郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

冷たい指

2012年01月26日 | 日記
 Wifeが姫路に行くので朝いつもより一時間ほど早く起き、朝食をそこそこにして自転車に乗せてJR駅まで送って行く。行きはそうでもなかったが、手袋をしているのに指先がヒリヒリと冷たさで痛む。起きるとか、気温の冷たさとか、習慣の慣れが大きく影響している。もっともっと冷たく寒いところでも人間は生きているし、今日も私たちと同じ道を自転車で、徒歩で通勤している人は多い。指の冷たさを感じるのは今まで楽をしてきていたからだと気付き、今までに感謝する気持ちにならないと不満が口に出る。ほんの少しの異次元に自分を置いても、新鮮でいろいろなことを感じさせ、考えさせてくれる。いろいろなことがあるから面白い。それを楽しまねば!。わが家でもクリスマスローズが身を屈めてはいるが、何も言わずに咲きだした。

  冬朝の格闘もなく
 冬の朝起きでも一気に飛び起きる。布団の中で逡巡することがない。自分としては驚くほど決断が早い。仕事のミッションからの習慣で、いつのまにかそうなった。昔は、冬の寒さと眠気とに格闘していた。後何分、切りのよい時刻までと潜りこみ、その時刻が過ぎてしまったら、また後何分と遅らせたり、一気に飛び出すと身体に悪いとか、足同士で擦って全体が覚醒した方があとあとよいとか、都合のよい理由をつける。一方で決断を先延ばしすれば、またまた起きるのが億劫になる。何をしていると叱咤激励する。それで早めに起きれたときは、やれば出来るんだと自分を褒め、大事を成した達成感に浸る。でも一瞬、何の仕事をしたのだろうと考えると愕然とする。今日一日はこれから始まるのだと思うと気が重くなり、また布団に入りたくなることがよくあった。今はもうない。習慣て恐ろしい。ミッションがなくなった今も、格闘もなく起きている。


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