旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

はじめてのルーヴェン

2019-11-09 09:00:00 | ベルギー
ベルギーで大学都市と言えばルーヴェン。
※フランス語ならルーヴァン
美しい街だときいていたので一度訪れてみたかった。
↓この装飾でいっぱいの建物が市庁舎↓

↓となりに見えるピーターズ教会よりも派手↓

ピータース教会は地盤が弱くて塔を建てられなかったからなおさら地味。
こんな「鐘つき男」はおりますが

市庁舎のとなりにある、いわば宴会場「ターフェルロンド(円卓)」もすばらしい↓

この建物は我々が宿泊したホテル!※最後に内部の様子をお見せします
到着した時の夜景↓

ルーヴェンの市庁舎はブリュッセルよりも低いが装飾はこちらの方が美しいと言われている。
それは、ブラバント公爵の宮廷がブリュッセルに移転する前にはルーヴェンにあったから。
いわば首都であったから。
↓市庁舎は1448年から1469までに建てられたとガイドブックに書かれていたりするが、彫刻にはナポレオンも出てくる↓

↓髭が立派なベルギー二代国王レオポルド二世↓

つまり、これらの彫刻は19世紀に飾られたものだ。

市庁舎と教会の広場に大学町としてのマスコット像「フォンスケ」がある↓

半分になったアタマに「知恵の水」を注いでいるのだそうだが、ビールを注いでいるように見えてしまう。
「フォンスケ」はアルフォンソというスペイン系の名前からきているが※ベルギー領はかつてスペインが支配していた土地
「泉」という意味もあるのだろう

ルーヴェン・カトリック大学五百五十年を記念して1975年に設置された像

↓ミュージアム↓


↓大学図書館のそびえる広場に出た↓

この図書館は第一次大戦当時無残に破壊されたが、再建にはアメリカと日本が多額の資金援助をした。
↓再建された建物の二つの角に↓
アメリカのシンボル白頭鷲↓

↓日本のシンボルに狛犬と菊の御門


↓広場の真ん中にある巨大な虫の刺さった柱↓

かの昆虫博士ファーブルの曾孫がアントワープ出身のアーティスト、ヤン・ファーブル。
玉虫の羽の巨大な作品が王立博物館入ってすぐに展示されていたことがある。

↓大学の町らしい?(笑)




街をあるけばひっきりなしに寿司屋の看板がある

**
今回のルーヴェン滞在でどうしても触れておかねばならないのが、宿泊したターフェルロンドホテル。
↓すっきりとモダンできれいなホテルなのだが…

↓ベッドから洗面所へのとびらがない!

便器とシャワーが同じ床に続いている
日本人にはちょっと馴染みにくい空間なのだけれど、ヨーロッパの方々はこれでOKなんでしょうか?
カーテンが電動なのはいいのだけれど、表示ボタンが小さすぎてどこをおしたらいいのか分からない

バリア・フリーに見えて、バリアだらけの部屋に思えた。
↓朝食のコーヒーマシンも最新式すぎて…

みんなで囲んで思案してしまいました
歴史的な建築で雰囲気はとてもよいのですがねぇ…



***
ルーヴェンが世界に発信するステラ・アルトワ・ビール


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