
本日5/13は5(コ)と13(1+3=B)でコビーの誕生日。
――お誕生日おめでとう、コビー!!
お祝いにコージーコーナーで買った苺のミルフィーユをプレゼント。(写真だが)
と此処まで祝いの菓子やらワインの写真やら上げて来て気付く、ゾロだけランプの玩具で飲食物の写真じゃない事に。
まぁいいか、ゾロ甘い物苦手そうだし…せめて酒の写真を上げれば良かったとも思うが…まぁいいか、ゾロだし…。(酷)
4/13に予告した通り、こっから先はアニメワンピの話題。
放送十周年を過ぎた今になり、アニメワンピが波に乗っている(様に思える)。
「第397回 大パニック!オークション会場の死闘」、「第399回 包囲網を突破せよ!海軍VS三人の船長」は、どっちも演出は微妙だったけど、作画の一部が巧くて楽しめたです。(失礼)
第397回はナミさんの突拍子無いお色気シーンに、第399回はキッド&ローの戦闘シーンに注目して観てしまった。
第399回は前半と後半でやたら作画に差を感じたなぁ、こういう例最近のアニメワンピに多く見られる。
初期は×な作監さんに当ると始めから終いまで×だったのが、今は×な作監さんに当っても偶に巧い絵が見付かったり。
原画スタッフに巧い絵を描く人が出て来たのを受け、作監さんが巧い絵を修正しなくなったんじゃと。
結果回の中でもコロコロ絵が変わり、統一感が無く感じられるんだけど、自分はその方がアニメーターそれぞれの個性を感じられて好きだったり。
今のOPなんかその集大成、期待の原画ルーキーズが己の絵の持ち味を遺憾無く発揮し、非常に躍動して感じられる。
アニメーションの原理はパラパラ漫画、少しずつ絵を変化させて繋げる事で、動いてるように錯覚させる巧みの技。
渡された脚本を読んで絵コンテ担当がイメージ起し、それを基に原画スタッフが絵を描いてく。
その間を繋ぐ動画は大抵の場合下請け会社が担当、賃金の安さから海外に発注して間に合わず、悲惨な事故が発生する場合も有る。(例:マク○ス、ロ○トユニバース)
この様に大勢の人の手で描いた原画&動画はバラバラ、そこで作画監督が修正して絵に統一感を持たせる。
それ以前にキャラデザがキャラクターの造型を決めて統一する訳なのですが…最近のアニメワンピは見てると毎回キャラが違って思える。(笑)
それどころか回の中でもキャラがコロコロ変わったり。
映画「オマツリ男爵と秘密の島」に一部アニメーターが刺激を受け、キャラデザに縛られない個性的な絵を描き出した様な。
特に舘直樹氏が覚醒しちまった。
「オマツリ男爵」のキャラデザ、「グレンラガン」や「デジモン」の原画を担当したすしお氏の影響を色濃く受けた舘氏の絵は、影を付けずパースと呼ばれる遠近感を強調した作風で、奥行きの有るアクションを表現しファンから好評を得ている。
しかし一方で影の付いた絵に慣れてるファンからは不評を得ても居る。
止めで見ると崩れた絵に見えるのは確かで、氏の絵は動いてこそ活きて観えるもんだなぁと自分も感じる。
アニメーターらしいアニメーターと言うか。
原作の尾田氏もパースがかった個性的な絵だから合うと思うんだけど。
そんな訳で舘氏が作監を担当した「第396回 鉄拳炸裂!オークションをぶっつぶせ」は、自分は迫力有って大好きだ。
この回ファンの間では見事に評価真っ二つなのがまた面白い…なまじ全てのファンに認められる傑作だと気持ち悪いじゃないすか。(笑)
余談になるけどパースの開祖は金田伊功と言うアニメーター。
ロボットアニメ全盛の時代、画面から飛び出して感じられるアクションシーンで視聴者を魅了し、多くの追随者を生出した伝説の御方です。
作画面で長らく日本のアニメーションを支えて来た偉い人なので、是非名前を覚えて頂きたい。
ラピュタの原画や、ブライガーや新サイボーグ009のOP等が特に有名。
アニメーターの多くはフリーの職人、金や名誉を求めて描いてるんではなく、己の絵で良いアニメを作りたくて続けてる(んだと思う)。
でなきゃ労多い割に賃金安く、日の当らない仕事なんて選びませんって。(笑)
一概に作画が良ければ傑作になるとは考えないけど、アニメーション=動画だってのに動かないアニメは悲しい。
巧い職人は巧い弟子を呼ぶ。
