kotoba日記                     小久保圭介

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見つめる

2009年12月01日 | 生活
街中は、カラスがいます。
毎日、カラスを見ているので、
いるのが当たり前になっています。
オジは時々、「カーちゃん」と、
声をかけています。
「カーちゃん」が同じカラスなのか、
カラス全部を呼んでいるのかは不明です。
以前、
自然科学に明るい草薙先生と、
労働を共にしたとき、
「あ、あのカラスは友達です」
と、一匹のカラスを目で追って言いました。
草薙先生は、間違いなく、
カラスの群の中の一匹を、
識別していました。
たぶん、オジもそうだろうと思います。
道路を歩くカラスを見ていると、
時々、ピョンピョンと、ジャンプして、
前進します。
そして、みかんの皮を食べています。


「人間の心の中なんか、判らないものだよ」、
というセリフが、ずっと頭の中に残ったままです。
それはリリーフランキーが映画「ぐるりのこと。」で、
妻に言っていた言葉。
正確な引用ではないかもしれません。
主獅ヘ間違ってはいないと思います。
自分の心の中も、
人の心の中も、
本当のような顔をしているから、
それが本当だと思ってしまうけれど、
本当のことも、
時間の経過によって、
変容してしまいます。
「石の心がもしあるのなら、しがみつきたい夜もある」
と歌ったのは、田中知向さんというシンガーソングライターでした。
石のような心はなく、
あるのは、海。
ただ、揺れ動く、
ただ、見る、見つめる。
コメント
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