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郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

眠り

2022年08月03日 | 日記

 家人は朝、昼、夜と食事が済めば眠りに行く。夜は普通だけれど朝、昼はおかしいので聞いてみた。よく夢をみるらしく、寝ていても寝ていないのではと言う。夢の中身は覚えているようでハッキリとこうだと言えないが、若いときのことや会社時代でいつも違う内容らしい。夢で魘〔うな〕されることもないから悪夢ではないが楽しく笑えるものでもない。坦々とした物語だと思うと言う。物語だから起伏がないわけではないが、夢の中では淡々と展開されて進んでいくらしい。夜に寝れていない分以上を朝、昼で補っているからまた夜、夢をみて寝れない悪循環に陥っているのかも知れない。けれど、夢をみるなと言っても自制の効くものではないので朝寝、昼寝を止めてみてはと提案した。私はぐっすりと寝ているようでそれほど夢をみることは少ないと思う。家人のように不安に思うことが少ないからかも…。
 公園のピンク色の花の木槿〔むくげ〕が写真が撮れる高さに咲いていたので撮りました。花言葉は「信念」だそうです。昨日、夕方に花を撮ろうとしたら既に萎んでいました。木槿の花を「槿花」と言い、 木槿の花は朝に咲いて、夕方には散ってしまうことから「槿花一朝の夢〔きんかいっちょうのゆめ〕」と言うらしい。だが、家人の夢(眠りの浅さ)はまだまだ続いていくのであろうか。

 今日の夕食は、


 ◆ミンチカツ ◆豚肉と茄子の唐辛子炒め ◆ほうれん草のお浸し ◆なめこの味噌汁 ◆ご飯
   ~  ~

  追記: 「槿花一朝の夢」は白居易の詩「槿花一日の栄」の読み替えから来ています。
松樹千年終是朽 槿花一日自為栄 (松樹は千年なるも終〔つい〕に是れ朽〔〕ち、槿花は一日なるも自ずから榮と為〔〕す)
→ 松の木は千年の寿命をたもつが、いつかは枯れ朽ちる。短命の木槿の花は今日一日を華やかに咲き誇る。
→ 人生は夢幻のようなもので、長寿を喜ぶことも無く、短命を悲しむことも無く、それぞれの与えられた人生をまっとうすればそれでよい。


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