個性的なアニメーターさんが集まってる所には、自由な社風に惹かれて更に個性的なアニメーターが集まるもので。
かつてアニメうる星がその手を使い、腕の良いアニメーターを集めたもんです。
…と此処でアニメうる星を例に挙げる辺り、如何にも自分らしいと感じるが。(汗)
始まった当初は散々な出来だと大不評、それが作画スタッフの暴走を許した頃から突っ走り出した。
ようつべより、作画暴走の一例。(→ http://www.youtube.com/watch?v=WeMHktCY_8I)
このシーンを担当した原画マン山下将仁氏は、それこそパースアニメーターとして以後業界に名を売った。
何が凄いって山下将仁氏、この時未だ十代だったそうな。
同じ道を走れるかは判らないけど、色んな絵を楽しめる今のアニメワンピを、自分は結構期待して観てたりする。
自分の好きなアニメーターさん(の絵)を追っ駆けて観るという、非常にオタク的楽しみ方でアレだが(笑)、時には裏方さんにも目を向けましょうって事で。
最後に付足し、今週こっちで放送された「第400回 ロジャーとレイリー、海賊王とその右腕」は、作画より演出の回でした。
静かな話だったんで作画スタッフは楽だったんじゃないかと。
シャッキーさんやルフィ、レイリーらの仕草が実に丁寧に表現されていて、感動してしまった。
【おまけ】
今更ですが映画こなん「戦慄の楽譜」について。
以前「こなん映画には破綻してるものは無い」なんて言ったけど、此処数年は破綻してたと思わなくもない。(汗)
特に「探偵たちの鎮魂歌」は…ぶっちゃけこれ十作目記念の顔見世だと思う。
いや好きだと言う方には失礼申し訳無いが、やっぱりキャラ(ほぼ)全員出しての話作りは無理が有った。
テンポが良かったのが救いだけど、そこにまた不自然さを覚えるという…ゲームをプレイしてる様な感覚っつか。
「紺碧の棺」は…解り易いけれど油あっさり、子供騙しにも程が有る様感じられた。(これまた好きな方には失礼、けど個人の正直な感想って事で…)
そこへ来て「戦慄の楽譜」…心配してたけど面白かった。
謎解きだけに絞るなら、今迄のこなん映画で1番楽しめたです。
「絶対音感」を軸に良く練られたミステリーでした。
「音痴のこなんが絶対音感を持ってるのはおかしい」って意見が当時観たファンの間で出たらしいけど、「絶対音感」っつうのは「音の高さを音名で把握出来る能力」を広く呼ぶんであって、絶対音感の持ち主=優れた天才音楽家を指すんではないらしい。
絶対音感持ってなくとも優れた音楽家は存在するし、その逆も居ない訳ではないらしいんですね。
楽器の演奏が巧く、楽譜をスラスラ読めるのに、歌は下手な人って存在する。
噂ではのだめ役の声優さんがそうらしいけど。
逆に楽器は弾けず、楽譜は読めず、けど歌は上手いっつう人が居る…自分がそのタイプだが。(汗)
マスコミが「絶対音感=優れた音楽家」という誤ったイメージを作り上げたのが悪いんですが…こなんの場合、音の高さを正確に理解出来るけど、己の声で再現出来ないタイプなんでしょう。
のだめ役の声優さんタイプですな。(笑)
ただこなんファンには「こなん=音痴」の設定が頭に有る為、音楽がこなんに絡むそれ自体が「こなんらしくなく」感じられやしなかったかなぁと。
ファンではない自分の勝手な想像に過ぎないんだけど…こなん映画にしては珍しく新一と蘭ちゃんのイチャイチャ度が薄いわ(笑)、そもそも蘭ちゃんの影が薄く映画オリジナルのヒロインのが目立って思えるわで、こなんファンからの評価は芳しくなかったか、或いは薄かったんじゃなかろうか?(あくまで想像だけどね)
面白かったけど、「こなん」じゃなくても成立しそうな話に感じたもんで。
だから今年は「如何にもこなんらしい」映画を作ったのかな~なんて…邪推して御免。(汗)
…書きたい事書き終わった所で、明日からハウステンボスへ行って参ります!
携帯で時々写真上げるんで、お手の空いた際にでも覗いたって下さい。
これは私信になるけどYさんへ…観て少しでも癒しになるような写真を撮って来れればな~と思ってます。(笑)
いやほんと、頑張り過ぎて命削らないようにして下さい…マジで。
――お誕生日おめでとう、コビー!!
