雨の予報が一日天気が持ち、明日雨になる予想に変わった。でも、お天気お姉さんはそんな予報をしたなんて噯〔おくび〕にも出さず、今日は曇りで明日が雨ですと淡々と、しかも堂々と説明してくれます。雨が延びた理由を相手に分っても分らなくても簡単に言ってくれれば、予報を聞く方も天気を予想するのは難しいんだと納得するものをと思う。自分の気持ち、相手の気持ちって大切ですよね。私がお天気お姉さんに不快な気持ちを持ったが、その理由が気遣いに欠けていたことに因るように思った。が、それはでっち上げだったかも知れない。自分の感情は理解出来ていると普通思っているが、実際はそうではないことが多いらしい。このケースで言えば、出掛けない今日が雨で、外出する明日が晴れを望んでいたのかも知れない。人間は、自分の感情の源も、感情そのものも、自身にとって謎であり、たまたま道理に適ったストーリーを思いつき、それを自分の気持ちとして代弁したに過ぎない。どんなに内省しようが本当のことに意識的に辿り着くことは出来ない。だから、感情をうまく作り話で纏められれば、自分の心はそう錯覚してしまう。幸せな振りをすれば幸せになれるとしたら、幸せな振りをして行こうと思った。
今日の夕食は、
◆和風ハンバーグ ◆鮎塩焼き ◆青菜白和え ◆もやし生姜酢 ◆ご飯