僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

とんき(目黒)

2024年04月19日 | 揚げものをいただく

ロースかつ定食を頂く。

なんだか剣道場のような板張りの調理場を
取り囲むように巨大なコの字カウンターが配置される。
きれいに磨かれた木目のカウンターも
まさにとんかつのための舞台。
入り口で発注したら
カウンターの後方長椅子で
好きなように座って待っていると
突然カウンターの中から声を掛けられる
不思議なウェイティングシステム。
常連と思しき親父さんが
瓶ビールでお新香を楽しんでいるが
瓶は赤星!
これはあなどれない店だな・・・。

暖簾をくぐって20分ほどで
この空間の主役とんかつ様のご到着。

肉に張り付かない薄ーい
クリスピー衣が売りとのこと。
なるほどサックサクでこれはうまい。
ごはん・キャベツはエンドレス、
豚汁は1杯のみお代わり無料。

食べているうちにもう一つ気が付いたのが
カツの切り方が細かいだけでなく
中央からあえてずらして非対称にカットすることで
一つとして同じ肉片がなくなり
全ての切れ端が異なる味わいとなることだ。
これはもう発見といっていい!
ご飯何杯でもいけるし
毎回違う味がするとしたら
どうですか皆さん!
いい店だ!

ゆかり(京橋)

2024年04月16日 | 麺をいただく

特製醤油らぁ麺を頂く。

今月オープンの京橋の新店。
むむむ。
既視感あふれる
ローストビーフのようなピンクのチャーシューに
丼ぶり半周はあろうかという
くっそ長い穂先メンマ。

なんとはやし田の関連店。
これはリサーチ不足。

はやし田監修の中で初お目見えとなるのが
こちらの鶏白湯だったようで
興味のある方・はやし田ファンの方はぜひ!

伊藤(銀座6丁目)

2024年04月14日 | 麺をいただく
当時は王子だったけど
まさか銀座に進出していたとは!
銀座とはいえ銀座シックスの路地裏のしかも地下という
なかなか香ばしい立地。
カウンターの中は
外国人男性のワンオペで
なんか相変わらずだなぁと
懐かしさに思わず苦笑い。
中華そばの中を頂く。
麺+汁+葱の
シンプルすぎる3拍子構造も以前のまま。
なつかしい笑。
こしのある丸ポソ麺はかつてのままだけど
煮干しのえぐみはかつての王子の方があったような。
都会の人波にもまれて
消えてしまったのかしら。
キラキラした煮干しの銀皮も
以前の方がスープに浮いていたような。
ま、思い出補正ってことで!

半月(銀座6丁目)

2024年04月13日 | カレーをいただく
ここ何年も狙っているカレーがあるのだが
今回もふられてしまい
受賞の銀座半月で2種盛を頂く。
(銀座6丁目のはるかなるカレーはいつ開店しているのだろう・・・)
ご飯はもちろん大盛300g。
右が自家製ラー油の中華風チキン、
左が日替りのベジキーマ!
先日は和風チキンだったけど
どのあたりが和で中なのかは知らん笑。
芸術ともいえるこの美しさに刮目せよ!
さらにうまい!!
最終的に中央のダムを取り払って
まぜまぜして頂くのが一番うまいのだけど
それをわかりつつも左右交互に頂くのが
じらしの哲学ってもんだぜ。
右からサラッと
スープをライスを馴染ませつつ
時折チキンの存在感をほおばりながら
逆に左はネットリと
キーマの固形感にライスを差し込みつつ
フレッシュ野菜で意外性を
全く違った旨味を楽しむ。
相変わらずすばらちい。

山登(京橋)

2024年04月11日 | 麺をいただく

バイ貝の煮物
だし巻き卵
車エビの天ぷら田舎蕎麦
を頂く。
ランチはやっていないのかと思っていたら
そうでもなく
やったりやらなかったりらしい。
バイ貝は2個入りで

えっ
お通し?
と思うほど寂しい・・・。
だし巻き卵はほっこり厚手で

しっとりと頂き甲斐甲斐があるもの。
店内はそばの香りが素晴らしく充満しており
蕎麦の巨釜から離れていても

強烈な香りが激しく流れてくるほど
蕎麦好きならこの香りだけで
お酒が進むはず。

天ぷらは塩推しの様子。
蕎麦は田舎蕎麦と更科蕎麦の2種から選ぶが
それぞれどんなですか?との問いに
「田舎蕎麦は・・・」と田舎スタートだったので
田舎推しなのかな?
幅広くはあるが薄いので下に触れる部位が大きく
頬張った瞬間に蕎麦の香りが口いっぱいに広がり
噛むほどに味わいが広がる。
朴訥とした田舎蕎麦に都会的な洗練された食感を加えた感じ。