お祝いにコージーコーナーで買った苺のミルフィーユをプレゼント。(写真だが)
と此処まで祝いの菓子やらワインの写真やら上げて来て気付く、ゾロだけランプの玩具で飲食物の写真じゃない事に。
まぁいいか、ゾロ甘い物苦手そうだし…せめて酒の写真を上げれば良かったとも思うが…まぁいいか、ゾロだし…。(酷)
4/13に予告した通り、こっから先はアニメワンピの話題。
放送十周年を過ぎた今になり、アニメワンピが波に乗っている(様に思える)。
「第397回 大パニック!オークション会場の死闘」、「第399回 包囲網を突破せよ!海軍VS三人の船長」は、どっちも演出は微妙だったけど、作画の一部が巧くて楽しめたです。(失礼)
第397回はナミさんの突拍子無いお色気シーンに、第399回はキッド&ローの戦闘シーンに注目して観てしまった。
第399回は前半と後半でやたら作画に差を感じたなぁ、こういう例最近のアニメワンピに多く見られる。
初期は×な作監さんに当ると始めから終いまで×だったのが、今は×な作監さんに当っても偶に巧い絵が見付かったり。
原画スタッフに巧い絵を描く人が出て来たのを受け、作監さんが巧い絵を修正しなくなったんじゃと。
結果回の中でもコロコロ絵が変わり、統一感が無く感じられるんだけど、自分はその方がアニメーターそれぞれの個性を感じられて好きだったり。
今のOPなんかその集大成、期待の原画ルーキーズが己の絵の持ち味を遺憾無く発揮し、非常に躍動して感じられる。
アニメーションの原理はパラパラ漫画、少しずつ絵を変化させて繋げる事で、動いてるように錯覚させる巧みの技。
渡された脚本を読んで絵コンテ担当がイメージ起し、それを基に原画スタッフが絵を描いてく。
その間を繋ぐ動画は大抵の場合下請け会社が担当、賃金の安さから海外に発注して間に合わず、悲惨な事故が発生する場合も有る。(例:マク○ス、ロ○トユニバース)
この様に大勢の人の手で描いた原画&動画はバラバラ、そこで作画監督が修正して絵に統一感を持たせる。
それ以前にキャラデザがキャラクターの造型を決めて統一する訳なのですが…最近のアニメワンピは見てると毎回キャラが違って思える。(笑)
それどころか回の中でもキャラがコロコロ変わったり。
映画「オマツリ男爵と秘密の島」に一部アニメーターが刺激を受け、キャラデザに縛られない個性的な絵を描き出した様な。
特に舘直樹氏が覚醒しちまった。
「オマツリ男爵」のキャラデザ、「グレンラガン」や「デジモン」の原画を担当したすしお氏の影響を色濃く受けた舘氏の絵は、影を付けずパースと呼ばれる遠近感を強調した作風で、奥行きの有るアクションを表現しファンから好評を得ている。
しかし一方で影の付いた絵に慣れてるファンからは不評を得ても居る。
止めで見ると崩れた絵に見えるのは確かで、氏の絵は動いてこそ活きて観えるもんだなぁと自分も感じる。
アニメーターらしいアニメーターと言うか。
原作の尾田氏もパースがかった個性的な絵だから合うと思うんだけど。
そんな訳で舘氏が作監を担当した「第396回 鉄拳炸裂!オークションをぶっつぶせ」は、自分は迫力有って大好きだ。
この回ファンの間では見事に評価真っ二つなのがまた面白い…なまじ全てのファンに認められる傑作だと気持ち悪いじゃないすか。(笑)
余談になるけどパースの開祖は金田伊功と言うアニメーター。
ロボットアニメ全盛の時代、画面から飛び出して感じられるアクションシーンで視聴者を魅了し、多くの追随者を生出した伝説の御方です。
作画面で長らく日本のアニメーションを支えて来た偉い人なので、是非名前を覚えて頂きたい。
ラピュタの原画や、ブライガーや新サイボーグ009のOP等が特に有名。
アニメーターの多くはフリーの職人、金や名誉を求めて描いてるんではなく、己の絵で良いアニメを作りたくて続けてる(んだと思う)。
でなきゃ労多い割に賃金安く、日の当らない仕事なんて選びませんって。(笑)
一概に作画が良ければ傑作になるとは考えないけど、アニメーション=動画だってのに動かないアニメは悲しい。
巧い職人は巧い弟子を呼ぶ。
