Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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内装の組立てVer.4

2017-09-13 20:09:40 | Ferrari 365GTB4 Daytona
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本日は朝から良い天気で昼頃は少し蒸し暑く感じましたね。
秋雨前線が下がってくる様でして週末は雨という予報ですが今度の週末は3連休なので天気が良くあって欲しいですね。
まあ個人的には仕事なんですが・・・気分だけでも良いですからね。
それはそうと台風18号ですか!?急旋回して日本列島を縦断してゆくのだとか言われていますが・・・それも週末だったはずです・・・これは一体どう言う事になるのでしょうか?
秋で季節が良くなって観光に出掛けられる方も多いと思いますのでどうか良い天気であってほしいのです。

さて本日はMFHのP4の続きをなんて書いていましたがそんなに悠長な事を言っていられる状況では無く仕事優先で進めてゆかないと後の予定が押して来ております。
かと言って時短して手を抜く事はしたく無いのでどんどん手を動かすしか方法が有りません(笑)
さてヘッドレストですがパテが硬化しましたので余分なパテを研いでいます。
こんな形状になりました・・・しかしサフを入れるまでは形状がわかり辛いので安心は出来ません。
まだシートとヘッドレストをつないでいるスチール製のステーも作らなければなりませんしね・・・先は長いな〜。

キットのシートですがヘッドレストが小さかったのも有りますがシート自身の形状が何だか今一歩・・・などと言うとルフ氏に失礼かもしれませんがトムソンのデイトナの画像を見る限りもう少しシートバックの上側が絞られていてスマートなんですね。
キットのシートは上から下までが絞られてなくてダラ〜ッとした感じなんですよね。
上側の幅が広いから余計にヘッドレストが小さく見えてしまうのも原因の一つでしょう。
そこでシートのサイドを削りました。
このレジンはかなり硬いのでリューターを使ってガシガシと削ってからヤスリで形状を整える事にしております。
最初からヤスリで削りますと作業が終わるのがいつになるかよくわからないのです。

後ろにつながる部分も削っておきますシートバックの裏側に向かっても絞られている・・・って感じにしたいのです。
上側にも絞り、後に向かっても絞ります・・・これで少しはスッキリと見えるかな・・・完成したらほとんど見えないかもしれませんが・・・。
もちろんこの後はペーパーを使って滑らかなラインになるように仕上げて置きました。

本来ですと真中のクッションも上に向かってゆくにつれて幅が狭くなっていると思いますが・・・そこは残念ながら実車写真が無くて判断が出来ません。
もしそこが有りますと形状の修正はかなり難しい物になりそうですね。
でも外形の修正だけでも少しスッキリした感じがしますね〜。

さて次の内装の部品はロールバーですね。
キットによればこの車は6点式のロールバーが付いている様です
部品は全てレジン製でしてこの直径5.0mmにもなるロールバーはなかなか金属素材に置き換える事が出来ません。
真鍮線なら曲がると思いますか?5.0mmの真鍮線って結構硬いですよ〜(笑)
仕方が無いからレジンのロールバーを削って使います。
硬いレジンを削って整形するだけでもなかなか大変なんですよ。

やっと全ての部品を削りました。
これだけで優に1時間以上かかります・・・我ながら我慢強いですね(笑)

せっかく削ったロールバーですが内装が有りますと幅が広過ぎるせいか当たって取り付ける事が出来ません・・・!
少し力を入れますと何とか付きますが内装がその分外に押し出されまして今度はボディが入らないのです・・・。

仕方が無いので一端カットして左右の寸法を縮めます。
メインの部分は中央をカットすれば問題が無いのですが・・・問題は斜めの部分です。
真中を切りますとつなげた時に段が出来てしまいまして大変見苦しくなってしまいます・・・理由はわかりますよね・・・!?
そこで下の端の部分でメインのバーに取り付く部分をカットしました。
ここなら削って形状を合わせれば継ぎ目は目立たなくなります。

つなぎ目の部分には全て真鍮の1.5mmの線を使ってピンを入れます。
ピンを入れる事で強度が増してきますし仮組して寸法を確認する事も出来るのです。

下の斜めの補強のバーのカットした部分は斜めのロールバーに沿った角度でピンを入れますと組立て難くなりますし最悪の場合無理な力がかかっておれ安いレジンが砕けてしまう事も有りますからこう言った場所では斜めにピンを打ちます。
どんな角度が良いかと言いますと上のピンと平行に打っておけば脱着時にも無理な力はかかりません。
それを実行しますとこんな風に斜めにピンを打つ事になるのです・・・。

これでやっとメインのロールバーがコクピット内に収まる様になりました。
よく見て頂くと塗装のぶんきちんと内装のロールバーの間に隙間が空いているのがわかりますね・・・。

前側のロールバーも真鍮のピンを使って仮組していますがまだ接着はしておりません。
反対側のロールバーを仮組してからでないと接着出来ないのです。


さすがに1/12のレジン製モデルカーですね〜
組立てはプラモデルの様に簡単にはいかないですね〜寸法はかなり調整が必要ですが普通プラモデルならここまでの仮組は不要ですからね。
仮組が1/43の何倍もかかりますね〜。