Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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デカールを貼りますVer.3・・・本日は少々長いですよ(笑)

2017-09-06 20:54:58 | デカール加工
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本日は朝からシトシト雨が降っていました
大降りはしないのですが・・・
気温はそう高く無いけど湿度が高いので何となく過ごしやすいというにはほど遠い天気でしたね。
気温が低くなって来たらてきめんにイチジクとオクラの生長が遅くなりました。
本日は収穫をせず明日に延期致しました(笑)

こんな日は朝からゆっくりと制作を致します。
なぜかこれが一番くつろぐ事が出来ます・・・もう病気ですね。
さて昨日フロントフードのアウトレットのカラーをフラットブラックに塗りましたが、その部分はボディカラーですよというメールが山ほどきました(笑)
中には丁寧に画像を添付して下さったり・・・

しかも私の方で画像が開けなかったのでお願いして再送して頂いたり・・・と
有り難いですね〜
画像まで送って頂くと直さないわけにはいかなくなっちゃいます(笑)
この頃は他人のことに無関心な方も多くなっていますがこうして自分の時間を使って画像を送ってくださる・・・本当に有難いことだと思うのですよ。

私の方も何もせずに塗り替える訳にはゆかないので本日は朝から動画のチェックをしています。
「ルマン 1979」をユーチューブで検索してみますと色々出てきます。
この動画を見ていますとスタート前でしょうか?上側から写している動画が有りましてこれなら少し位写っているかも・・・

終わり際に出てきました・・・ちょっと見にくいですが・・・その部分を拡大しますと・・・
やはりダクトの中はボディカラーらしいですね・・・この角度ですとフラットブラックなら黒く見えるはずです。
最終的に塗り直す事に致します、塗装なら自由自在です(笑)

さてセンターのラインつながりでまだ処置をしていなかったのがフロントフードです。
センター部分は一応デカールが有るのですがラジエターのアウトレットの部分はどう考えても綺麗に貼れる様に見えません・・・
しかも1/24でも1/12の物でも想定しているボディ形状は違うはずですから貼れるはずもないですよね。
ここだけはマスキングをして塗ります。

ホワイトを塗りました・・・
完成品の場合は吹き漏れが有ると大変困る事になりますが・・・。

何とか吹き漏れもなく塗る事が出来ました・・・この時点ではアウトレットのインナーはまだブラックです(笑)

ホワイトを塗った部分は少しだけボカシて塗っていますのでデカールと塗装の質感の違いは余り無いですね。
でもこれなら全部塗ってもよかったかも・・・

ドアのゼッケンを貼って見ました。
が・・・ゼッケンの上側にドライバーネームが入るのですが少し下に下げても隙間がないような気がします・・・
ゼッケンの上下を1mmずつカットしてドライバーネームが入る隙間を開けましょう・・MFHのデータを修正したものでは上下寸法が大きすぎるということですね。
まあボディが違うので当然です、MFHさんが悪いわけではありませんよ、1/18に使うのがどうかしているのですからね(笑)

ここでもう一度実車写真を検証します
右側のゼッケンの前側ですがOvalのステッカーですが・・・ここでは白く見えますね。

こちらはクラッシュした後の画像ですね・・・
ここでは中央部分だけかどうかはわかりにくいですが水色に見えますね。
スタジオ27のデカールはホワイトですがMFHのデカールはこの文字が水色ですね。

この下の写真ですが2つ上の写真と一見同じですが
違いますよね

ミシュランのステッカーがないですしリアウイングのステーとフロントタイヤの前側ののPBのステッカーがない・・・
恐らくはプラクティスのものではないかと思います。
角度が同じなので一見同じ画像に見えてしまいます・・・。

この写真は本戦の最中のものと思います。
ドアのデカールに気をつけてみてください・・・
Ovalのデカールの位置に何か違ったデカールが貼ってあるような気がしますね・・・

そして他の画像を見てみますと・・・やっぱり左右で違います。
MFHのキットにはきちんとデカールが用意されていますのでそれをベースにデカールを作らなければなりません。

こちらの写真を見てみますとフロントタイヤの前側のミシュランがありません・・・ということはPBとミシュランは違うタイミングでスポンサーになったと言う事でしょうか・・・!?
当時はプラクティスのタイムを見てからスポンサーが付くと聞いたことがあるのでこれがそれなんでしょうね。

作らなければならないデカールを塩ビ板に貼っておきます。
と言うのもMFHのデカールの台紙は水色デカールは白や水色なのでスキャナーにかけた場合色が近いのでスキャンしにくいのです。
正確なデータを作るためにもこれは避けられない実にアナログな作業です。

これはスキャナーのプレビューなんですがきっちりと輪郭が読めていますね。

スキャンしたデータをトレースしてデータを作り配置しました。

3色で印刷しています
一番上側のブルーの部分はホワイトをベースにシアンを1度だけ印刷、ホワイトの部分は透け防止にホワイトを2度印刷、」濃紺のピニンファリーナはグレーの上にシアンを1度印刷しています。
工夫で色は無限にできます(笑)

印刷面の保護のためにラッカークリアーを塗っておきました・・・乾燥機を使って強制乾燥です。

忘れていました〜!
NARTのデカールも必要でしたね・・・慌てて追加印刷です。

作ったデカールを貼って見ました・・・
ラッカークリアーを塗ると確かに印刷強度は上がるけどデカールの縁が目立ちますね・・・まあこれはしょうがないかな〜。

反対側はOvalです・・・これが正解ですね。

ホイールは塗り直したのでエアバルブを取り付けてタイヤをはめて元どおりです。

フロントのハチマキにピニンファリーナのデカールを貼って見ました
MFHのデカールは明るいブルーなんですが実車の写真を見ますと紺色に近いダークブルーのように見えるのです。
下地がホワイトだからなのかもしれませんが・・・でも貼ってみるとこのイメージで良いと思われてくるから不思議ですね。

タイヤ・ホイールを取り付けて見ました・・・これでやっとボディが持ち上がりましたね。
いよいよフロントのアウトレットの塗り替えです。

まずはマスキングですね
このマスキングは結構大変なんですよねアウトレットは奥深く続いていますから・・・でどこで見切りをつけるかが大事です
どこで見切れば不自然にならないかが大切ですね。
このミニカーのアウトレットは今マスキングテープが貼ってある部分に少し段が付いていますので・・・ここでマスキングしなさいと言うことなんですね。

ホワイトを塗りました。
ボディカラーはレッドですしセンターのラインもホワイトなので塗装の一発目はホワイトで塗っておきましょう。

塗り分けもありますから一旦マスキングテープを外しておきます。
重ねる場合はマスキングテープを張り替えないとテープを外した時に厚みの部分で下地のカラーが見えてしまうことがあるからですね。
見えたら汚く見えますからね〜。

センターのラインのホワイトになる部分をマスキングします。
吹き漏れがあると嫌ですからねしっかりとマスキングしましょう。

ボディ色に合わせて調色をしたボディカラーを塗って見ました
レッドの場合は少しづつ塗って半乾きの状態で重ねてゆきます(私の場合ですが)重ねてゆきますと少しずつ色が濃くなってきます・・・これで微調整をしています。



本日はかなり長くなってしまったので塗装がうまくいったのかそうでないかは明日のブログで・・・(笑)