個性的なアニメーターさんが集まってる所には、自由な社風に惹かれて更に個性的なアニメーターが集まるもので。
かつてアニメうる星がその手を使い、腕の良いアニメーターを集めたもんです。
…と此処でアニメうる星を例に挙げる辺り、如何にも自分らしいと感じるが。(汗)
始まった当初は散々な出来だと大不評、それが作画スタッフの暴走を許した頃から突っ走り出した。
ようつべより、作画暴走の一例。(→ http://www.youtube.com/watch?v=WeMHktCY_8I)
このシーンを担当した原画マン山下将仁氏は、それこそパースアニメーターとして以後業界に名を売った。
何が凄いって山下将仁氏、この時未だ十代だったそうな。
同じ道を走れるかは判らないけど、色んな絵を楽しめる今のアニメワンピを、自分は結構期待して観てたりする。
自分の好きなアニメーターさん(の絵)を追っ駆けて観るという、非常にオタク的楽しみ方でアレだが(笑)、時には裏方さんにも目を向けましょうって事で。
最後に付足し、今週こっちで放送された「第400回 ロジャーとレイリー、海賊王とその右腕」は、作画より演出の回でした。
静かな話だったんで作画スタッフは楽だったんじゃないかと。
シャッキーさんやルフィ、レイリーらの仕草が実に丁寧に表現されていて、感動してしまった。
【おまけ】
今更ですが映画こなん「戦慄の楽譜」について。
以前「こなん映画には破綻してるものは無い」なんて言ったけど、此処数年は破綻してたと思わなくもない。(汗)
特に「探偵たちの鎮魂歌」は…ぶっちゃけこれ十作目記念の顔見世だと思う。
いや好きだと言う方には失礼申し訳無いが、やっぱりキャラ(ほぼ)全員出しての話作りは無理が有った。
テンポが良かったのが救いだけど、そこにまた不自然さを覚えるという…ゲームをプレイしてる様な感覚っつか。
「紺碧の棺」は…解り易いけれど油あっさり、子供騙しにも程が有る様感じられた。(これまた好きな方には失礼、けど個人の正直な感想って事で…)
そこへ来て「戦慄の楽譜」…心配してたけど面白かった。
謎解きだけに絞るなら、今迄のこなん映画で1番楽しめたです。
「絶対音感」を軸に良く練られたミステリーでした。
「音痴のこなんが絶対音感を持ってるのはおかしい」って意見が当時観たファンの間で出たらしいけど、「絶対音感」っつうのは「音の高さを音名で把握出来る能力」を広く呼ぶんであって、絶対音感の持ち主=優れた天才音楽家を指すんではないらしい。
絶対音感持ってなくとも優れた音楽家は存在するし、その逆も居ない訳ではないらしいんですね。
楽器の演奏が巧く、楽譜をスラスラ読めるのに、歌は下手な人って存在する。
噂ではのだめ役の声優さんがそうらしいけど。
逆に楽器は弾けず、楽譜は読めず、けど歌は上手いっつう人が居る…自分がそのタイプだが。(汗)
マスコミが「絶対音感=優れた音楽家」という誤ったイメージを作り上げたのが悪いんですが…こなんの場合、音の高さを正確に理解出来るけど、己の声で再現出来ないタイプなんでしょう。
のだめ役の声優さんタイプですな。(笑)
ただこなんファンには「こなん=音痴」の設定が頭に有る為、音楽がこなんに絡むそれ自体が「こなんらしくなく」感じられやしなかったかなぁと。
ファンではない自分の勝手な想像に過ぎないんだけど…こなん映画にしては珍しく新一と蘭ちゃんのイチャイチャ度が薄いわ(笑)、そもそも蘭ちゃんの影が薄く映画オリジナルのヒロインのが目立って思えるわで、こなんファンからの評価は芳しくなかったか、或いは薄かったんじゃなかろうか?(あくまで想像だけどね)
面白かったけど、「こなん」じゃなくても成立しそうな話に感じたもんで。
だから今年は「如何にもこなんらしい」映画を作ったのかな~なんて…邪推して御免。(汗)
…書きたい事書き終わった所で、明日からハウステンボスへ行って参ります!
携帯で時々写真上げるんで、お手の空いた際にでも覗いたって下さい。
これは私信になるけどYさんへ…観て少しでも癒しになるような写真を撮って来れればな~と思ってます。(笑)
いやほんと、頑張り過ぎて命削らないようにして下さい…マジで。