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印南町長選へ湯川和幸氏(新人)が公約発表 〈2016年1月15日〉

2016年01月15日 08時30分00秒 | 記事

公約を発表する湯川氏


 任期満了に伴い(2月24日)2月2日告示、7日に投票が行われる印南町長選挙に出馬を表明している新人で元町職員の湯川和幸氏(58)=印南原=は14日、公約を発表。「“対話の行政”町に自信と元気を!」をスローガンに住民と役場の信頼関係構築、いかに「かせぐ」かを意識した町づくりなど6項目を公約の柱に掲げた湯川氏は「町職員35年の経験を生かしたら必ず良い町ができるとの思いから出馬した。実現できるよう頑張りたい」と力強く述べた。

 湯川氏は(1)皆さんと役場との信頼関係を確実なものに(2)若年から高齢者までの連続した健康づくり施策(3)いかに「かせぐか」を意識して町づくりを考える(4)自助・共助に重点をおいた防災対策(5)子育て・教育の充実(6)人口の減少問題対策-を公約の大きな柱に各種施策に取り組む考えを示した。
 1番に掲げた住民と役場の信頼関係では「職員の気概と住民の行政参加で町は活気づく。そのためには信頼関係が必要」とし、職員の接遇研修などを行い、住民への対応をより温かみのあるものにし、区単位で懇談会を行うなど各地域や各種団体との対話を積極的に行うなどし信頼関係を築きたいとした。
 健康づくり施策では、人間ドックの費用補助。いかに「かせぐか」では、特産物の加工品作り、起業家の誘致、民泊事業などを活用し新たな観光資源の開発。防災対策ではアマチュア無線の普及、空き家解体費用補助。子育て・教育では、歴史や文化、自然など地域のことを学習する「地域学」的な学習時間を設け「印南町」を知ることで町の魅力を発信できる子ども達を育てたい。人口減少問題では、空き家の活用や地域おこし協力隊の活用-などを挙げ、先進地の取り組みなどを参考に印南町にあった独自の施策も取り入れていく考えだ。
 後援会事務所開きは15日午後1時から、同町印南2242の1(上平医院側)に設置した事務所で開く。裏野尚男後援会長あいさつ、支援する町議らが激励したあと湯川氏が決意を示す。事務所の電話番号は42・0333。


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