Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

ホイールの組立てを開始です

2020-02-06 14:48:31 | Ferrari 312T Monaco GP No.2
本日の山陰は雪の天気でしたね〜
しかも昨夜から隣町の人がFBに雪が積もったと書かれていたのですが当方の住んでいる安来市は雨も雪も降っていなかった隣りの屋根の上も乾いていたのです。
しかしながら・・・朝家内が起きて窓を開けて奇声を発する物だから・・・目が覚めました(笑)
雪が降っています。
しかも5cmくらい道路にも積もっていましたね〜
これは大変だ〜と言って飛び起きていつもの様に出勤しました
アトリエは少し山の方に有るので・・・
能義平野を横断してゆくのですがこんな感じで前が見えません(笑)
こんな雪は久々ですね〜

島根県では雪が降らなかったので未だにタイヤを冬様に交換されていなかった方もいらっしゃいますね。
まあこんな朝に出勤前タイヤを替えるというのはホイールナットとかの締め忘れと言うミスがつきまとい易いですから・・・早めの交換をされた方が良いと思います。
私の方は今年はスマートのタイヤを冬様に交換しておりませんので寒くなってからは母の乗っていたフレア(ワゴンRのマツダ版)に乗って通勤していますのでこちらの方は冬用タイヤにしておりますから安心なんですね。
まあ「備え有れば憂い無し」と言う事です。
案の定と言いますか・・・アトリエに到着しますとこんな感じで雪が溜まっています

中庭も真っ白・・・
昨日は全く雪が無く枯れた芝生色だったのにね〜
スズメの餌台にも沢山雪が積もりまして・・・餌が見えないよね〜。
後で雪を払って餌を置いておきましょうかね〜
多分お腹をすかせているでしょうから・・・。

雪の量は少ないですが・・・
丁度除雪機の練習には良いかもしれない・・・
と思いまして早速出してきました。
飛ばす方向などを考えてやらないといけませんのでなかなか難しいですね。
下の写真は家内がこっそり写したものです
ボ〜ッとしながら作業をしていたので我ながら「アホ顔」ですね

そして車が無い部分は一応終了です
時間的にも体力的にも楽に作業が出来ました
出来る事なら車が無い時に作業をするのが一番良いみたいですね〜


今まで凄く重労働だった雪掻きは除雪機のお陰で随分と楽になりましたね〜
一昨年までは除雪が終わりますとクタクタになって暖かいアトリエの中ではウトウトしていました(笑)
それにこれから若くなる事は有りません、少しずつですが体力も落ちて来るでしょう・・・。

さてその余力が有る所で制作を始めます
まずはリアホイールのセンターの部品なのですが・・・机の上で行方不明になっておりまして見当たらないのです・・・
多分0.2mmの真鍮板のエッチングのはずなんですが??
まあただの円盤なので全く心配は要りません
旋盤を使って厚さが0.2mmの円盤を作ります
センターの穴はアップライトのセンターロックの穴と同じサイズ、外径はホイールのインナーと同じサイズにしておけば何の心配も不要ですね
シュルシュルッと作りました・・・所要時間は3分くらいかな〜(笑)
真鍮の場合0.1mmの厚みはちょっと無理ですが0.2mmならよく切れる新しいバイトを使えば歪み無く切り出す事が出来ます。

切り出した部品の内径を確認する為にセンターロックに取付けてみました
ガタも無くピッタリですね〜

塗装を開始しました
今回はホイール関係とボディの一部ですね。
まずはサフからです〜。

そして忘れ物を取付けたサイドカウルもサフからやり直ししております
塗装のついでにやっとボディカラーまで戻してきましたよ(笑)
忘れ物はいけませんね〜プロとしては時間の無駄使いですね。

ホイールを接着して組立てました
如何でしょう?
リムの傷が付いていた部分がやっと元通りですね〜
まあ1/43キットなのでこんな事はたまには有ります・・・他にも今気が付いている小部品で言いますとロールバーの部分にぶら下がっているアルミ製の小さなガスボンベ恐らくは消火用の物と思いますが・・・
変形した物が入っていますね
これも作り直すか修正が必要ですね。

次はタイヤの皮むきですタイヤの中央に型の合わせ目の線が入っていますのでこれを削る為に旋盤にアダプターを固定してタイヤを填めて回しながら一皮剥きます。
新品タイヤならこんな事をしなくても良いのですが・・・これをしないと如何にも手を抜いた様に感じてしまうのは1/43モデラーの性でしょうか!?
まあなるべくリアルに見える方が良いので4本とも削ります

そろそろホイールを接着した接着剤が硬化したのでホイールを仕上げてゆきます
次の作業はホイールのビートストッパーの穴を開けましょう
1本のホイールに4つの0.6mmの穴を開けます
穴は等間隔になる様にします・・・車によってビートストッパーが3つの物も有りますが・・・312Tは4つですね。

次はホイールのバランスウェイトですね
F-1はタイヤホイールが高速回転しますから一般的な自家用車と違ってホイールのバランスはシビアです
高速走行時にアンバランスですと正確な操作も出来ませんし何よりタイヤやホイールそしてサスペンションにも悪影響が出てしまいます。
なのでこの時代のF-1は一般の車と同じくホイールバランスを取る為にバランスウェイトをホイールに取り付けているのです。
素材は鉛の板をロールで薄くしてナイフでカットします。
バランスウェイトだから鉛を使うと言う事では無くほいーるのRに馴染み易いので鉛の板を使っただけです、ちなみに実車のバランスウェイトも鉛製ですね。

次はビートストッパーを準備しましょう
外径が0.6mm内径が0.2mmのアルミ管を17本カットします
本来は16本で良いのですが1本は予備です・・・(実はこの後加工中に1本行方不明になりました・・・早速役に立ちましたね)

先ほどカットしたアルミパイプの中央の穴をピンバイスで0.3mmまで拡大します
と言うのも0.2mmのままでですと穴として認識し難いのです。
と言うのもホイールに付けますと斜め横からしか見えませんからね・・・少し穴を大きくしておく訳ですね
そしてカットした時にどうしても付いてしまうバリをリューターで回しながらペーパーで削ります
16本整形するのはなかなか時間を要しますね〜

穴に刺して接着しています
この時にリムの部分に出て来る量を同じに調節するのも結構大変です
ビートストッパーを目立たせた方が良い場合には少し出を多めにしますし今回の様にホイール自体のディティールが結構凹凸が有る場合には少なめにバランスを取っています。

フロント/リアともビートストッパーを取付けてから余分な部分をカットしました
リアのホイールはフロントと比べますと少し立体感が無く印象が薄いのでビートストッパーを少し多めに出っ張らせています
まあ一見変わりはないのかもしれませんが・・・完全に作り手の自己満足かもしれませんね〜(笑)


さて明日はホイールをシャーシに組み込みたいですね〜
どうかな〜出来るかな??(笑)