川和幸氏


 2月2日告示、7日投票(即日開票)が行われる印南町長選挙に出馬を表明している新人で元町職員の湯川和幸氏(58)=印南原=の後援会事務所開きは15日、町役場近くの上平医院側に設けた事務所で行われた。湯川氏は支持者ら200人を前に「今の印南町は元気も自信もなくなっている」と現町政を批判し「印南町を皆さんとともにもっと、もっと活力ある町にしていきたい」と決意を述べた。

 事務所開きには、支援する町議3人(藤薮利広、岡本庄三、井上孝夫各氏)、後援会役員、支持者ら200人が出席。事務所開き神事のあと、裏野尚男後援会長が「私たちの取り巻く環境は出口の見えないトンネルのように混沌とした状況。こんな時こそ明確なビジョンが必要であり、地域のリーダーとしてはそのビジョンの実現のためにまい進する人でなければならない。まさしく行政経験豊かで若さみなぎる湯川君こそがそのリーダーとして、このよどんだ印南町を建て直し、新たなビジョンを成し遂げてくれると確信している。短期決戦です。しかも新人で厳しい戦いが予想される。是非、皆様方の力強いご支援、お力添えをよろしくお願いします」と支援を呼びかけた。
 町議の藤薮、岡本両氏から激励を受けたあと、あいさつに立った湯川氏は、ようやく遅ればせながら戦いの拠点である事務所が完成した。これからが戦いの始まり-とし「今の印南町は私の見る限りでは元気も自信もなくなっている。待ったなしに町に元気、活性化、そして我々の生活をなんとかしていかなければならないが今の町政はどうか。住民目線と言いながら前回の選挙で役場建築凍結で町民の相当な信任を得て当選したにもかかわらず、住民になんら明確な説明もできず(当選から)数カ月で建築に踏み切った。役所と住民との信頼関係が壊れている。今の町政に対してはNO(ノー)である」と日裏町政を批判した上で「私は35年間、住民の皆さんと対話しながら行政を進めてきた自信があります。皆さんの印南町を良くしていこうという声の代表として、皆さんに支えられながら戦っていきたい。素晴らしい印南町を築いていきたい。皆さんの声に耳を傾け町を活性化し、元気にし、そして自信に導きたい。戦いは始まったばかりで勝利はまだまだ遠いが、皆さんのご支援と私の熱い思いで必ず勝利が近づいてくると確信している」と力強く語り、最後に頑張ろうコールで気勢を上げた
 後援会事務所は同町印南2242の1。電話番号は42・0333。


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