Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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アルミ製のウイングの制作

2020-02-10 20:52:22 | Ferrari 312T Monaco GP No.2
本日の山陰は曇り時々雨の天気です
気温は低めかな・・・
まあ山陰の代表的な冬の景色ですね〜

そんな中ですが私がお手伝いをしたマツダのロードスターのシャーシモデルがひろしまブランドショップTAU(〒104-0061 東京都中央区銀座1-6-10 銀座上一ビルディング TEL 03-5579-9952(代表) FAX 03-5579-9953)に展示されている様です。
そう言えばマツダ(僕の世代だと東洋工業というのが良いね〜)は100周年を迎えられたそうですね〜。
興味の有る方は実際に言ってみて頂くと嬉しいですね。
詳しくはこちらから・・・
https://www.tau-hiroshima.jp/s_event/16678?fbclid=IwAR1n5Hwu2oFy-2k1vF9t2uTzAxw4NCM45LZj1uwOca3OUy-FL508MdS_GjI
行けない方の為に・・・画像を少々
階段の部分を使って展示されているみたいですね〜



実際のご紹介文はこんな感じです


実際の制作はここからですよ〜!!
今日の制作はフロントウイングからですね
先日完成したス-ペリアの312Tではウイング類は全てアルミ板から作り直しておりましたのでこのタメオのベースの方も作り直します。
採寸はタメオキットの部品からですね
大きさのバランスはそのキットによってかなり違いますからこの作品ではタメオキットのFウイングと大きさを合わせておきましょう。

目の荒い金属用のヤスリを使いましてゴシゴシと削ってゆきます
と言うのも断面が翼断面になる様にしなければなりませんから相当に削る必要が有るのです
それにしてもアルミ板はヤスリの目に絡まってきますので削り難いですね〜

いつもの様にゴム板と矢坊主を使ってプレスして曲げてゆきます
全体を翼断面に仕上げてから曲げてFウイングの形状になります。

ゴム板を使う事でアルミの部品が矢坊主の周囲に沿って曲がっていますね〜
プレスしている時にズレると困りますからマスキングテープで固定するのもいつもの事です。

次はリアウイングですね。
リアウイングはフロントよりももっと厚い(2倍の厚さ)のアルミ板を使います
当然削る量も多いので最初はフライス盤を使って斜めに削ってゆきましょう

フライスで削った後
やはり目の荒い金属用のヤスリを使いましてゴシゴシと削ってゆきましょう
大体良い形状になったらこの様にプレスします
このプレスも先ほどのFウイングと同じです

後側の形状はなかなか良くなりましたが・・・
実車のリアウイングはなかなか複雑な形状なので一発で完成という事にはなりません
でも形状を先に確認しておきます

曲げたリアウイングの素材を斜めにカットします
見ているだけではわからないかもしれませんが・・・曲がった部分を上手に使える様にカットしてつなぎましょう
つなぐ部分は2本の真鍮製のピンを使って接続します

そして接着しました
この時点での最大の目標は接着する事と一直線に接着する事でしょうか・・・
外形の方は後で整えられますしね〜。

最後に外形を削って整えればリアウイングの完成ですね。
アルミで作るリアウイングは格好は良いけど・・・結構手間がかかるのです
削るのも大変だしね〜


明日は・・・ちょっと訳あって玉造温泉にお出かけします
と言っても自宅から25kmほど時間にして40分か45分くらいでしょうか・・・(笑)
お出かけとは言えないような距離ですが・・・。

ウイングの制作の続きを進めたいと思っています。