郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

福祉関係の料理講習会

2014年11月08日 | 日記

 年2回の料理講習会の日です。材料の入った箱を自転車の荷台にくくり、前かごにも調味料や道具を入れ、市立障害者福祉センターまで行きました。今回は骨粗しょう症予防献立にしました。皆さんに気に入って貰い楽しく、充実した実習ができてうれしかった。  家人は9回目の市テニス教室の日です。それが終わった後、昼食を摂るとすぐに感染症講座に行ったそうで夕方帰ってきました。今年はデング熱、エボラ出血熱の話です。正しい知識を身に付け、適切な対応が取れるようにしなければなりません(⇒後述の追記を参照して下さい)。  

 今日の夕食は、









 ◆肉豆腐
 ◆鮭のから揚げサラダ
 ◆南瓜旨煮
 ◆ご飯



   ~ 肉豆腐はすき焼鍋の方が雰囲気が出ますね。 ~ 
≪追記≫ 配布資料がなく、家人なりの要約です
・デング熱~ネッタイシマカやヒトスジシマカなどのヤブ蚊が媒介するので虫よけ剤ディートを肌にスプレーする。日本で販売されているのは12%しかなく、1時間しか効果がない。米国品は34.3%もあり、12時間の効果がある。ディートは匂いがきついので嫌う人はユーカリ油を肌に直接塗る(但し、赤ちゃんはシリカが含まれているので危険)。蚊の体内でフラビウイルスが生きているが、蚊は10℃以下では生きられないので日本では冬を越せない。フラビウイルスは4種類あり、蚊に刺されると古典的デング熱に感染するが、1週間で治る。同じ人が2度目にウィルスを持つ蚊に刺されるとデング出血熱になる。1回目の抗体と2回目の抗体が微妙に違い、喧嘩をする。これが悪影響を及ぼす。日本で感染したのは古典デング熱の方だけである。世界で約5千万~1億人が感染し、この内約2万人が死亡する。冬でも20℃のシンガポールで流行している。治療法、ワクチンなし。空き缶は水が溜まり蚊の発生源になるので置かないよう要注意。 
・エボラ出血熱~出血しないので本当はエボラ熱。4種類あり、①ザィール型②スーダン型③アイボリーコースト型④ブンディブージョ型の内、①②が怖い。死亡率は①90%、②50%で同じフィロウィルスであるが性格が違う。フィロウイルスは蝙蝠〔こうもり〕が原因である。ザィール(コンゴ)では蝙蝠をスープにして食べる風習があり、生煮えのものを食べたのではないかと思われる。ある村では弱ったチンパンジーを子どもが抱えて村に戻って来て、子どもから村中の人が亡くなった。人間の場合、エボラ熱の潜伏期間は最大21日(平均約1週間)です。ウィルスが入って来ると免疫細胞に食べられるが細胞内で生きており、血液、リンパ腺を通って肝臓に到達する。肝臓が冒され脇腹が痛くなる症状が初めに出る。症状が出るまでの間は感染しない。また、直接触らなければ感染しない。即ち、空気中で90分放置されていればウィルスは死ぬので空気感染はしない。罹患者のくしゃみでミストが飛んで感染することはありえる。富山化学のインフルエンザ薬「アビガン錠(ファビピラビル)」は効果がスペインの患者で確認された。これはウィルスを阻害するのでウェストナイル病、デング熱、手足口病などにも効果がありそうで副作用もない。但し、胎盤を通過するので妊婦(赤ちゃん)には危険。抗体治療剤ズマップ薬も効果あるも、1人分を作るのに6ヶ月要し値段も1300万ドルと高い。ワクチンは3種類あり、例えば風邪を引き起こすアデノウイルスにエボラウイルスの2つの遺伝子を組み込んだものから成る。抗体を作るのに2週間かかり、2ヵ月後に2回目を射ち、3回目も必要で値段が高い。その他、フィロウィルスは豚肺で増える。アルコール消毒は効果あり。


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