これまたすげえ温泉だな・・・。
ぱっとみ安普請の集合住宅
よく見ると一回部分にトタンに覆われた突起エリアがあり
あぁここが温泉か・・・。
となる。
玄関で靴を脱ぐと正面にコインランドリーが。
なるほど
ここは湯治場で
上階には長逗留の爺婆がゴロゴロしているわけだ。
観光客がキャッキャしながら
交流を楽しむ湯ではないらしい。
湯殿もさらに無骨。
左右の内湯はともかく
トタン屋根のプレハブゾーンが激アツ。
掘った湯殿。
箱型の湯殿。
御影石をくりぬいた湯殿。
いずれも天然ガスでボコンボコンと騒がしく
八王子ラーメンのような焦げ茶色のお湯が
所狭しと暴れまわっている。
ほのかに磯が香りはするものの
味もさほど強くなく
見た目の苛烈さと裏腹に
肌にピタッと吸い付く
実に入りやすいお湯。
温度も熱湯からぬる湯とコントロールされており
さすが湯治場、
お湯で勝負の面目躍如といったところか。
素晴らしい。
