Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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フューエルリッド加工

2019-01-02 18:58:57 | Wさんの1/18Ferrari
本日の山陰は・・・午前中は思わぬほどいい天気になりましたね。
青い空からは太陽がのぞいております
その分朝はちょっと寒かったような気がしますね〜
今日はお昼に家内の実家に年始に伺いました、またいつものように親戚の皆さんの元気な顔を見れるのは有り難いことですね。
普通に過ごせることが有り難いと言う事が身にしみますね〜。

もう昨年のお話になりますが
自動車趣味人という雑誌を献本いただいております
もうずいぶん前ですがいのうえこーいちさんが取材にいらっしゃってからず〜っと献本いただいております、有り難うございます。
この本は私も読みますが普通はCafeの本棚に置いてありますのでご自由にお読みください。
もしも気に入ったら購読して応援してあげてください、新車の本は数々ありますが趣味の車の本は私が知る限りこの本が唯一では無いかと思います。
この時代に趣味の本を出版し続けるというのはかなりのエネルギーがないとできないことだと思うのです。


さてお正月真っ只中の1月2日ですが今日も少しだけですが制作作業を進めましょう
忙しいってのもありますがいつものペースをあまり崩したく無いのも事実です
好きでやっている仕事ですから・・・ね。
599GTOはエポキシ系の下塗りが完全に硬化しましたので次の加工を致します
このボディですが気になる部分がありましてね
それはガソリンの給油口ですね
アルミダイキャストのボディなので筋彫りは浅く塗料で容易に埋まりそうなのです
しかもこれから作る仕様ではここがカーボンの仕様なので丸く切ったカーボンデカールを貼っておけばそれで良いと考えられるかもしれませんが・・・
全体のバランスを考えますとそれでは表現が弱いのです。
給油口の部分をリューターで掘ってみました
ここに板状の給油口の蓋を貼りつけようかと・・・
しかし正確に丸く一定の深さに掘るのはなかなか至難の技ですよね
作戦変更ですね
ボディを貫通するように穴を開けました。

ABS樹脂の丸棒を凸状に削りまして裏から当てておいてボディ表面を仕上げます
ボディの面と合わせますがなかなか微妙な三次曲面であることがわかりますね〜。

削りかすを取り除きますとこんな感じになります
この後ABS樹脂の蓋の角を少し丸めます
実車もそんな形状なので・・・
ボディの方もバリが出ていますからエッジを研磨して少し丸めておきます。

給油口の蓋を外してみました
こんな感じにフランジがついています
そのフランジですが一箇所は欠いてあります
理由はボディの裏側に微妙な出っ張りがあるのです
そこをストッパーにして接着できるように蓋のフランジを一箇所欠いてあるのです。
これで接着の向きを間違えることはありません。

エポキシ系のプライマーの剥げた部分を少し補修しましてサフを塗りました
599GTOはボディカラーがレッドなので下塗りはピンクです
ホワイトサフにラッカーのレッドを少し入れてピンクにしています
ホワイトよりも形状が確認しやすいので少し色がついていた方が形状の確認が楽ですね。

ドアやボンネットなどの他の部品もサフを塗っています
ただ例外もあります例外はトランクですね
トランクは599XXの物を流用していらっしゃるようなので標準のものはあまり使う予定ではないのです
しかもカーボン仕様なので塗るカラーはグロスブラックなのでピンクのサフの必要がないのですよね。

F12の方もサフを塗りましたが・・・
こちらはボディカラーがシルバーなのでサフはグレーにしています
こちらもホワイトサフにラッカーのブラックを入れてグレーにしています
埃も少なくてなかなかいい感じですね


明日はサフを研ぎます
この時はなかなか気を使う作業なので時間がかかりそうですね
うまくいけばボディカラーを塗るところまでいきたいのですけどね〜ちょっと難しいかな。