豊饒な日々

雨のち晴

陽だまりオルガン

たいくつ

さびしい？

うなづく

さびしいね

まわした腕
まわし返す腕

天使が
大天使を抱きしめていた

こちら側と
あちら側を
つなぐのは
間違いなく
愛だ
わたし
それを見た

名古屋駅まで
帰り道
足を運び
用事を済ます

アイスクリーム
喉の渇き

帰宅
ソファーでまた寝落ち
これで三日連続の寝落ち

鍋を作る

疲れるけれど
豊饒な日々

わたしは
いったいどれだけ
大事なものを
宝を
美しさを
豊かさを
こころを
魂を
言葉を
笑顔を
実務を
毎日
もらうのだろう

もらっても
あまりにも
大きく深い
この幸は
からだに宿り
もらってばかりで
どうしようもない

みなさん
ありがとうございます

得る

くもりのち雨

草木に雨
このうるおい
雀
舞い降りる
涙がある
３点

仏さまのもとに
彼らも
わたしたちも
いる
同じ

次の世で
楽になると思

今日もたくさんもらった

涙の声

朝の冷たい風
目前にある
花

泣き声で訴える人

北に山
その緑

昼寝は野
陽ざしを遮るため
顔にのせた
青いハンカチ
すぐに風に飛ばされ
陽光

暑いぐらいの
日

三人の大切な友達を思う
境目の声

今日もまたたくさんもらった

虹始見 にじはじめてあらわる

清明　末候

虹始見 にじはじめてあらわる

まさしく今朝
雨あがりのくもり空
少し晴れていて

早朝
今日からの七十二候を思って
西の空を見ていた
虹が現われるかもしれない
と

ずいぶん
早くに起きて
昨夜の雨の激しさのあと
ベランダの土は
湿って

部屋の湿度もあって

風は昼すぎから
吹き始め
夕刻
音を出して
吹いている

今日あたりから
虹が見える季節になってきました

爪跡を残す

人の少ない土曜日
労働するは、、、、

燕の巣

石
歯磨き

「爪跡を残す」
という言い方

今日のできごとの
豊饒さ

みどりがいっぱい

背に緑
風
鳥の声
日光
木の影

彼は
動く
やまなし

汚れた方が
生きやすい
汚れた方が
元気になる

ラムネの効力

人の
さみしさが見えた

ハレルヤ
歌う

みどりが
いっぱい

新しい出会い

まあ楽しくいこう
ケセラセラ

みんな遠くへ行ってしまった
生き別れた人もいる
死に別れた人もいる

みんな遠くへ行ってしまった

新たな出会いは
一生続く

直感

インスピレーションの重要さ
直感の重要さ
そのことを
夢に出てきた駐烽ｳんが
ストレートに言った

目が醒めた
夜中の３時
凄い夢だった
自信が湧く夢
啓示の夢
そのまま起きていたい気分だった
心は晴れていた
スッキリしている夜中
半身を起こして
水を飲み
覚醒した感覚
凄い啓示の夢だった
澄んでいる
と想

