Ferrari250SWBボディのクリアーを塗りました

本日の山陰は雨がシトシト降っています
沢山降っている訳では有りませんのでガレージまで行くくらいなら傘が無くても全く問題ない有りません。
雨が降っているという事は気温が上がったという事でして・・・中庭の雪も昨日帰る時にはまだ有りましたが今朝出勤しましたら既に無くなっていました。
昼間は気温がそこそこ上がっていたと思いますが今夜は雨か雪の予報が出ていますのでひょっとしたらまた雪が降るのかもしれないですね〜。


さて本日は土曜日なのでCafeの方も少し忙しかったので制作が思いの外進まなかったですね〜
と言う事で最近報告していなかった250SWBの修理に付いてご報告しておきましょう。

250SWBはボディカラーを塗った所まではご報告してありましたね
次はウレタンクリアーを塗っています
ボディカラーはウレタンカラーのレッドなので同メーカーのウレタンクリアーの方が相性が良いのです。
まずはボディの縁の部分に寄って行かない様にパラ吹きから始めまして少しずつ重ねてゆきます
いつも書いている理由と同じですね。
そして最後には全体が濡れる様になる位塗って完了ですね
ウインドウのサッシは洋白なので酸化防止でクリアーを一緒に塗りました。

乾燥機で数時間かけますとクリアーは硬化して研げる様になりますが・・・今回は急いでいる訳では無く312Tの制作の合間に行なっている為に硬化時間は十分取れました。
そして中研ぎを入れます
塗装は注意深く塗りますがそれでもエッジに若干溜まってしまいますから中研ぎを入れてボディの表面を均します
この場合はボディの研ぎ出しではないので1000番とか1200番の比較的荒くて切削性の良いペーパーを使っています
まあ削り過ぎには注意が必要ですが・・・。

そうそう、ボディの方も中研ぎを入れています
そう言えばボディカラーの上に1回目のウレタンクリアーを塗る前にデカールを貼っています
フェンダーの後の部分ですが跳ね馬のマークですね・・・こちらはお客様とご相談の上で貼ることになりました
まあ好みの問題ですのでね〜私の好みを押し付ける訳では有りません（笑）

そして再びウレタンクリアーをパラ吹きします
今回のウレタンクリアーは最初と比べますとシンナーを多めにしていますので膜厚が出難いです
なので拭き重ねる回数を最初よりも多めにして塗っています。
シンナーが多いと塗料が自由に動き易いですからエッジに寄り易いのです。
この場合弾き止めを少し入れますと塗料の表面張力が弱まりますので寄り難くなるのは相乗的な硬化ですね。

さてウレタンクリアーの最後の一回を塗りましたのでこれで一応塗りは終了しようかと思っています
仕上がりに問題が有ればもう一度同じ工程を繰り返す事になりますが・・・何度も繰り返せば塗膜が厚くなりますのでそちらのリスクを伴いますからね〜
難しい判断ですね。


さて明日はまとめて312Tをご報告出来ると思います