kotoba日記                     小久保圭介

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三島さんとパイナップル教授は知己だった

2021年03月26日 | 生活
  


鈴木大拙先生と
スピリチュアルな話

一応
5月の連休に
鈴木大拙先生と
三島さんの墓参りと
真言密教の名高い京都は
東寺に行く予定だけど
新型コロナウィルスで
行けぬかもしれぬ

三島さんのお墓のある場所と
命日はパイナップル教授に
電話で聞いた
「墓に僕はね、神戸で仕事に行った帰りに、寄る程度だったけどね」
降りる駅と墓苑を教えていただいた

パイナップル教授はマジで
かなりのインテリ

ともかく
横浜国大の法学部大学院までいって
確か教授か助教授か准教授の職を得たけれど
かくかくしかじかの理由で退職
その後
確か
その前後
金沢大学にも行ったか
教鞭をとったか
どっちかだったけど
忘れた

三島さんとパイナップル教授は知己だった
「パイナップル教授に会いたいなあ」
と三島さんに言うと
すぐに実現して
三人で今池のサイゼリアで
話したことがあった

パイナップル教授は
その時期に書いていた論文をコピーして
私に「こんなことやってます」
と論文を頂いた

法学の関係で何十年かやっていると
司法の免許が取得できる
けれど実際に司法の仕事に就くのは
緑本(裁判記録)もないし
むつかしい

一時期
体を悪くして
廃人の如くになり
死の淵をさまよい
それをきっかけに死を考え
超自然現象の科学的考察を重ね
渡米したとかしないとか

現在は経済学をやっていて
近々
岩波書店から本を出す予定の原稿を
書いている最中
という凄い方

結局
本物の学者は
あらゆる学問の
構造と基本ができているから
応用ができる
わたしが電話で話す単語は
すべて理解する

いつだったか
まだパイナップル教授が
同じ労働をしていて
坂道がある労働場で一緒になり
話していると
教授が
あまりにも高い教養の持ち主であることを知って
パイナップル教授に
「とりあえず英訳して末竄チたらどうですか」
と言うと
「友達から誘いがあるけれど」
「やったらいいのに」
と言った

そのうち
会社をやめ
風の噂しかない

ずっと昔
いろんな事情があり
思いがあり
パイナップル教授は
重い荷物を
ご自身で背負ってしまった

それが今に至る
その詳細は書けないけれど
なんと
純粋な方なんだ
と思った

「小久保君、また近いうちに話そう」
と今池サイゼリアでの会食を言う
「はい、お会いましょう。近いうちに必ず」

相変わらずの
貧乏学者のパイナップル教授は
学問をする以外
実は何もないのです

一時期
廃人の如くになった後
回復期のあの時
三島さんと三人で
お会いした時は
廃人から這い出していた

ステッキを持って
「やあ、小久保君、久しぶり!」
とステッキを高く上げて
サイゼリアの僕らのテーブルに来たっけ

そんなこんな
これを書いている今も
三島さんは空の上から
笑っておられる

三島さんとは
思えば
まさしく
利他の人であった




スピッツの『チェリー』の
ハモリを練習するけれど
むつかしい







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