駐烽ｳんとは何だろう
メッセンジャー？

朝はグレイの空
さつまいもと白湯

あの川沿いの道
宮澤賢治に会える

すべて直感で決める
ほどよい距離感

音がする
ペンが落ちる音
人々の声
空調
紙をめくる音
ドアの音
引き出しをあける音
FAXの音

ロードムービー
道中記の素晴らしさ

Popupをうながされた夢

ケータイの着信音
笑い声

扇風機の青
静止する
プロペラ
脚立
空調の音
外からわずかに
車の音
ブラインドを
少し
開けてみる

折りたたみ椅子
卓上カレンダーの４月
ホワイトボード
貼り紙

あの人にとって
薬師寺如来とは
何だろう

虚空蔵菩薩

もう人の内心なんて
どうでもいい
彼を書きたい

枯葉
錆びたチェーン

弁天通りを
歩いてゆく
歌いながら

鴻雁北こうがんかえる

清明 次候

鴻雁北　こうがんかえる

雁が北へ帰っていく季節

花に寄る

沖縄の青年

稲垣足穂の題名
『生活に夢を持っていない人々のための童話』
その装丁まで
今でもおぼえている

気が晴れない
晴れなのに

人の言葉が聞こえる場所
水が流れる音がする
元気がない時は
花に寄る
花は凄いエネルギーを出して
咲いているから
その脇にいるだけで
気がもらえるという

昼の公園で
水辺があり
木があり
座る石や
ベンチがたくさんある公園
赤いチューリップが
たくさん植えてある
すみれも
その脇に座り
静かにしている
『星めぐりの歌』
鳴る

あの時と同じ
あの路地を
黙って
戻っていった
あの時と同じ

星めぐりの歌

くたびれて
家に帰り
宮澤賢治の
『星めぐりの歌』
を
胸に
宿せば
心が
澄んで
自分がいる場所
が
わかる

宮澤賢治の
『星めぐりの歌』を
聞いていると
宮澤賢治は
絶望していたんじゃないか
と思うのだ

今でこそ
宮澤賢治が
仏の遣いであったことを
知らされるのだけれど

仏性というのは
こういうことだ
宮澤賢治は生きながらして
すでに仏だった
するべきことを全部して
帰っていった

その中の一個が
この
『星めぐりの歌』なのだ

救われた

賢者の帰宅

今日
八百屋に出かけた
自転車で

いつものように
青いバスケットかごに
野菜と果物を入れ
イチゴが安かったので
買った
レジを済ませて
「これイチゴ用です」
と大きなレジ袋の他に
小さなレジ袋をもらった
いつものように
レジ袋は野菜の上にひらりとのったまま
外に出て
野菜を詰め替えるための台に歩いた
その時
風が吹いて
イチゴ用のレジ袋が
ひらーりと
飛んだ
あ
と思って
見ると
乳母車を押すおじいさんが
それを拾った
ああ良かった
と思ったのも
束の間
「これ」
おじいさんは
近くの「若い」奥さんに拾ったレジ袋を渡すではないか
おかしいぞそれは
「あどうもすみません」
と
「若い」奥さんも受け取る
おかしいぞそれは
そのレジ袋は
わたし小久保圭介のものだ
返せ庶民
と思ったけれど
いずれにしても
リュックに入れるので
レジ袋は余る
大きなレジ袋にイチゴを入れ
自転車を押した
これがいわゆる
「ついてない」
というやつだ
こういう時は
ともかく
用事を済ませて
すぐに家に帰るのが賢者
それからスーパーに行って
食材を買い
賢者は帰った
疲れた

花粉の打撃

花粉の打撃が
かなりきつく
体がしんどい

今日も終日
部屋で静かにしていた
風邪と同じ症状
たまらん

とも言っていらない
体を動かさなかったら
今度は腰がよろしくない
というわけで
寒かったけれど
散歩にでかける
ラジオ体操もする
スワイショウもする
ところがスワイショウがよくなかった
やり過ぎて
左腰下が痛い
過度は禁物

気温差で
自律神経もめちゃくちゃでんがな

インナーマスク

昨日
インナーマスクをして
花粉防護メガネをかけてみた
ところが
メガネがくもる
そこで
メガネのくもり止めスプレーを購入
買っておいて良かった

まあマスクもテッシュを挟んだり
外側内側に折ったりして
メガネがくもらないようにする方法も
知ったけれど
まあ労働でくもるとまずいので
スプレーを持ってきておいて
良かった

というわけで
今日はかなり
花粉被害をまぬがれた
国民病だとかなんとか
って知らないよ
そんなこと知らない
ともかく
自分の身は自分で守ろう

物理的花粉対策実行委員会

静かにしている
一人で
静かにしている

思いついて
カーマにゆき
花粉用メガネを購入
これがすこぶる快適
さっそく使って帰宅
これで大丈夫
あと一カ月

それから
インナーマスクを作ってみた
これも効果抜群