瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

山のホテルの魅力はツツジだけに非ず、その3

2020年06月29日 20時56分56秒 | 旅の覚書
前回の続きで2019年7/7~7/8箱根小田急山のホテルに泊まった際の記録です。
1泊2日の旅だったもので、ぶっちゃけ食べて飲んで寝て庭を散歩した位で終わった。(汗)
けどリゾートに泊まるって意味では正しい姿ではあるまいか?
なぞと言い訳して、今回も食べてます。

山のホテルのチェックアウト時間は12時。
それ以降は外へ観光に出掛けるか、ホテルでダラダラ過ごすかの、大体2択です。
時間が経つ毎に雲が厚くなっていった為、この旅の最終日はホテルから一歩も出ませんでした。

昼食代わりに本館1階ラウンジ・バーでアフタヌーンティーを頂く。
 
↑飲み物は「本日のフレーバーティー」、「紅茶」、「アイスティー」、「珈琲」、「アイスコーヒー」、「カフェ・オ・レ」、「アイスカフェ・オ・レ」より選択出来ます。
更にオプションで、「カップスープ(+484円)」、「シャンパン(+1,815円)」、「ノンアルコール・ロゼ・スパークリングワイン(+908円)」も選択可能です。(+金額は2020年6月現在のもの)
私は温かい紅茶、茶葉はアッサムを選びました。

 
↑運ばれて来たデザートメニューはこちら、一段目の皿には塩気の有るおつまみ系が盛られてました。

↑海老・蛸・豚肉のアヒージョにプチトマトを添えた物。

↑バターナッツ南瓜、パプリカ、ヤングコーンのバーニャカウダ。

↑レタス&スモークサーモンを挟んだベーグルサンド

↑ケーク・サレ…フランス語で「塩味のケーキ」って意味だそう。
食べてみたら成程しょっぱい、塩味パウンドケーキって感じ。
ベーコンとピスタチオが生地に混ぜ込まれていて、食べてく内に段々塩辛さが口いっぱいに広がり、水がしこたま飲みたくなる。


↑二段目の皿にはマフィンとプルーン&アプリコットの甘露煮が盛られてました。
アフタヌーンティーにスコーンではなくマフィンが出て来るのは初めてのパターン。
マフィン美味しかったけど、本音を言えばやはりスコーンを食べたかったなと。(クロテッドクリーム&ジャム付きで)


↑三段目の皿にはスイカゼリー、プチシュー、パッションフルーツのマカロン、パンプディングが盛られていました。
今回頂いたメニューの中では、この4種が特に美味しかったです。
スイカゼリーの清涼感、プチシューの優しい甘味、パッションフルーツのマカロンの甘酸っぱさ、パンプディングの滑らかな食感、どれも素晴らしく美味しかったです。
皿3枚のデザインが全て違ってるのもお洒落。

芦ノ湖畔に突き出る様に建てられた、山のホテル直営デザートレストラン「サロン・ド・テ・ロザージュ」も良いけど、暖炉が有ってソファ席で寛げるラウンジ・バーの方が自分の好みです…って毎回書いてる気がする。(汗)
「サロン・ド・テ・ロザージュ」の方が紅茶をより美味しく淹れてくれるけど、今や人気が高過ぎて席取るの困難なのです。
そんな「サロン・ド・テ・ロザージュ」来店レポはこちら、行く予定有る方は参考にどうぞ…冬のラウンジ・バーについても書いてます。

帰りの東京行き高速バスを待つ間、最後の庭園散歩に出掛ける。
 
↑帰る前にもう一度富士山が観られればと期待し、庭園の最高所に造られたシャクナゲ園まで登って行きましたが、霧の様に真っ白な雲に覆われて全く観えませんでした。
…つうか霧だったんだと思う、湖畔はそれでなくても霧が発生し易いから。
昔、芦ノ湖畔でキャンプをした時、夜にキャンプ場共用棟の風呂へ入りに外へ出て、自分が宿泊してるロッジに帰ろうとしたところ、濃い霧に包まれて遭難しかけた事有る。
伸ばした手が見えない程の濃霧で、方向が全く掴めなくなったのです。
それでなくてもキャンプ場のロッジは皆同じ造りで、自分が宿泊してたのは果たしてどれだったっけと――途方に暮れてたら、1軒のロッジからアニソンが聞えて来て救われたという。(笑)
あの時、アニソンを大音量で流してくれてた仲間には感謝しか無い。(ちょっと恥ずかしい体験談だが)
 

 
昔の話はさて置いて、結局ラスト富士山は望めず、帰りのバスの時間が迫った所で、道を戻りました。
梅雨時はどうしても天気が不安定になり勝ち…富士山をはっきり観たいなら冬がベストかなって思います。
でも五月雨に濡れる紫陽花に緑は、とっても綺麗でした。(ホタルブクロも)
梅雨時に訪れて山のホテルライフをゆったり楽しむのもお奨めです。

【終】

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