｢ありがとう｣の意味

　沖縄の義姉が亡くなって1周忌を迎える。亡くなられる数ヶ月前？かに家人と義姉が電話で話をしていた。家人が姉が私に電話を替わって欲しいと言っているとスマホを私に渡した。義姉は｢ありがとう｣と言ってくれた。電話で話すのはお互いに初めてであったので何を話してよいか分からずに家人にスマホを返した。そのときにもっと義姉と話しをしておれば｢ありがとう｣の意味が分かったのにと後悔をしましたし、病気（義姉はガンが転移して入退院を繰り返していた）以外の沖縄のことなど違うことでも聞いて義姉のことをもっと知ろうとしなかった自分に腹が立ちました。義姉が亡くなられ、もう何の話しも出来ないから特にそういう思いが強く感じられます。私は｢ありがとう｣の意味を考えてきました。そして、自分が義姉の立場だったらと考えたとき自分を尊敬して接してくれていることに対して感謝を述べるのではないかと気付きました。物や褒め言葉が無くても振る舞いで相手を尊敬していれば相手はきっと分かり、その気持ちに対して｢ありがとう｣と感謝と労いの言葉が出るでしょう。互いに尊敬と信頼の関係が無いところに｢ありがとう｣は自然と口からでませんよね。私は義姉との関係が互いに尊敬の上に成り立っていたことにホッとしました。

　今日の夕食は、


　◆鰺とズッキーニのフライ　◆肉じゃが　◆胡瓜とカニカマの酢の物　◆モズクの天ぷら　◆そうめん汁　
　　　～　　～