Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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部品のキャスト

2019-01-23 20:48:24 | Wさんの1/18Ferrari
本日の山陰は天気が良いのですが寒い朝でしたね。
定休日の2日目ですので少しゆったりと・・・
いやいや、昨日は部屋の掃除をしていなかったので今日は朝から自室の掃除をします。

そしてゆっくりめに出勤・・・到着したのは10時すぎくらいだったかな。
昨日塗装をしたつるバラのためのアーチですが本日はそれを組み立てます。
Cafeの玄関の部分に取り付ける為のものなので高さが2.5mm幅が2.3mほどありますので組み立てると言ってもなかなか重たくてね〜大変なんですよ。
両橋の柱の部分と中央の柱をつなげる部分との3分割になっていますが私が考えるよりも太い鉄筋を使っていただいたので柱の1本でもやっと持ち上げられるくらいの重さなんですよね。
穴を掘って左右の柱を立てて左右をつなげる部分を屋根からロープで吊るしておいてボルトで組み立てます。
倒れると怖いので柱の部分もロープで引っ張っておきながらの作業です。
位置関係を微調整してから根元を埋めてゆきます
ついでに堆肥も混ぜ込んでやれば施肥も兼ねての作業になりますが・・・鉄筋が腐りやすくなるかな〜(笑)

ついでに建物に直接ついていた玄関灯もこの際このアーチの柱に移設しておきました。
配線は電線菅に入れて劣化を防ぐのは電気工事士の仕事としてはごく当たり前の作業ですね・・・一応資格を持っていますので(笑)

完成したのが夕方になってしまいました。
暗くなって写真を撮れなかったので明日にでも撮影してご覧いただきましょう。


さてそれでも仕事は進めましょう
シリコン型から原型になったソフビ製の原形を取り出しましょう。
この部品はシートのクッションの縫い目を変更しようとソフビにパテを盛ってしまったのですが・・・
まあ当然綺麗に仕上がらないですからね。
パテの成分が残っていますとシリコンが硬化不良を起こしますので・・・念のためにラッカーサフを塗っておきましたが、これがまた大変なことに・・・
表面がベタベタになってしまうのです。
こんなことでうまく原型として使えるのか?だったのですが、なんとか上手くシリコン型が完成いたしました。

原形を抜き取ったシリコン型はこんな感じですね
思ったよりも綺麗に取れていますね〜

他の3Dプリンターで作った599GTOのシートや599GTOのCピラーのウイングレットそしてトランクのスポイラーなどすべてのシリコン型の原形を取り出しました。
これでいつでもキャストができますね。

真空中型装置を使ってレジンをシリコン型に流しました
真空を使うことで気泡が入りにくくなるのはご存知の通りですね。
これを1度使いますと手流しは出来ませんね。

レジンが固まってきましたね〜
手には使い捨てのビニール手袋をしています
実は最初に素手で作業をしていましたが指紋の部分にレジンがついて固まってしまいまして手の指の接触した感じがわからなくなってしまったという苦い経験からですね。

シリコン型の中のレジンが白っぽくなってきましたら硬化完了です
ですが・・・急いで取り出しますとまだ柔らかかったりいたしますので
変形しないように時間をあけて取り出したほうがいいですね。

すべての部品を取り出してみました
やっと部品が揃った感じがしますね〜

この部品ですが3Dプリンターで作ったそのままをキャストしていますがこんなに綺麗ですね。
シートバックの部分にほんのわずかに筋がありますがラッカーサフでも消えそうな感じですね〜


さて明日は599GTOのドアに再びデカールを貼ってクリアーを塗りたいですね。