瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

桜橋~神田川の源流を訪ねて~その25

2019年05月27日 00時00分43秒 | 旅の覚書
前回に引き続き、神田川に架かる橋を数える散歩改め、井の頭池を廻って架かる橋を渡る散歩。
…北海道の桜が散るまで終らすと言っときながら、薔薇の花が最盛期を過ぎるまで引っ張って済みません。(汗)
漸く今回が最終で御座います。

弁天橋を過ぎ、更に反時計回りに井の頭池を廻ります。
すると続いて見えて来るのが、池の周りと中島とを繋ぐ「狛江橋」です。

●井の頭池に架かる橋…狛江橋 
この橋を渡った先に在るのがボート乗り場と売店、更には池の中島を中継点に七井橋と接続する為、桜が咲く時季には大変混雑致します。


最初訪れた時は七井橋をそのまま渡り切ったと誤認し、狛江橋が何処に在るのか探し回ったのでした…。(地図を良く見て行かないから)

 
↑狛江橋上から自然文化園分園側を向いての景色、池に張り出す白鳥デッキを眺めます。
写ってませんが、その奥には弁財天堂が観えます。
そして前回ちらっと触れた自然文化園とは、園内に造られた小動物園の名前。

☆井の頭公園内の立ち寄りスポット…「井の頭自然文化園

本園は井の頭池エリアより上の御殿山方面、吉祥寺通りを跨いだ先に在るのですが、鳥類と水棲生物類は井の頭池の中島に集められ、分園の形で公開しております。
立ち寄りスポットとか言って、私は未だ立ち寄ってませんが(汗)、本園にはカピバラにペンギンにヤマネコにモルモットにアライグマにリス等々、愛くるしい動物がいっぱい居ます。
分園も鴨に鶴に白鳥にオシドリにコウノトリと可愛い鳥が沢山居て、更には水棲の蛙や昆虫や植物等を観察出来る…時間をたっぷり取って観て廻りたい園です。
ちなみに本園の横を流れる川は、かの有名な「玉川上水」。
江戸の六上水と呼ばれた内の2つが、井の頭公園に関わってるという。
羽村取水堰で多摩川より取水し、現在の四谷4丁目交差点付近に在った水番所まで引かれ、江戸市中に分配されたと言われる玉川上水。
現在の地図で確認すると、流れとして表に見えるのは、羽村取水堰~富士見ヶ丘付近までのもよう。


↑狛江橋上から水門橋側を向いての景色、ボート乗り場の端っこ部分が写ってます。
池の中島の狛江橋たもとには、公園の一番人気スポットである、ボート乗り場の受付が在ります。

 
↑井の頭公園と言えばボート、桜が咲く時季はスワンボート乗船希望者で長蛇の列が出来ます。
割りと有名な話ですが、井の頭公園のスワンボートは殆どメスで、1羽だけオスが居ます。(1羽だけ睫毛シールが貼られてない)
この事から「井の頭公園でスワンボートに乗ったカップルは弁天様の嫉妬を買って別れるという伝説が有るが、オスのスワンボートに乗ったカップルのみ嫉妬から逃れて別れずに済む」という噂が囁かれる様になりました。
1羽だけという希少性から生まれた、新たな奇跡伝説です。
ボート乗り場横は売店「パークス・スワン」、井の頭名物「三福団子」等を売ってます。
ボート乗り場と売店の詳細はこちらを御覧ください。

 
↑狛江橋を池の周りから撮影した写真2枚…他の池に架かる橋同様、真ん中辺りでカクっと折れ曲がる造りになってます。
そういう造りにする事でテラスを両側に設けてるわけだ。

売店やボート乗り場が在るのとは反対の狛江橋たもとには、「ペパカフェフォレスト」なる本格タイ料理専門店が在ります。
☆井の頭公園内の立ち寄りスポット…「ペパカフェフォレスト
…毎度、実際には立ち寄ってませんが(汗)、恐らく井の頭公園内では最大のレストランな為、グループ客に人気の様子です。

池の周囲を廻る散歩を続けます。

 
水門が近付く毎に増して行く園内の混雑度、池のボートの渋滞も凄まじくなって参りました。
狛江橋を過ぎ、水門に向い歩いて行くと、お洒落なカフェスタンドが見えて来ます。

☆井の頭公園内の立ち寄りスポット…「ブルースカイコーヒー

実際には立ち寄ってませんが(汗)、スタンド形式で珈琲の他、アルコール類も売ってます。
更に水門方面へ歩いて行くと、イタリアンレストランが見えて来る。
☆井の頭公園内の立ち寄りスポット…「泳遊亭 restaurant SOPRA(ソプラ)」(詳細はホットペッパー上にて→https://www.hotpepper.jp/strJ000235996/)
毎度の事ながら実際には立ち寄ってません…。
ディナーは高いけど、ランチは千円台で食べられる様です。
和風茶屋にアジアンにイタリアン、井の頭公園内を廻るだけで世界の料理が食べられる幸せ。

 
どんどん水門方面へ歩いて行きます。
池の畔から一段高い場所に在る広場には、大勢の花見客がシートを敷いて大盛り上がり。
ベンチに座って池の桜を優雅に見下ろしたりと、花見のスタイルも様々です。


池に沿って歩いて1周、再び神田川の起点に戻り、そのまま児童公園を過ぎて、京王井の頭公園駅方面へ…思い起こせば今年の桜は長く楽しめました。
また来年まで、さよならです。


↑井の頭公園駅側の公園出入口。(写真は入口側からの撮影)

 
↑京王井の頭公園駅は、公園の出入口前に在るアクセスの良さ。
ちなみに駅から商店街に向かって桜並木が続いており、満開時は大変見事な眺めです。
駅正面に建ってるセブンイレブンでは、花見客を相手に大セールを行ってました。

 
↑商店街に続く桜は、井の頭公園駅のホームからも眺められます。
車窓から見える桜に見送られ、帰りは井の頭線に乗っての楽々コース。
線路沿いに続く桜の眺めに行きの道程が甦るも、電車はあっという間に都心へ到着。
神田川を遡って井の頭池に到る春の散歩道、これにて完結とさせて頂きます。

【完】

…とは言え諸々立ち寄らず終いで、心残りが無くもないので、また来年同じコースで行くかもしれない。
しつこい性分で済みませぬ。(汗)

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