郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

サボテンの棘

2012年01月13日 | 日記

 平塚から高槻に持って来たときは30cmの高さのサボテンでした。今はヒョロヒョロと伸びて背丈が1m以上になった。このサボテンの棘が指に刺さりチクチクと痛い。黒い棘が見えるのだが、なかなか抜けない。縫い針で皮膚をほじくって黒い棘をやっと出した。もし、孫たちが来てふざけてサボテンの棘に刺さると大変だと3時間も掛けて大きな棘をすべて抜く(写真は抜いた後のサボテン)。棘は綿毛に覆われた刺座から四方八方に5mmから20mmの長さのものが5、6本出ている。その棘は堅くて取れない。この根元の刺座は何に支えられてこのように堅牢なのか分らない。身を守るため何万年の年月を経て、葉を退化させ茎と棘だけの身になったサボテンの考え出した知恵がそこにあるのかも知れないと思いながら棘をコツコツと抜きました。
今日の夕食は、












◆鶏もも肉のトマトソース ◆春菊サラダ ◆栗きんとん ◆南瓜スープ ◆ご飯

 サボテンは江戸初期に南蛮人がウチワサボテンを切ったものを石鹸(シャボン)として衣服の汚れを落とすために使っていたことから石鹸体(さぼんてい)と呼ばれたことに由来する。英語のカクタスCactusはギリシャ語の棘だらけの植物カクトゥスCactusから来ている。

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