午後から認知症セミナーをZOOMで受けました。家人も私も記憶が低下してきているからそれを少しでも遅らせる方法を見つけるためです。認知症であるかどうかは日常生活に支障があるかどうかが基準となります。アミロイドβがモノマーのときは排出されますが中年になるとオリゴマー(oligomer:モノマーが結合した重合体のこと)になり、排出され難く蓄積し神経細胞を損傷させるため認知症が発生します。それを血液検査とか頭部PET検査とかでは判定出来ないらしい。結論から言えば、①体重(BMI)を適正に保持し筋力を衰えさせないことが大切で運動強度(METs)を考えて出来るだけエネルギー消費量の多い運動(筋力を付ける)を継続してやりなさい。②食事においては認知症にならないための食事療法を考えるよりも食材をバランス良く食べることが大切です。③社会生活において人との交流を心懸け、孤独に陥らないようにすることです。孤独になると”うつ”になりやすいからです(”うつ”→ストレス増加→認知症が重症化しやすい)。④考えることをしなさい。脳トレでも何でもよい。自分が興味を持ったことに取り組みなさい。このようなお話しでした。私たちは今のままで”可”なのだと思いました。
◆焼き物三種(鮭・鶏肉・レバー) ◆ふろふき大根 ◆ちぢみほうれん草のピーナツバター和え ◆昆布の当座煮 ◆味噌汁 ◆ご飯
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追記: Mets(metabolic equivalents:代謝当量)
Mets=ある運動・作業時のエネルギー消費量が安静座位時消費量(酸素摂取量)と比較して何倍であるかを示す運動強度の指標
即ち、安静座位時を1Metsとしてラジオ体操は3~4Metsですから3~4倍のエネルギー消費量(運動強度)があるとします。
そして厚生労働省はメタボリックシンドローム予防(生活習慣予防)のために「健康づくりのための身体活動基準2013」で3Mets以上の身体活動を1週間に23Mets・時を行うことを推奨しています。